まずはバックアップ。
iTunesバックアップは当たり前として、Cydiaのソフトもいちいち入れるのはめんどくさい。
そこで、こいつを使ってみます。
AptBackup。
ソフト自体をバックアップするのではなく、何をインストールしてあるかの情報をバックアップして、復元時はその情報を元に再インストールをしてくれる優れもの。
とりあえず、こいつでバックアップを取って、iTunesでもバックアップを取ってからアップデートします。
今回はベースバンドを維持したいので、CFWを作ってからのアップデートとなります。
これができるソフトはSn0wBreezeとなります。
5.0.1までのアップデートにはRedSn0wを使っていたので、Sn0wBreezeは初体験。
ここを見ながらCFWを作成し、iTunesよりインストールします。
おお、雪の結晶マーク!
ちょっと驚きましたが
インストールが終わると自動的に再起動がかかります。
で、当然のことながらNoServiceになっちゃいました。
普通のアップデートとは違うため、この時点でSAMで作ったLockDownデータは消えてしまっています。
ということは・・・
はやりアクティベーションできません。
こういうときは素直に黒シム。
こいつがないとアクチ出来ない。重要な部品となりつつあります。
で、アクチが終了したら
とりあえず新しいiPhoneとして設定します。
設定が終わると
5.1.1が起動します。
Cydiaアイコンが脱獄のしるし。
とりあえず成功したみたい。
ベースバンドは・・・
4.10.1を維持できています。
これで、SimFreeの可能性が高くなってきました。
でもまずはこっちで確認。
下駄をつけて起動してみます。こいつで問題なければ、最悪の場合でもb-mobileのSIMを使い続けることが出来ます。
電源入れただけでは何も起こらなかったんですが、設定→電話→SIM APPよりGEVEYを起動することが出来ました。
で、結果は
問題なくSIMを認識しています。
とりあえずは一安心。
で、実験。
単純に下駄をはずしたらどうなるか?
下駄をはずしてSIMを入れます。
まだLockDownのコピーはしていないけど、認証は終わっているはず・・・
なんと、SIMサポート外のメッセージ。しかも、iPhoneのほうはCydiaアイコンがありながら入獄状態。
脱獄系ソフトはSydia自体を含めて一切起動すらしない状態。
とりあえず黒SIM入れると普通に使えるので・・・
黒SIM入れたまま復元してみました。
データが多いせいか、復元に1.5時間ほどかかってしまいました・・・・orz
この状態でAptBackupのファイルも復元されているはずなので
さっそくインストール。
ファイル自体は小さいので、インストールはすぐに終わります。
で、リストアボタンを押すと、結構長い間この画面のままとなります。
一瞬おかしくなったか?と思ったりもしましたが、
ちゃんと終了して、リストアが行われています。
で、この時点で気がついたこと。
Cydiaに追加したリポジトリまではバックアップしていないようです。
で、リポジトリがないので、リストアも出来ないと。
リポジトリに何を追加したかなんて覚えていません。
なんて中途半端な・・orz
気を取り直して再起動。
この後、iFileを使ってLockDownフォルダを書き戻したんですが、ぜんぜんSimFreeになりません。
それどころか、黒シム入れないと脱獄状態を維持できない。
しばらく奮闘するものの、まったく結果が出ず。
しまいにはiTunesがエラーをはいてiPhoneを認識しなくなる事態に。
結局どうしようもなくなってしまったので
5.0.1を書き戻してみましたが、それでもLockDown書き戻してもSimFreeにならない。
どこが間違っているかさっぱりわからず、だいぶ苦労する結果となってしまいました。
ここから先は写真なし。そんなものとっている心の余裕がありませんでした・・・・
どうせSimFreeにならないのであればOSは5.1.1にしてしまうことにして、最初のCFWを使って再度アップデート。
今度はそのときにiTunesよりリストアを選んで、一気にファイルを書き戻し。
で、AptBackupにて書き戻そうとするも、すでに入獄状態でCydiaが動かない。
またまたCFWでアップデート、今度は新しいiPhoneで起動してみます。
この時点では間違いなくまともに脱獄できています。
リストアをかけると脱獄がおかしくなるということは、バックアップデータに不要なファイルが混じっているということで、リストアできないということは、AptBackupも使えないということ。
とりあえず、iThunesにつないで同期してみたところ、住所録やカレンダーのデータは復旧したので、バックアップは使わない方向で検討することに。
さて、LockDownが使えないのは悔しい。
どうでだめでもまたCFW当てればいいやとばかりに実験開始。
先ほどまではiFileを使っていましたが、iFunBoxを使って書き戻してみました。
が、結果再起動すると入獄状態。
またまたCFWをあて、今度はLockDownの中身をよくよく見てみます。
SIMのアクティベーション関係はactivation_recordsフォルダの中身だけのよう。
で、CFWを当てたばかりの状態でwildcard_record.plistが存在しているので、SImFreeに必要なファイルはもうひとつのplistファイルのはず。
と仮説を立て、このファイル(ちなみにファイル名は”数字の羅列.plist”)のみを書き戻して再起動。
これで本当にb-mobileのSIMを認識してしまいました〜〜〜!
この後微妙に動きがおかしくなり、またCFWからはじめるのはきつかったので、設定→一般→リセット→すべての設定をリセットしてみたところ、SIMを認識したまま正常に動くようになりました。
と、ここまで日曜含めて3日。久々に苦労してしまいましたが、何とか下駄なしSimFreeに成功して一安心。
今は昔を思い出しつつ、ファイルをぽちぽちとインストールしています。
というわけで、私の実体験からのアドバイス
1)挙動がおかしくなったり、iTunesがエラーをはくようになったらリセット
2)LockDownの書き戻しはactivation_recordsフォルダの中身のみ、wildcard_record.plist以外のファイル
3)バックアップをリストアしておかしくなるときは素直にリストアをあきらめましょう^^;