OlimpusTG-4買ってみました


私は何度か書いていますが、建設業に従事しています。
現場では工事記録写真を撮ることが多く、それ専用のカメラを常に携帯してたりします。
現場での撮影のため、どうしても扱いが雑になってしまいます。
なので、カメラの選定では”防塵””防水””耐衝撃”が重要だったりします。


数か月前、それまで使っていたカメラが突然の故障
ただ、前触れもなく壊れた(いや、前触れに気が付かなかっただけかも)ので、代わりのカメラとしてほかの人がいらなくなっていただいた物を使っていました。
そのカメラも防水防塵タイプのRicohPXなんですが、レンズの保護ガラスが傷だらけ。
コンパウンドで保護層ごと傷を削り取って使っていたのですが、どうしてもぼやけた感じの写真になってしまって。

しょうがないから新しいカメラを買おうとしばらく悩んだんですが。

買っちゃいましたTG-4!

というわけで今回は


今更TG-4レビュー!!


TG-4とはこんなカメラ。


OLIMPUS Stylus TG-4 Tough


15m防水、防塵、2.1m耐衝撃、100kgf耐荷重、-10°耐低温
その他いろいろな撮影モード付^^;
寒い地域で工事しているので、<耐低温も重要な要素。
ただ、常に携帯している関係で、そんなに低温の場所に長時間放置することはまずないのですが。

で、比較対象として


OLIMPUS Stylus TG-870 Tough


この辺も検討したのですが。

今時、写真はスマホのカメラで事足りてしまうし、こんなことでもなければカメラを買うことはないだろう。
どうせならちょっと高くてもほしいものを買おう!
というわけでTG-4を選んだわけです。



で、とどいたのがこちら。
TG-4ほか

本体、LEDライトガイド、レンズキャップ、液晶保護フィルム
レンズキャップと保護フィルムは社外品です。

早速開封。
箱を開けると・・・

箱の中CM

別売りオプションの紹介。
レンズ系のオプションをつけるにはコンバーターアダプタが必要です。

紹介のベロをペロッとめくると

さらに中

保証書、取説、付属ソフトのCD。
これらを取り出すと・・・

もっと中

黒い中箱にSTYLUSの文字。
でもって黒い保護袋に入った本体。

袋を取り出し、中身を出します。

TG-4本体

TG-4赤モデル。
ちなみにこれのモデル展開は黒と赤の2色。
派手な方を選んでみました〜〜
(埃の目立たない方ともいう)

表側の特徴としては

ストロボとLEDライト

ストロボ横にLEDライト。
近接写真を撮る時のストロボ白飛び防止に役立ちます。
LEDライトガイドの光源にもなります。

上から見ると

上側

ステレオマイク、電源ボタン、シャッター、テレワイドレバー
動画もとれる最近のデジカメにマイクはお約束。

液晶面は

液晶面

録画ボタン、モード切替、INFO、再生、十字キー、MENU。
見ただけではよくわからないのもお約束^^;

下側は

下側

三脚用の穴とバッテリーケース
これもよくあるパターン。

右側面にストラップホール

ストラップ受け

ホールというよりはバーですね。ストラップがつけやすくてGood!

左側面にはコネクタカバー

側面

カバーの中には

USB&HDMI

USBコネクタとHDMIコネクタ。
USBは電源供給兼用です。
どちらも専用コネクタで汎用ケーブルは使えません。

バッテリーケースを開けると

電池ケース&SDスロット

バッテリーホルダーとSDスロット。
きわめて一般的な配置です。


さて、現場で使うのが目的なので、レンズキャップはつけておきたい。
はじめはNDフィルタでもキャップ代わりにつけておこうかと考えたんですが、アダプタをつけないとつけられない。
ならばと購入したのが

レンズキャップ

社外品レンズキャップ。
スライド型でなくす心配なし。

早速取り付け。
まずは本体のレンズリングを外します。

リングを外す

左回しで簡単に外れます。

次に、中に現れた白い点とレンズキャップの印を合わせてはめ込み。

斜めに当てる

右回しに泊まるところまで回せば完了。

回して固定

カバーをスライドさせて開閉。

スライド

見た目、ワイド側でふちが見えそうに感じますが、全然大丈夫です。


次に液晶画面の保護。
保護フィルムは絶対条件です。
ガラスタイプではなく、フィルムタイプも条件のうち。

液晶保護フィルム

元のフィルムを剥ぎ取り・・・
元のフィルム

保護フィルムをペタッ

保護フィルム

綺麗に貼れました。


ここまで来てから残りの部品を確認したり。

箱の中に残りの部品

残り

中身は

バッテリー他

充電器、専用USBケーブル、バッテリー、ストラップ
ちなみにバッテリー以外は使わないのでそのまま箱にしまいます。

バッテリーの充電には汎用充電器を使います。
汎用充電器

これは、デジカメ等を買い替えるたびに不要になる充電器に嫌気がさして購入した一品。
充電時間や充電量が一目でわかるのが具合良いです。
ただし急速充電器ではないのでそれなりに時間がかかりますが。

で、このデジカメのバッテリーは端子がちょっとだけふちから離れているので、そのままでは端子がくっつかず充電できません。

なので、充電器を改造。

汎用改造充電器

端子に針金をはんだ付け。

これで、高さを調整できるようになります。

無事充電できるように。

充電

さて、実際に使ってみて思ったこと。

バッテリーがすぐになくなる。

GPSもWi-FiもOFFにしてるけど、あっという間になくなってしまいます。
感覚的にはμ720swの半分くらい?
特に、バッテリーマークが減りだしてから使えなくなるまでの間隔が短い。
足場の上やピットの中でバッテリーが切れて、事務所まで取りに行くのはシャレにならない。

しょうがないので、汎用バッテリー2個セットのやつを購入。

互換バッテリー

でもって、カメラケースに予備バッテリーを1つ忍ばせて、バッテリーが切れたらすぐに交換できるようにして対応してます。

あと、ストロボの発光条件がいまいちわかりません。
ここで光るか?と思ったり、この暗さで光らない?と思ったり。
ちょっと暗い場所でのストロボはほぼ手動設定状態だったりします。

その他はおおむね満足。
大きさの割に軽いし、液晶画面はきれいで大きいし、写真は素直だし。
ただ、GPSやWi-Fiなどの便利そうな機能は使わずじまいなのがちょっともったいないかな・・・






ちなみにカメラケースはHAKUBA製

hakubaカメラケース

ベルトにつけて縦に入ってマジックテープで蓋ができるこのタイプがお気に入り。
カメラが変わっても必ずHAKUBA製のケースを購入してます。
サイズ的にもぴったり。

電池を入れて置ける場所がないので、ケースの底に放り込んで、その上からカメラを押し込んでいます。
電池を取り出しづらいのが玉に瑕。

こんな感じでかる〜いレビューです。
ほかのところでは絶賛していたり酷評していたりするので、好みの分かれる機種なのかもしれません。
なお、”工事写真モード”は搭載されていないので、そこが絶対条件の人であればTG-3工一郎の方が良いかも。



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