QNAP TS-431K導入そのさん


今回購入した4ベイNAS、TS-431K

本体・小箱・コード

前回までで、HWのセットアップ→ストレージの確保まで進めました。
言葉にすればたったこれだけのことなのに、2話分使うって何?
・・・私の力不足と知識不足で手間ばっかりかかっててすいませんorz
もうちょっとで終わりますので、ぜひ最後までお付き合いくださいませ。

というわけで今回は



4ベイNASキット TS-431K導入!最終話〜〜


前回は・・・
ストレージ&スナップショット ストレージ・ディスク
ストレージ/SS

ストレージ作成まで終わりました。

次にするのはTS-212Pのデータの移行。
QTSウインドウまで戻って、FileStatinを立ち上げます。

FileStation

このソフトでフォルダを作って、TS-212Pからコピーすればいいかと思っていたのですが、そういえば バックアップ専用アプリがあったことを思い出して、とりあえずAppCenterを立ち上げることに。

AppCenter インストール方法
保存場所 更新・移行・削除
ダイアログ マイアプリ

色々表示されましたが、最後の表示でバックアップアプリはすでにインストール済みであることがわかったり。

で、ふと考えてみると、TS-212Pのバックアップを取りたいんだからTS-212Pのバックアップアプリを使った方がいいのかな?と、TS-212PのQTSウインドウを確認。

TS-212P QTSウインドウ

やはりこちらにもバックアップアプリがインストール済み。
立ち上げてみます。

バックアップステーション

う〜ン、いまいちよくわかりません。

TS-431KのバックアップアプリはTS-212Pと違うので、こちらも立ち上げてみることに。

TS-431K QTSウインドウ

右下にあるHBSのアイコンがバックアップアプリ。

HBS 3プライバシーポリシー ようこそ
説明2 説明3
説明4 説明5
ダイアログ

説明を見る限り、何でもできそう。
説明が終わって、まずは概要。

概要

バックアップ戦略を立てる。
バックアップがしたいというより、NASの中身を転送したいだけなので、1回こっきりバックアップできればOK。
とりあえずストレージの設定をします。

ローカルNAS

ローカルストレージは1つしか作ってないのでそのまま作成ボタンを押します。

ストレージ領域のタイプ

作成するストレージ領域のタイプ。
今回は別のNASのバックアップを取りたいので、リモートNASを選択。

ストレージ領域の作成

リモートNASの設定。
そもそもRTRRって何?っていう知識レベルだから、何を設定していいのかわからない。
とりあえず、IPアドレス設定して、リモートNASアカウントでパスワード設定。
(画面ではRTRRになってますが^^;)

リモートNAS

設定すると左側にリモートNASが表示されます。
あとは実際にバックアップをするだけ。

バックアップ&復元 バックアップジョブ

今すぐバックアップ→新しいバックアップジョブを選択。

バックアップジョブの作成

・・・・orz
バックアップ&復元では、リモートNASのバックアップはとれないみたい。
では別のバックアップ方法はどう?

