もうすでに情報が出尽くした感のある光電話の屋外使用方法。
自宅ネットワーク内にVPNをたて、VPN経由で光電話に接続するというもの。
b-mobileのSIMの時はVoIPが遮断されてしまっていたため使い物にならなかったのですが、楽天SIMでは制限ありません。しかも200MBまでとはいえ高速通信ができる。
IP-PhoneSMARTを導入するにしろしないにしろ、実験をかねて再度試してみました。
使用したソフトはAGEPhone。日本語に対応した比較的設定がわかりやすいソフトです。
つなぎ方はググって出てくる方法とほとんど変わりません。
自宅ネットワーク内にWindowsXPでVPN鯖を立て、VPNポートをポートフォワードで穴あけ。
あとはiPhone標準のVPNで接続するだけと簡単な方法。
で、VPNは簡単につながり、AGEPhoneも簡単につながります。
今回は着信を考えてないので、PushだのBGだののせっていは無視してます。
この状態で実際に自分の携帯に電話をかけてみると、携帯→IPhoneの音声はまともに聞こえるのにiPhone→携帯の音声がプチプチと切れてしまいます。帯域は問題ないはずなのになぜ??
とりあえずAGEPhoneの設定→詳細→高度な設定からコーデックをいろいろ変更してみましたが、まったくといっていいほど変化なし。
ということは帯域以外のところに原因があるはず。
で、高度な設定の項目をつらつらと見ていると気になる点がひとつ。
パケット長が標準で20msecとなっています。
これ自体に問題があるわけでなくて、これを見ていてふと思ったのがネットワークのレイテンシ。
確かSpeedTestでPingにかかる時間を見た時に、300〜800msecと比較的レイテンシが大きかった記憶があります。
ということは、何らかの状態でパケットがとまると、次に送信を開始できるようになるまでに時間がかかってしまうということ?
で、問題の項目はその次。無音圧縮(VAD)が標準でONになっているということ。
無音を検知してデータをとめ、音声を検知してデータを送る。
この間に300〜800msのラグが出るのでは?と仮設を立て、このスイッチをOFFにしてみたところ。
無事プチプチがなくなり、比較的普通に話が聞き取れるようになりました〜〜〜!
これであとは誰かに電話をかけてみるだけ・・・
だれか実験相手になってくれません?^^;
ありがとうございます。
すぐにでもテスト電話をかけたいところなんですが、なぜかVPNがつながらなくなっちゃいまして。
どうやら原因はPR-200NEのVPNパススルーのあたりっぽいのですが、解決に至らず苦しんでたりしますorz
この辺解決しましたら実験にお付き合いくださいませ〜〜