ロングドライブ(北海道〜帰宅編)


ここの処、数回分割でお届けしてきましたロングドライブ・・・
今回のドライブでは色々な場所で、様々な景色などを観てきました。
書けば膨大な量の原稿が書けますが、下手な長文は書いてても読んでいても飽きてくるし、
既に消費期限切れ感が充満しているので今回は一気にフィニッシュまで行ってみましょう。
それでは最終回・・・初めっ!

-------------------------

登別温泉の別荘地をお借りして7回目の車中泊・・・
翌朝、登別温泉周りの周回コースへ。
まずは、もうもうと噴気を上げる地獄谷を観て・・・
地獄谷

大湯沼(おゆぬま)へ回り込んだ。
広角撮影なので迫力は伝わりにくいが、右手の岩山からは、
轟音を立てて大量の噴気が昇っている。
タービンに導けばかなりの発電ができると思うのだが・・・
大湯沼

峠越えをして倶多楽湖(クッタラコ)まで来た。
ここは川水の流入・流出がなく、透明度は摩周湖に続いて第2位との事。
光源の向きにも依るが、湖底までくっきりと見ることが出来た。
倶多楽湖

北海道の道路を走っていると時々、こんな標識を目にする・・・
動物注意

んで、いきなり出くわしたのはキツネじゃなくて、蝦夷鹿!(たぶん?)
凄い勢いで飛び出してきて、車に驚いたのか凄い勢いで逃げて行く。
こんなのにぶつかったら車は無傷じゃすまないな・・・
シカ

道東方面も攻めてみようか?とも考えたが、
初のロングドライブで無理し過ぎてもいけないと思い、この辺から帰路に着く。

室蘭では、わざわざ遠回りして「白鳥大橋」を渡ってみた。
暴風で直進するのがちょっと大変だったが、橋上からの眺めは素晴らしかった。
(停車は出来ないのでステアリングを握りながらチラチラ横目で見ただけ・・・)
白鳥大橋

伊達市から迂回し、昭和新山へ・・・
火山活動で、平地の畑が僅か1−2年の間にこんな風になったとの事。
山腹からは現在でも蒸気・ガスが噴き上がっている。
昭和新山

中島が美しいカルデラ湖「洞爺湖」
左サイドには蝦夷富士「羊蹄山」が裾野だけ姿を見せてくれた。
(見える・・・かな?拡大してみてね)
洞爺湖

「道の駅とようら」
ショーケースには「あのチャンプ」のグローブやらトロフィーやらが沢山飾られていた・・・
内藤大助

函館に向かって、同じ道を帰っても面白みに欠けるので日本海側に迂回し、
せたな〜江差方面を攻めてみた。 せたなの奇岩「親子熊岩」
こうゆうのって「そうに言われると何となく、そう見えるか?」ってのが多いが、
この熊は中々クオリティーが高いと思った。(特に子熊)
親子熊岩

相変わらず手抜きの説明はコチラ・・・
親子熊岩

そしてフェリーが出港する「函館」へ帰ってきた・・・
予約したフェリーは翌日なので、少し函館観光をした。

函館市内は信州では見かけない路面電車がいっぱい走っている。
交差点は車用と路面電車用の信号が混在し、見る信号はどれなのか迷う、田舎人の私・・・
路面電車

日本には二つしか無い五角形の稜郭。
信州佐久の「龍岡五稜郭」は見に行ったことがある。
もう1つの「有名な方の五稜郭?」の横まで行ってみたが、五角型は感じられず。
今回は素通りしてしまったが、この五稜郭タワーから見下ろせば五角形に見えるらしい・・・
五稜郭

スーパーで地元食材を仕入れ、今宵は函館山の麓「立待岬」で車中泊。
立待岬

マイカー規制の時間が過ぎたら函館山に登って、
夜景を観ようと思っていたが今夜の函館山は終始霧の中。
残念ながら山頂からの夜景は諦めた。代わりと言っては何だが立待岬で夜景を撮影してみた。
題して「世界3大夜景の横側」(笑)
夜景

翌朝、外人墓地から・・・
外人墓地

赤レンガ倉庫群をめぐり・・・
赤レンガ倉庫

函館朝市「名物のイカ釣り」を見て・・・
イカ釣り

車中泊節約ドライブだったが、ちょっと贅沢をした。
函館朝市の海鮮丼!どれを食べようか迷う〜
海鮮丼

予約したフェリーの出港時刻が迫ってきたので函館港へ・・・
フェリーのペラが置いてあった(多分本物?)
スクリュー

ちなみにフェリーターミナルの中に飾ってあったコレはペラその物ではなく、
ペラに取り付けると邪魔な渦が消え、燃費が良くなる省エネ製品だそうだ。
いろいろ考えるなぁー・・・
省エネPBCF

帰路も来る時と同じ大函丸
ちなみに車の乗船口は来た時と反対で船尾側から乗船する。
大函丸

この日の津軽海峡は、来た時と同じ海とは信じられないような大荒れ!
防波堤から出たとたん、何事が起きたんだ?と思うような大揺れ。
船内を歩く人は、昨日まで「つかまり立ち」をしていた子供の様な歩き方だ。

