当たり前ながらプリンタ本体も買い換えました。
選定条件は、小型・バッテリー駆動可・iPhoneから印刷ができることの3点。
で、候補に挙がったのはHP/EPSON/CANONの3機種。
スキャナまでついたオールインワンのHPは、スキャナを個別に持つことで候補から外れました。
で、残りの2点のアマゾンレビューを比較してみたら、EPSONのレビューがメタメタで・・・
レビューの数自体は少ないものの、冒険する気にはなれなかったので、今回はCANONのプリンターに決定。
というわけで今回は。
CANONのもモバイルプリンターはiP90のころから気にはなっていました。
バッテリー駆動可(バッテリーは別売り)、モデルチェンジは数年おきで息が長い、必要最小限の機能で過不足なし。
この特徴を維持したまま、iP100,iP110と進化してきました。
ちなみにiP110は2014年発売の商品。すでに4年たってます。
それだけ、安定した機種であるといえます。
(ニッチな商品なので、開発にお金をかけられないのかも…という邪推は置いといて)
本体はスキャナと一緒にぽちったのに、届いたのはスキャナよりも数日後。
というわけで、レビューがスキャナの後になってしまったわけです。
届いたのはいつものニヤリ箱。
中身は当然プリンター本体。
バッテリーは中古品(ほぼ新品)というのがあったので予備インクとともにぽちりました。
ちなみにバッテリーがスキャナより早く到着してたのは内緒。
箱の開け口は上の方。
取っ手の穴が抜けるようになってます。
この位置で穴を抜いても、持ちにくそうな気が・・・
蓋を開けると保証書とマニュアルが。
よくできてるなーと思ったところは、箱の耳に同梱品リストが乗っていること。
全部引っ張り出してから、マニュアルを見つつ確認するのは意外と手間なので、こういう気づかいはうれしいです。
リストを確認しつつ、中身を出していきます。
プリンタ本体、マニュアル類。
インクセット、ACアダプター、ドライバCD、その他もろもろ。
全部引っ張り出して、並べてみます。
同梱品リストのところにも書いてありましたが、USBケーブルはついてません。
Wi-Fi対応品なので、ケーブル不要でセットアップできます。
・・・私は手持ちのケーブルを準備しましたが・・・
壊れた旧プリンタと比較。
どちらもA4対応、フットプリント自体は大差ありません。
ただし・・・
厚さは段違い。
ノートPC用バッグに入れて持ち運ぶため、薄い方が収まりがいいです。
緩衝材を取りつつ蓋を開きます。
メインパネルはボタンのみ。
紙の出口のふたは上蓋と磁石でくっついているので、上蓋を開くと勝手に下のふたも開きます。
単純だけど便利な仕掛け。
ここからはマニュアルを見ながらセットアップを進めます。
アダプタをつないで電源オン。
で、中蓋を開けると、ヘッド取付金物が中央に移動してきます。
前のプリンターを選んだ時に、インクタンクにヘッドが付いている機種を重視していました。
これは、モバイルプリンターは使わない時期は数か月から1年以上バッグに入れっぱなしになっちゃうため、インクが固着してしまう可能性が高いためなんです。
今回CANONのものに変えて、気になっていたのがまさにこの点だったんですが。
なんと、プリンタヘッドが取り外し可能で、インクタンクとも別になっています。
ただし、このプリンタヘッド、CANONの消耗品リストに載っていません。
Amazonで検索すると、再生品や非純正品がちらほら、しかも結構なお値段。
・・・大事に使わなきゃ・・・
ヘッド取付金物の固定金物を上にあげます。
そしたら、この袋を開封。
中身はプリンタヘッド。
取付金物にはめて
固定金物でロックして完了。
次にインクタンクをセットします。
カラーと黒は別インク。
黒インクの方が若干細め。
カラーインクは若干太め。4色が1個になっています。
上の▲を合わせてはめ込み・・・
下を押し込むとパチンと入ります。
きちんと入ると、インクタンクのLEDが点灯するのでわかりやすいです。
中蓋を閉めると、インクをヘッドに補充します。
電源ランプが点滅から点灯に変われば準備完了。
初回のみヘッドの調整が必要です。
付属の専用用紙を入れてリセット。
で、ほっとけば調整完了・・・
楽といえば楽なんですが、なんというか、いじり甲斐がないというか・・・
ここまで終わったら、一度電源を切って、外部バッテリーを付けます。
中古品のオプションバッテリーセット。
箱を開けるとマニュアル。
でもって、中身は新品でした。
ラッキー!
このセットは別の機種とも兼用になっているようで、カバーが2種類入っています。
iP110で使うのは大きいカバー。
バッテリーはカバーにセットしておきます。
で、本体裏側のシリアルナンバー横の端子カバー。
外すと、端子がむき出しになります。
端子カバーはここに収めるようになっています。
で、バッテリーをはめてねじ止め。
・・・ごついわ、簡単には外せないわ、シリアル隠れちゃうわ・・・
実は、これで設定完了だと思い込み、翌日現場に持ち込んだのですが、なぜかWi-Fiが一向につながらない。
ステータスシートを印刷してみると、ネットワーク関連の設定が中途半端なような・・・
実はこの後、CANONのHPへ接続して設定を終わらせないとプリンタが使えるようにならないことがわかりまして。
結構悩んでしまいました。
マニュアルにはちゃんと書いてあったのに。なれと思い込みは間違いのもとですorz
ちなみに印刷品質は及第点。
十分奇麗で十分早い。
カラー印刷時のコントラストがちょっと弱いような気がするくらいかな。
また、Wi-Fi接続の場合、ルーター経由モードとダイレクト接続モードを切り替えられるようになっているのですが、画面がないので覚えにくい。
Wi-Fiボタンを押すと、電源ランプが点滅を始めます。
点滅3回で離せばダイレクトモード、点滅4回で話せばルーター経由モード。
覚えてしまえば簡単なんですが。めったに切り替えないので、ちょっと悩みます。
覚書を兼ねて、ここに書いてたりして^^;
というわけで、現場での書類印刷に大いに役立ってくれました!
今現在は、スキャナとともにPCバッグの中で次の出番を待っています・・・