2日ほどたって仕事から帰宅すると・・・
玄関にバカでかい箱が!
しかも
外箱がすでに壊れている!
箱の中に箱が。
中の箱は無事なようなので一安心。
でもって部屋に持ち込んで・・・って、重い!
腰にずしっと来る重さ。これを普通の箱に入れて送るなんて、宅配の運ちゃん泣かせだぜ、Amazonさん!
とりあえず机の上に。
しかしでかいなぁ・・・こんなにでかいとは思わなかった。
さっさと中身を取り出し。
中身は本体とフィラメント。
今回買ったのは、HICTO PReprap Prusa i3 3D プリンターキット DIY アクリル板 未組立 黒3dp-08bkというやつ。
値段の割に印刷面積が大きいので、結構大物が作れます。
フィラメントもお手頃価格
箱は半透明のテープでぐるぐる巻き状態。
メーカー名が透けて見えます。
専用フィラメントはこんなサイズ。これでも1Kg入り。
早速開封。
でかいと開封のし甲斐があります。
箱の中には緩衝材。
一枚とると部品がお目見え。
フィラメントと鉄板の下に何やら説明書らしき紙が。
引っ張り出してみると。・・
取説やソフトの入ったCDと保証書。
紙の説明書は入っていません。
中身は3重
広げると
結構なスペースがいります。
組み立て中はどこに置いておこうかな・・・
お重の2段目
本体のでかい枠が目立ちます。
続いて3段目
細かい部品とロッド関係。
結構部品点数があります。
動作用とみられるステッピングモーターが5個ほど。
白い箱には電源ユニット
一通り眺めたところでCDをPCに入れて説明書を確認します。
・・・70ページ超えてます。
たった1回しか使わないであろう物を70ページ印刷するのは
もったいない。
ので、PCを見ながら組み立てることに。
とりあえずねじ類はまとめて。
小さめのお皿を準備。
一応ねじの袋に種類がわかるように書いてあるので、その都度必要な分だけお皿に出すことに。
でもって最初に使うのが一番でっかいパーツなんです。
机の上に引っ張り出して、保護の紙を剥いでいきます。
は、剥ぎにくい!
そんなに弱い紙ではなさそうなんですけど、何しろ穴がいっぱい空いていてその穴からびりびりと破れてしまう。
破れたところを爪でカリカリ・・・で、剥がしていくとまたびりっと破れる。
保護をはがすのに結構な時間をとられてしまいます。
きれいにとれるとこの通り。
上の方に残っている文字は、アクリルカットの残骸部分。
アクリル自体はきちんと切れているので、保護をとっちゃえば抜け落ちます。
・・・そう、保護はまだ・・・
裏側にもあったりorz
こっちも苦労して剥がします。
剥がし残りがあるとみっともないので、細かいところも全部きれいに。
剥げました。
という感じでパーツから保護紙を剥ぐのに
30分くらいかかったりして。
この後もすべてのパーツに保護紙が付いているので、これを剥ぐのに結構な時間をとられます。
ちなみに私が組み上げるまで、
1日3時間程度の作業で
3日かかりました。
(写真を撮りながらってのもあると思いますが)
余裕をもって作業したほうが良いと思います。
この後は組み立て説明書に従って作業。
まずは
ステップ1
前面パネルと衝立の足
M3-16のボルトナットで組みつけます。
部品を仮組
この衝立部品、左右があります。穴の位置で判断するんですが、両方とも説明書の数以上に穴が開いているのでわかりにくいです。
ちなみにこの写真、左右間違えてます。両方ねじ閉めてから気が付きましたorz
ナットをはめるのに苦労するので、間違えないようにしましょう。
上の方に丸い穴が開いているのが正面から見て右側、四角い穴が開いているのが左側です。
確認出来たらボルトナットで固定します。
ナットをパネルのくぼみにはめてボルトを通すんですが、不器用なのでナットをひっかけてからパーツをはめるとナットが落ちちゃう。
パーツをはめちゃうと指が太いのでナットがはまらない。
ここでもちょっと苦労しちゃいました。
ナット側はこんな感じ
表からボルトで縫ってあります。
組みあがり。これだけでも完成品の大きさが想像できます。
・・・部屋が散らかっているのは気にしない方向で。
次は
ステップ2。モーターを組みつけます。
材料はこちら