大きめのうねりに乗ると、若干の無重力を感じた直後、
船底から「ドーン」と言う音と、膝が挫けそうな衝撃が来る。
船内からは見えないが、船底は一瞬空中に出て、海面を叩いてるんだろう・・・
津軽海峡

下を向くと確実に船酔いする自信があったので、立ったまま窓越しに前方を見ていた。
大間で下船すると若干フラフラするが、大した船酔いもなく無事本州に上陸した。
体調を戻すため、近くの日帰り温泉で休憩・・・
ちなみに本州最北端の温泉なのだそうだ・・・
おおま温泉

体も復調したので、気を取り直して出発。
風間浦辺りでは海岸一面がこんな感じ・・・
この茶色っぽいのは全部「布海苔」との事。
ちなみに布海苔がついているのは自然の岩でなく人が設置した岩なんだそうな。
風間浦布海苔

帰りは下北半島東岸を太平洋を見ながら南下し物見崎まで来た。
コチラが物見崎の白糠灯台。
白糠灯台

説明はコチラ(相変わらずの手抜き・・・)
白糠灯台

物見崎から望む海岸。
物見崎

「やえ」ではなく「はちのへ」と読む。
別に意味はない(笑)
八戸

で、「道の駅はしかみ」で8泊目・・・
下北で入手してきた、手のひら程もあるホタテの活貝を調理してみた。
この貝柱の太さときたら直径8センチ程もある・・・
ホタテ

翌朝、車は岩手県へ・・・
内陸側に走りやすい道はあるが、信州人はわざわざ太平洋側の道を選ぶ(笑)

そして田老町まで来た・・・東日本震災で大きな被害が出た町だ。
コチラが震災遺構となってしまった「たろう観光ホテル」
津波はなんと4階まで来たそうだ・・・
たろう観光ホテル

三王岩へ寄ってみた。
三王岩

ちょっと大変だったが、せっかく来たので海岸まで降りてみた。
海岸

コチラは昔の遊歩道・・・
ガードは津波で破壊されている・・・
歩道

浄土ヶ浜に来てみたが・・・
浄土ヶ浜

この季節はマイカー規制で浄土ヶ浜には徒歩でないと行けないらしい・・・
ので、近くのビジターセンターに寄ってみた。
「極楽浄土の如き景色」は肉眼で見られなかったが、
展示物のジオラマがリアルで実際に行った気にさせてくれた。
ジオラマ

陸前高田では、あの「奇跡の一本松」が見えた。
一本松の向こうは巨大な防潮壁で海は見えない・・・これで良いのか?
周辺は復興工事で大変なことになっており、近くまで行くのは諦めた。
奇跡の一本松

南三陸町まで来た。
命をかけて最後まで避難放送を続けた女性が居たところだ。
更地となった町の中から、遠くに「その防災庁舎」も見えた。
ポータルセンターでは入場無料の「震災の写真展」が開かれていた。
撮影禁止だったので写真は撮れなかったが、中には涙が出そうな写真がたくさんあった。
防災センター

凄い勢いで復興工事をしている合間を縫い、宮城県の松島まで南下してきた。
暗くなるまで少し時間があったので、宮戸島に渡り大高森へ登ってみた。
大高森から望む夕日の海に浮かぶ島々が美しい・・・
大高森

で、月浜海岸に移動して9泊目。
深夜、名前通りに月照の「月浜海岸」を撮影してみた。
月浜海岸

そして10日目
一路、信州に向けて出発。
途中、福島では大渋滞にはまり「事故かな?」と思っていたら、
渋滞の先頭で行われていたのは、なんと「除染作業」
こんなの日常生活に戻る活動を邪魔しないように夜中にでもやれば良いのに・・・
月浜海岸

で、ココからは一気に行きます。
福島から栃木に入り、日光の杉並木を疾走し・・・
(偶々、撮れたワンショットだが、この疾走感好き)
杉並木

いろは坂を駆け上がり・・・
いろは坂

中禅寺湖を横目に見ながら・・・
中禅寺湖

金精峠を這い登り・・
金精峠


長野原から妻恋を駆け抜け、鳥居峠を越えて・・・



・・・大したトラブルもなく無事帰宅。

9泊10日に及ぶロングドライブで総走行距離はなんと3733.9Km
距離計
たいしたトラブるもなくと書いたが、任意保険の走行距離割引が効かなくなり、
保険料が3K円程高額になってしまった・・・でかいトラブルだっ!。

==============================================================

さて、ロングドライブは今月で完結しました。
来月は何を放出しましょうか?
又、ネタ探しが始まるのであります・・・

では又、来月ーっと!

comet著


----------------- 今月のワンショット ----------------

沢カニ
以前も書きましたが、我が家は山から流れ出る川沿いに建っています。
雨が降ると時々、川から這い上がり、庭に不法侵入してくる「奴ら」がいます。

私に見つかると、こんな感じで捕えられて・・・
油で揚げられて・・塩を振られて・・私の胃袋に納まっちゃいます。
だから、庭を歩く時は私に見つからないように歩いてね.、「沢蟹ちゃん」(笑)

このページはWingWebに掲載されています!!
WingWebが開いていない方はこちら。
WingWebを開く

ご意見・ご感想がございましたらこちらへどうぞ。
WingBBSを開く