キーレスエントリーの小ネタ。


前回修理した私の車のキーレスエントリーキー


修理しながら不思議に思っていたことが。

これ・・なんだろう?

基板
空きパターン

キーレス基盤に謎の空きパターン。
どう見ても、タクトスイッチを付けるためのスペースです。
それ以外に足りない部品らしき空きスペースはなさそう。

・・・うずっ

ということで今回は。


キーレスエントリーキーにスイッチを追加してみた。



というわけで、まずはサクッとスイッチ取り付け。

スイッチ追加

新しいスイッチを付けるだけなので、ものの5分程度で完了。

ここで、本当ならケースを加工する前に機能するかどうかの確認をしたかったのですが、ケースを組み立てないと電池がつながらない&組み立てるとスイッチが押せないので、ケース加工をすることに。
ケース内にはゴム製のカバーが付いていて、防水と押しボタンを兼用している構造になっています。

ゴムカバー

ゴムカバーに穴をあけるのは避けたかったので、本体ケースのみに穴をあけて、とりあえずはつまようじでボタンを押すことにします。
ケースに穴あけ。3oのドリルで穴をあけます。

穴あけ

いい位置に空いたなと思ったんですが、仮組してみたらわずかにずれているらしく、つまようじではボタンを押せないことが発覚。
仕方がないので、3Dプリンタでこんなものを制作。

トリガー

専用トリガー。
穴が3mmなので、2.5mmの丸棒に8mmの円盤を付けた形状。
こんな感じで組み込みます。

組み込み

円盤部分がずれを吸収してボタンを押せるようになる仕組み。
ちなみにこれを仮組したら円盤部分が厚すぎてボタンを押しっぱなしになっちゃたので、やすりで削って調整してます。

これを組み上げて完成!

完成



勢い余って、機能を確認する前に完成までこぎつけてしまった追加ボタン。
いざ、実車で実験!

・・・・・・

何の機能もありませんでしたorz



最後にお約束。はんだ付けは高温のコテを扱うため、火傷や火災の危険があります。
また、あなたのキーレスエントリーが同じ作業で修理できるかわかりません。
試すなら自己責任でどうぞ。私及びこのHPの関係者は一切の責任を負いませんよ〜


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