M3-16のボルトでパネル同士を、M3-10のボルトでモーターとパネルを組みつけ。
組みあがりはこんな感じ。
同じ材料がもう一組あるので、上のパネルだけ裏表逆に組めば
ステップ3まで完了です。
ステップ4は今のモーターを前面パネルに組み込みます。
まずはひっくり返してナットをはめ込み
で、ここに前面パネルをそーっと乗っけてボルトで固定
この、”ナットをはめておいてパネルを乗せてボルト止め”が思った以上にうまくいったので、今後はこの作戦で組んでいくことに。
もう片方のモーターを組みつけて完了。
ちなみに向きはパネルの出っ張りがある側が外側です。
次は
ステップ5。インベーダーみたいなパネル。
これをモーターにつけてベルトプーリーをつけるんですが、先にベルトプーリーを付けないとイモネジが閉められなくなっちゃいます。
なので、先にモーターにベルトプーリーを取り付けます。
説明書では3mmほど隙間を開けろと指示がありますが、スケールを準備してなかったので。
M3のボルトで代用。これを挟んで隙間を確保します。
プーリーを付けたらパネルを固定して完了
次は
ステップ6。ベッドの後ろ側の固定部品です。
ちっちゃいパーツをでっかいパーツの両角に乗せます。
でっかいパーツの表裏はないのでお好きな面へ。(片面に二つつける)
で、ボルト穴を合わせて固定。
でかい穴はちっちゃい部品にしか開いていません。
固定したら
ステップ7。今の部品にさっきのモーターを組みつけます。
仮組。モーターの向きを間違えないように。
向きがあっていれば、ベルトプーリーがパネルのほぼ中央に来ます。
確認したら、一度外しナットを入れて固定
やっぱりこの方法、楽だわ。
次は
ステップ8。
同じくベッドの表側パネル。
同じように組み上げ。
ステップ9。ベアリングと足。
ベアリングを足に組みつけ
で、仮組
ちっちゃい部品を付けた面に取り付け。上下はありません。
よければボルトナットで固定。
固定したらベアリングのボルトを締め付けるんですが、付属の6角回しの一番太いやつでも合わない・・
ので、付属のレンチでナットを固定しておいて手締め。
閉めすぎるとベアリングが動かなくなるので注意。
ベアリングの軸側だけ動かなくなるのがベストです。
次は
ステップ10。
一番長い全ねじ2本
これにこんな感じでナットを通します。
ナットの位置は大体でいいです。調整はあとでやります。
ステップ11。今の全ねじと一番長い丸棒2本と四角いベアリング3個
丸棒にベアリングを通します。
片方2個、もう片方1個。
で、とりあえずベッドの前面パネルに全ねじ2本を差し込み。
小さい部品を付けてない方の穴です。
ボルトがパネルを貫通するはず。
真ん中のナット2個は後ろパネルに近い方にしておくと後が楽。
で、後ろパネルも仮組
仮組したら、前面パネル側をまずナットで固定します。
ボルトのなるべく先端で固定しておくと見栄えがいいです。
この状態では反対側は仮組のまま。
一度外して丸棒をさっきの小さいパーツの穴に差し込みます。
で、丸棒の長さに合わせナットを調整して固定。
丸棒側が上、全ねじ側が下です。
前から見て右側がベアリング1個、左側が2個。
ちなみにモーター側が後ろです。
前側のナット
後ろ側のナット。
後ろ側の足が斜めにならないように、また丸棒が遊ばない程度に調整します。
遊びがあるとがたつきます。
で、
ステップ12で本体に組みつけ。
まず、本体の中にベッドのパーツを差し込みます。
くぼみに合わせて全ねじをはめ込み。
この時、中のナットがパネルを挟むように配置します。
間隔は広めのままで。
で、衝立の後ろのくぼみにベッドの後ろパネルをはめ込みます。
ナットを入れておいて
パネルをはめてボルト止め。
説明書では左右1か所(ボルト2本)と書いてありますが、実際には片側2か所ずつ固定します。
ボルトナットは余計にあるので、全部止めておきましょう。
固定したら全ねじの真ん中のナットを固定します。
後ろ側のナットをパネルに当たるまで移動しておいて前側のナットをレンチでしっかり閉めます。
締めが甘いとがたつくのでしっかりと。
ここまで組むと全体のサイズがはっきりします。
テーブルの上目いっぱい。
完成したらどこに置いとこうか。