飛びものラジコンは何体か所有しています。すべてトイラジですが。
でもって、数年前。空撮をしてみたいと思い、ParrotのminiDroneというドローンを購入。
それなりに楽しめたのですが、撮影機能はおまけみたいなもので、30万画素、動画不可、リアルタイム表示不可という、簡易カメラ的な存在でした。
あれから数年。
ヤフオクをつらつらと眺めていると、安物中華ドローンが結構出品されていまして。
空撮可能な折りたたみドローンが5000円を切る価格で落札できそう。
・・・いやいや、ここで飛びつくのは危険かも。Amazonで同等クラスのドローンの価格を調査。
・・・5000円切れれば十分安い感じ。
結局誘惑に負けて1台落札してしまいました。
というわけで今回のお題。
落札→手続きを終わらせ、数日で品物が届きました。
ヤフオクゆうパック。発送者匿名というやつです。
始めてみました。これって、落札者も匿名なんでしょうか?
それはともかく。
箱はこんな感じ。
左上にメーカーのロゴ。YUXIANGとあります。
調べてみると、Shantou Yuxiang Toys Technology co.,Ltdというおもちゃメーカーらしい。
HPなし。他の情報もほとんどありません。
箱の裏は。
もはやどっちが表だかわかりません。こっちが表かも。
箱の横。
カラーリングのシールなし。1080Pにシールが貼ってありますが、落札したのは720Pのはず。
機体名称らしき、668-Q1の文字が印刷されています。
箱で悩んでてもしょうがないので開封。
ぺら紙の説明書らしきものが乗っています。
その下に、スペアパーツとガード部品。
それらを出して、透明カバーを開くと本体が。
折りたたまれた本体とコントローラ。プロポと呼んでいいのかな?
箱から出して並べてみるとこんな感じ。
本体よりプロポの方が大きいです。
思ってたより小さくて軽いです。
・・・まあ、改正航空法のおかげで、200gを超えるドローンは届け出が必要になってしまったので、軽くて正解なんですが。
ぺら紙の説明書は、本体のセットアップについて書かれています。
表は中国語、裏は英語。
中国語はさっぱりわからないので、英語面を見ながらセットアップします。
本体は、上下にたたまれたプロペラがあります。
後のプロペラの軸をもって軽くひねると・・・
軸が回転して開くので、止まるまで回します。
前のプロペラは軸を横に開くだけ。
こちらも止まるまで開きます。
開ききるとこんな状態に。
さて、この後はどうするの?
もうちょっと詳しいマニュアルがないかなーと箱をあさると。
箱の底にマニュアル2冊。
これまた、中国語と英語のみ。
ぺら紙の方はアプリの説明書。
QRコードを読むと、AppStoreに飛ぶのでインストールします。
冊子の方は普通の取説。
翻訳アプリ片手に奮闘・・しようかとも思いましたが、文字が小さすぎて断念。
挿絵と雰囲気で頑張ることに。
とりあえず本体を見回すと、カメラが2か所。
前方と下方を撮影可能。
前方カメラは角度調整ができます。
大体、正面から下方45度くらいまでかな?手動なので、飛ばす前に調整しておきます。
ちなみに本体にはメモリカードスロットがありません。撮影機能はアプリ側で対応?
本体後ろ側にバッテリー。
三角印のところが爪になっていて、ここを押しながら後ろに引っ張ると外れます。
バッテリーはこんな感じ。
バッテリーケース内部にLi-Poバッテリー。
取説によると、3.7V1000mAだそうで。
1回の飛行時間は11〜13分だそうです。
後わきに充電端子。
ここに専用ケーブルを挿して充電します。
ケーブルをつなぐとランプが付きます。
この状態でUSB電源につなぐとランプが消え、充電完了するとランプが付きます。
充電時間は公称80〜100分。
充電をしつつ、プロポ側の準備。
プロポの裏側に電池ケース。
なんと、ビスで止めてあります。
ビスがなくても蓋はきちんとしまるので、外したままにしときます。
電池を入れたら表側。
下の方にスマホホルダーが付いてます。
ホルダーはばねになっているので、ある程度引っ張り出したらスマホを挟んで合体。
これで準備完了。
使い方ですが、まず本体の電源を入れます。
すると、ライトが点滅します。
早い点滅→遅い点滅と変わったら次の操作。
つぎに、プロポで操作する場合はプロポの電源を入れ、スロットルレバーを上下すればリンクします。
本体のライトが点灯に変わるので確認できます。
そのあと、スマホの設定。
システムのWi-Fi画面から、"M8_"で始まるSSIDに接続します。
"M8_"以降の文字はランダムで変わります。その都度探してください。
つながったら先ほどのアプリを立ち上げ、STARTを押します。
この状態で、画面にドローンの映像が表示されれば正常です。
アプリ左上のカメラマークを押すごとに、正面→下方→正面+下方ワイプ→正面+下方半々と切り替わります。
アプリ右側の撮影ボタンで撮影・録画できます。
撮影中にカメラモードの切り替えはできませんが、ワイプモードがあるのは便利。
ということで、録画サンプル。
室内を飛ばせてみました。
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そこそこきれいにとれます。ちなみに音はなし。
飛行自体は結構簡単。
離陸ボタンを押すと、1mくらい上昇してホバリング。
スティックを倒せばそれぞれの操作、離せばその位置でホバリング。
着陸ボタンを押すと、ぎりぎりまで高度を下げてから停止します。
訓練いらずですぐ飛行可能。
撮影機能はスマホアプリに頼っているらしく、やはり本体には撮影機能はありません。
また、プロポで操作している状態ではアプリ側での操作はできません。
プロポの電源を切るか、スマホを先にリンクさせるとスマホで操作できるようになります。
逆に、この状態にしてからプロポの電源を入れても、リンクされません。
安全性を考えれば当たり前の機能ですが、取説が読めないので結構悩んでしまいました。
この後、屋外での飛行・撮影もしてみました。
機体が軽いせいか風に弱く、結構簡単に流されてしまいます。
画質はまあまあ。この値段ならば及第点。
とりあえず、この買い物が外れでなくてよかった・・・・
このプロポ、上側にトリガーがあり、それぞれ機能が割り振ってありますが、英語だといまいちわかりにくかったので日本語バージョンを作ってみました。
ヘッドレスモードや3Dロールモードなど、翻訳するまで気が付かなかった機能がちらほら。
ちなみに、アプリにはMasterモードなるものがあり、どうやら自撮りモードらしいのですが、やり方がさっぱりわかりません。
わかる方、教えて!