3TBのHDD2台でRAID0で運用してました。
LAN内のファイルサーバーのみならず、外部から仕事用のデータのバックアップに、またスマホにアプリを入れ、自宅Cloudとして重宝していました。
問題はやはりRAID0での運用なので、NAS自体に安全性がない事。HDD1台死んだら全てパァ。
さりとて、4HDD以上のNASはなかなかのお値段で手が出しにくい。
その日もとくに当てもなくつらつらとAmazonあたりを覗いていたら、4ベイのNASが4万を切る値段で売っている?
よくよく探してみると、何種類か安めのNASキットが出てまして。これならかろうじて買えるな・・
前使ってたのがQNAPなので、今度のも同じメーカーがいいと思い、こいつに決定!
というわけで今回は
いつものようにサクッとあまちゃんでというほど安い買い物ではなかったので、ネットで比較検討。
本体、HDD共に今回は楽天市場で購入。
本体は@ラフティ楽天市場で購入。
HDDは、容量と懐具合との兼ね合いで6TBを4台購入。
WesternDigitalのWDBlue。
サーバー用ならRedでしょ!とお叱りを受けそう。RedとBlueだとお値段倍違うんですものorz
こちらは、パソコン工房楽天市場店で購入。
2日ほどたってブツが到着。
頑丈そうな梱包を取ると、外側がぺろっとむけて、本梱包。
ダン箱2つ重ねよりゴミが少なく、しかも強度的に問題無さそうで良い方法だなぁと感心。
箱に銘板シール
annapuma rabsって何ぞや?と調べてみたら、Amazonの子会社のARM企業らしい。Amazonのサーバーでも使われているCPUって事で良いのかな?
箱の上に保証シール。
2年保証。つまり、2年で壊れることはまずないって風に考えるのはうがった考え?
早速開封の儀。
蓋を1枚めくるとWellcomeの文字。
英語読めませんが^^;
さらにめくると中身とご対面。
緩衝材を外して、中身を引っ張り出します。
本体、ACコード、小箱。
サイズ感は想像していた通り。
小箱の中身。
ACアダプタ、鍵、ビス、LANケーブル、各種説明書。
鍵はHDDベイの着脱ロック用。
説明書は、NASクイックインストールガイド、QNAPクイックインストールガイド、保証規定、延長保証申し込み書。
NAS組むの自体久しぶりなので、とりあえず説明書読んで進める事に。
もう一つの箱。
箱を開けると緩衝材の紙に包まれたHDD。
WesternDigitalWD60EZAZ-RT 6TB
SATA6Gb/s キャッシュ256MB 5400rpm
回転数は遅めです。安いHDDで高速回転は寿命が短そうで怖い^_^
組み込み。
HDDベイはラッチを上げて引っ張れば出てきます。
オールプラスチック製。
まず、ベイの側面にあるHDD固定用部品を外します。
先端から引っ張るだけで・・・
簡単に外れます。両側にあるので両方とも外します。
次にHDD。
燦然と輝く6TBの文字。これが1万円で買えるなんて、いい時代になったもんだ・・・
トレーにHDDを乗せ、ビス穴をトレーの穴に合わせます。
定位置に乗せたら、横の穴とケースの青い穴の位置を合わせてからさっき外した部品をぱちっとはめます。
両側はめるとHDDが固定されるので、ひっくり返して3箇所ネジどめ。
後は本体に合体!
ちなみに、このラッチのところに錠が付いてるのですが。
とくにセンサーとかで検知してるわけじゃ無さそうです。
ホットスワップ対応でこの仕組みということは、いきなり引き抜いていいってことかな?
附属キーは2本。
こうやって差し込んで回すとロックがかかります。
鍵穴を正面から見ると、ロックされた状態でQに見えるように出来てます。
まあ、多分鍵をかけちゃうと、HDD交換したい時に見つからなくなりそうなので、今回はかけないことに。
4台ともセットしたら、NASをLANケーブルでネットワークに繋ぎます。
この時、LANコネクタが2個あるので、1の方につなぎます。
ACアダプタを繋いだらセット完了。
あとはソフトの設定。
WindowsマシンにQfinderというアプリをインストール。
起動すると、NASを探査してくれるので、TS-431Kをダブルクリック。
いきなり表示されるログイン画面。
QNAPクイックインストールガイドを見て・・
おや?HDDセットする前にOSのセットアップだって?どっちが先でも一緒じゃないの?
・・・・HDDが入っているとセットアップのメニューが出ない事に気がついたのはそれからたっぷり3時間ほど悩んだ後だったりorz
HDD全てアンマウント。
あっさり出てくるセットアップメニュー。
まずは最新OSにアップデートします。
”開始”ボタンを押せばFWのダウンロードからインストールまで自動的に進みます。
インストールが終わって再起動すると元の画面。
きっちりバージョン上がってます。
ここでもう一回”開始”を押します。
再度FWのバージョンチェックをして、最新版であることが確認出来たら。
HDDがないと怒られます。
なんというか・・・不条理--;
このハードはホットスワップ対応なので、ここで外してあったHDDをザクザクとさしていきます。
全部さしてから画面を見ると保証のダイアログ。
確認ボタンを押すと。
保証サービスの詳しい説明・・・の書いてあるウエブサイトが開きます^^;
上のタブ見るまで別ページだと気が付きませんでした・・・
タブを押して元のインストール画面に戻します。
画面には次の手順が。
スマートインストールシステム。
このシステムのおかげで、NASに詳しくない私でも簡単にセットアップできます。
開始を押して進めます。
NAS名とパスワードの設定。
ユーザー名はadminで固定。
とりあえずパスワードだけ設定します。
入力すると、そのパスワードの評価もしてくれます。
次へを押すと日付と時刻の設定
できればNTPサーバから取得したいので、テストボタンをぽちっとな。
成功が出れば問題なし。次へを押します。
ネットワークの設定。
標準ではDHCPです。
Windowsというシステムは、経験上ですがNAS名でアクセスできなくなる場合があります。
こういう時はIP直叩きでログインを試みるのですが、DHCPになっていると肝心のIPがコロコロ変わってしまうので、ここでは固定IPを設定します。
もちろんIPアドレスを間違えて設定するとアクセスできなくなりますので、意味の分からない人は標準のままで。
設定したら次へ。
MACやLinuxマシンを使ってる人用の設定。
私は使ってないので、そのまま次へ
今まで設定した内容が概要としてまとめられています。
確認して、問題なければ適用を押します。
システムの初期化ダイアログ。
はいを押せば、先ほど設定した内容でシステムを初期化します。
はいを押して続行
設定の適用が始まります。
ちょっと時間がかかるので、終わるまで待ちます。
完了画面。
ここまででシステムの設定が完了しました。
ここまでで大体記事の2/5くらい。
私の書く記事は内容の割に長くなってしまうのが難点・・・
あまりに長くなってしまったので残りは次回。
お楽しみに!