D70修理日記

季節は春・・・文字通り春爛漫であります。
桜前線の北上を記念して今月号のBackGroundColorは桜色にしてみました・・・如何でしょう?

さて、他のメンバーの方も書かれると思いますが今月号ははWING始まって以来初となるお題限定であります。
どうゆー訳でそーなったのか判りませんが、そのお題とは「カメラOR写真」であります。
んで、私は何を出すのかと言うと先月号に続き修理日記・・・それもカメラの修理日記であります。
WING2008年5月号の「今月のワンショット」でお伝えしましたが、前の愛機であるNikonのD70は、
時折、コンパクトフラッシュを認識しなくなるという持病を持っていました。
先日、ネットを見ていたら、この症状はD70特有の症状でCFカードと本体基盤を繋いでいるフィルムケーブルが硬いのが原因で、
コネクタ部分の接触不良を起こすためだと書かれていました。
そうと判れば駄目元で、手術をしてみようか?・・・となった訳であります。
当クラブのメンバーにも同様のお悩みを抱えている方も居られましたが参考になれば幸いであります。
んにゃ、黙っていれば新しいカメラをいじらせてもらえそうなので内緒にしとこうかな?<−−−悪魔の声

それでは早速手術に取り掛かるのである・・・メスッ!じゃぁなかったドライバーっ!<−−−ココ先月と一緒!
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こちらが今回の患者NikonD70である
患者

こちらの裏蓋を取り外し、患部にアクセスする。
手術箇所

まずはコンパクトフラッシュとバッテリーを抜く。
執刀準備

裏蓋を止めてあるビスを抜く。
ビスは場所ごとに長さが違うのでビス穴の位置を書いたイラスト上に置いておく。
そしてオモムロに裏蓋を外してみた。
長さがマチマチなビス


中身はこうなっている。
赤い矢印のところが患部のコンパクトフラッシュからのフィルムケーブルコネクタである。
体内

そのコネクタをいじり何度か試してみるとやっぱり出た。CHRエラー!
発症

フィルムケーブルは裏蓋で押さえつけて再発防止を試みることにした。
しっかりコネクターを差し込んだ後、スポンジを貼り付けるため両面テープを貼る。
治療中

その両面テープにスポンジを貼り付ける。
これで裏蓋を占めるとスポンジに押されてフィルムケーブルが固定され、コネクタの接触不良を防げる・・・ハズ!
処置完了

裏蓋の取り付け後に試してみるとコンパクトフラッシュを認識している。
以上で手術完了。オツカレサマ!
手術完了

今のところ症状は出ていません。元々が稀に起きる症状だったので暫く使ってみないと本当に直ったのかどうか・・・?
もしかすると全然的外れの事をしているのかも知れません。まぁ、結果は後からついて来る・・・という事で。

<<<<<<<<<< 今月のワンショット >>>>>>>>>>

コヒガンザクラ

高遠城跡公園です。
コヒガンザクラのを真下からフィッシュアイレンズで攻めてみました。
遠くから見ると公園全体がコヒガンザクラ独特の濃いピンクにコンモリと包まれていました。・・・春爛漫です。
それでは又、来月です。

コメット