あけまして、1回目の記事となります。
今年もぼちぼちと読んでやってくださいませ。
で、Droneです。
空撮ができるDrone。手に入れた直後はちょくちょく飛ばしていたのですが。
実際は思いっきり飛ばせるような広くて見晴らしのいい場所などなく。
冬場は雪に埋もれた田んぼあたりで飛ばして遊んでいたものの、春以降はほとんど手付かず。
で、秋も近づいてきて、久しぶりに飛ばそうと思ったら。
バッテリーが見事なメタボ体型にorz
太りすぎて本体に差し込めないという事態。
予備バッテリーを入手しようにも、メーカー名すらわからない状態。
もうあきらめて捨てちゃおうかとも思ったんですが、その前に物は試し。
というわけで今回は。
きっかけはこのねじ。
普通、この手のバッテリーケースは溶着してあってばらすとバラバラになっちゃったりするのですが、これに関しては、ネジ外せばばれるんじゃね?
ばらせました^^;
ケースの横の部分も爪がかかってるだけだったので、ほぼ無傷で開封。
中身は・・・
3.7V1000mmahの902560バッテリー
最後の数字がバッテリーサイズで、厚み9mm幅25mm長さ60mmです。
で、このバッテリーが見つからない。
こんなの、普通の家電屋さんになんてあるわけないので、そもそもネットで探してたんですが。
Amazonにも楽天にも秋葉系パーツ屋さんにも、はては海外の通販サイトにも見つからない。
これは想像ですが、バッテリーサイズは規格というわけではなくて、どんなサイズでも作れるんじゃないかと。
それ故に、1ロット作ってそれっきりっていうサイズのものも結構あるんじゃなかろうか・・・?
仕方がないので、見付かったものの中で一番近いサイズのものを購入。
102050。厚み10mm幅20mm長さ50mmというやつ。
厚みが1mm増えていますが、他は小さめ。
きっとケースに1oくらいの余裕はあるんじゃなかろうかという楽観的な考えで決定^^;
バッテリーを比較してみるとこんな感じ。
比較対象がぽんぽこバッテリーなので、厚みすら新しい方が薄く見えます。
折角バッテリーサイズが小さくなるので、こんなものも購入。
コネクタ。
これを付けておけば、もしまたバッテリーがメタボになっても簡単に交換できます。
ではさっそく着手!
バッテリーは充電兼用基盤を介して端子に出力されています。
この基盤、ケースに刺してあるだけみたいなので、引っこ抜いて外します。
で、ケーブルを切断して基板から外すんですが、ショートしないよう、1本づつ切断していきます。
切断したら、バッテリーに残ったケーブル末端をショートしないよう養生します。
そして、その養生が外れないよう、また何かの拍子でショートしないよう、ケーブルを互い違いに折り込んでさらに養生します。
あとは指定場所に処分するだけです。
お次は基盤にコネクタを取り付けます。
バッテリーが短くなってできた空きスペースでコネクタを収めたいので、まずはコネクタの加工。
片方の足を折り曲げます。
次に、折り曲げた足を基盤にはんだ付け、残った足と端子を配線します。
配線する側の線に熱収縮チューブを挿しておいて、はんだ付けが終わった端子にかぶせて被覆します。
基板の加工は完了。
ケースにはめて、コネクタが干渉していないか確認します。
最後の工程、バッテリーの取り付け。
取り付け前に、コネクタの+ーが間違っていないか最終確認。
コネクタにバッテリーを刺し、基盤やバッテリーの温度が上がったりしないかしばらく様子見。
問題ないようであればケーブルをバッテリーとケースの隙間にうまく収めて蓋をします。
1mm厚いバッテリーでも問題なくセット完了。
あとは充電。
専用の充電ケーブルをバッテリーケースに刺し、USBポートに接続。
USBコネクタ部にLEDが入っていて、充電中は消灯、充電完了すると点灯します。
しばらく様子を見てましたが、問題なく充電完了〜〜!
というわけで、バッテリーの修理は完了!
さて、なんでこんな尻切れトンボな記事で本文が終わっているかというと・・・
Drone本体が壊れていて飛びませんでしたorz
年明け早々すっとこどっこいな終わり方。
今年の行く末を心配しつつ、今回は締めっ!
最後にいつものお約束。
リチウムイオンバッテリーは非常に危険なもので、間違った取り扱いをすると爆発し、指を飛ばしたり腕を飛ばしたり命を飛ばしたりします。
この記事は、バッテリーの修理や改造を薦めるものではありません。
あくまで私個人がやってみた内容を書き起こしただけのものです。
この記事を読んで、もしあなたが事故にあっても、私及びこのサイトの関係者は一切の責任を負いません。
試してみたい方は自己責任でお願いします。