RTRRサーバ

RTRRサーバ。
ローカルNASとリモートNASの同期ができるらしい。
RTRRサーバを有効にして、アカウントを作成します。

RTRRサーバアカウント

実はRTRRが何を意味してるか分かってないので、とりあえず共有RTRRサーバアカウントを作成。
その他の設定項目はさっぱりわかんないので手を付けずに下へ。

トラフィックとアクセス承認

ネットワークアクセス承認で、リモートNASのIPを許可しておきます。
で、適用を押します。

続行ダイアログ

なぜすべての設定と接続がリセットされるかわかりませんが、OKをぽちり。

読み込み中

読み込み中ダイアログ。
しばらくかかりそうなので、今のうちにTS-212P側の設定も進めてしまおう。

フォルダ同期

TS-212PのバックアップステーションからRTRR→レプリケーションジョブ作成と進みます。

ジョブの作成

ジョブ作成の説明。
次へ。

場所の選択

同期化する場所の選択。
ローカルフォルダからリモートフォルダへバックアップを取る設定にします。

リモートホスト

リモートホストの設定。
先ほどTS-431Kで作ったパスワードを設定して、テストします。

テスト成功

成功。とりあえず2つのNASはつながったようです。
OKを押して進めます。

フォルダペアの作成

フォルダペアの作成。バックアップ元とバックアップ先のフォルダペアをここで設定します。

ローカルソース

ここで、ペアの設定をしようとしたのですが、リモート側は当然のことながら初期設定時のフォルダ構成になっていて、ペアに必要なフォルダがありません。
で、ここから新しいフォルダを作ることもできなかったので、TS-431K側で必要なフォルダを作成することに。

共有フォルダの作成

FileStatin5。このアプリ自体は両方のNASで全く同じです。
TS-212P側で慣れているので、悩むことなく使えます。

共有フォルダの作成。
DataVol1フォルダを右クリックして、共有フォルダの作成を選択します。

共有フォルダを作成

フォルダ名に必要なフォルダ名を設定して、作成。

ダイアログ

ダイアログ。前項がないのに”また”から始まるところを見ると機械翻訳をそのまま使用してる?

とりあえず1つ作成完了。

フォルダの作成

問題なく作成できました。
残りのフォルダーも一式作成します。

作成完了

全フォルダ作成が終わったら、TS-431Kに戻って、レプリケーションジョブ作成を進めます。

フォルダペア作成 オプション
同期化ジョブ 設定の確認
設定完了 ジョブ作成

ジョブ1つでフォルダペア1つ。
ちとめんどくさいぞ。

ジョブ作成完了

全フォルダ分のジョブ作成。
着々とバックアップが進んでいきます。

バックアップ自体に結構時間がかかるので、その間にユーザーの設定をコピーしておきます。
私の場合は、外部アクセス用のユーザーとローカル用のユーザ、アドミニストレータ位しか作ってないので、手動で設定してもいいのですが、せっかく機能があるので利用することに。

旧NASのユーザー設定をエクスポート。
コントロールパネルのユーザから作成ボタンを押すとインポート/エクスポートのメニューが選択できます。

設定のimport

ダイアログが開いたら、エクスポートを選択。

TS-212Pユーザー設定export

次へを押すと、保存先を聞いてくるので、わかりやすいところに保存しておきます。

終わったら、新NAS側でインポート。

ユーザーimport

参照を押して、先ほど保存したファイルを選択します。

ファイル選択

次へを押すとインポート時の注意点が表示されます。
ざっと読んだら、次へを押せばインポート完了

書き換えの注意 import完了

さて、これでバックアップが終われば完了かと思ったのですが。
なぜかファイルが歯抜け状態になりまして。
2回ほど試してみたものの結果が変わらなかったので・・・

Rsyncサーバ

Rsyncさーば・・・は読んでみたものの私には理解できなかったので。

TS-212P NAStoNAS ファイルレベルバックアップ

結局、NAStoNASという、一番わかりやすい(というか、なぜ最初からこれを使わないんだ俺?)方法でバックアップを取りまして。
めでたくNAS移行完了〜〜



高機能なNASは、それを管理するユーザー側にもある程度の知識が要求されます。
中身はLinuxなので、Windowsの知識はあまり役に立ちません。
でも、こういう試行錯誤で悩みながらいじるのって、楽しいよね〜^^;

PS:旧NASは、この後異常が出てたので調べたところ、SMARTで書き換えエリアの不足状態が出てまして。

TS-212P 工場出荷時設定

NASを工場出荷状態に戻して、HDDを初期化しても治らなかったので、HDD1台づつ別マシンにつないでローレベルフォーマットしてしまいました。
結果、代替えセクタを少々使用している状態で落ち着いたので・・・
DownloadStation5をインストールしてダウンロード専用機になってます^^;


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