なぜか今年も台湾へ行ってきました。


祝!WingWeb100回記年号〜〜!ぱちぱちぱち〜
せっかくの100回記念なので、WingWebに絡んだことでも書こうと思ったんですが、ねたがないので通常営業でorz



私が仕事でお世話になっている某会社。
このご時勢では珍しく、毎年社員旅行があります。
私は社員ではありませんが、ご好意で毎回連れて行ってもらっています。

で、なんと3年連続で台湾に行くことに。

台湾は親日の国なので、日本人が嫌われてないのと、治安が良くて物価が安いのであまりお金を使わない(もちろん、高いものは高い)ので割合気に入ってます。

台湾では旅行者用のデータ/通話SIMが空港で手に入ります。
もちろん街中の電話ショップでも手に入ります。
初回の旅行のときは空港で手に入れましたが、相手が日本語を話せない&私が日本語しか話せない&お客さんがほかにも居て手続きに時間がかかり、同伴者に多大なる迷惑をかけてしまいました。

2回目は空港での入手はあきらめ、ほぼホテルのWi-Fiのみで使用したものの、やはり即時性が無いのは寂しい&電話がガラケーのみで使うと国際料金がかかるのでちょっとひやひやしてました。

で、今回。
なんと、日本に居ながら台湾でつかえるSIMが手に入ることを知り、これはぜひ使ってみなければ!と早速入手。
その名も”跨境王!”

というわけで今回は。

日本で入手できる跨境王をつかってみた!


ブツは代引きで到着。

代引き便

海外SIM専門店のジャパエモさんから購入。
お値段ちょっと高めの約3000円。

こいつの具合が良いところは、1つのSIMで、中国、香港、台湾、日本と4つの国で使えるところ。

難点は、日本と台湾は使用料も高めなことorz

早速開封。

本体と日本語説明書

本体と簡易な日本語説明書。
とりあえずこれだけあればAPNの設定ファイルは作れます。

本体を開くとこんな感じ。

中身

SIMカードと中国語と英語の説明書き。なぜかイオン中国Visaカードの申込書らしきものが。提携しているのでしょうか。

SIMはノーマル&miniサイズ。

ノーマルサイズ
miniサイズ

でも、このままだとiPhone5sには使えないので、microサイズにカットします。
SIMカッターがノーマルサイズ用なので、まずはSIMを台から切り取ります。

切り取り

このままSIMカッターにセットしてバチン!

カット!

バリがむごいので、やすりで削り取ります。

面取り

で、今回はSIMFREEiPhone5sで使う予定ですが、一応下駄つきiPhone5でも使えるか確認。

SIM下駄

といっても刺さるかの確認しただけですが。
ちょっときついけど、とりあえず使えそうです。

確認したところで、持ち歩きの方法にちょっと悩みます。
出発前にこちらで差し替えてしまおうかとも思ったのですが、何しろ”日本でも使える”SIMなので、飛行機に乗る前にチャージを使い切ってしまいそうです。
なので、なくさないようにSIMホルダーにセットした状態で小物入れに入れて持っていくことに。

SIMホルダー

SIM抜きピンも忘れないよう一緒にしまっておきます。



さて当日。
早速台湾へ!

成田!
桃園!
ホテル!

ついた〜〜!

ホテルに着いたら、早速SIMを入れ替えます。
入れ替えてiPhoneを立ち上げると、早速電波をつかみます。

UNICOM(FET)

そしてSMSが届きます。

SMS

開通のための簡単な説明のようです。
中国での使用を想定しているようです。読めませんがorz

APNファイルを切り替えて開通手続き。
このSIM自体はデータ音声共用ですが、今回はデータだけ使いたいので
*118*231#
をコールします。
1分もたたないうちにSMSが届きます。

使用開始

SIMの残高、有効期限、その他。
その他に何が書かれているかさっぱりですが、とりあえず使えるようになったことだけは確認できるのでまあ良いか。

このSIMを台湾/日本で使う場合、HK$0.02/KBの料金がかかります。
数字だけ見ると一瞬安いようにも感じますが、換算するとHK$20.00/MBとなり、今の残高では写真1〜2枚アップロードしただけで使い切ってしまいます。
ただし、1日あたりの上限がHK$68.00なので、それ以上の金額をチャージしておけば使い放題となります。

金額表

なので、とりあえず旅行中にかかる分だけでもチャージしておかないと話しになりません。
まずは台紙に貼ってあるQRコードを読み込んでChinaUnicomにアクセス。

TOP画面

ここで入力するのはユーザーIDとパスワード。
・・・ではなく、上下両方ともSIMの電話番号
先ほどのSMSに入っていた番号かとも思いましたが、設定画面で表示される番号を入力。
すると、チャージ画面に切り替わります。

金額設定

きりのよい数字が並んでいますが、端数でのチャージも出来ます。
(因みに残高がさっきと違いますが、それはこの画面をコピーしたのが後日だから^^;)

1日HK$68なので、3日使うには残高含めてあとHK$200くらい入れておけば問題なさそう。
HK$200をタップして確認をタップすると決済方法の選択画面になります。

支払い方法

因みに私の大カードはVisa/Masterではないので、Paypalでお支払い。
Paypalも今回始めて登録してたりして^^;

Paypalでお支払い

支払いを済ませてしばらくたつと、SMSでチャージの連絡が。

チャージ済み

きちんとチャージできています。
後は実際に使ってみるのみなのですが、ほんとに上限で金額がとまるのかちょっと不安。
なので、残金をすぐ確認出来るよう、確認コードを連絡先に登録しておきました。
確認コードは*118*35#

CU登録

ついでに、申請コードと解除コードも登録しておきました。

でもって試してみると、コードを送ってから一呼吸おいてSMSが。

残高確認

電話番号(消してありますが)、残高、有効期限。
チャージしたので有効期限が延びています。

というわけで翌日から使ってみましたが、回線が3G接続なので、速度はそれなり。
何本もツィートしましたが、写真入でも問題なく送れますし、動画でも見ようとしない限り何の問題も無いレベル。

わたしのiPhoneにはIP-PhoneSMARTが入れてあり、携帯の電話を転送しておきまして。
実際に日本から電話があり、数分話したのですが、通話品質にも何の問題も無いレベルでした。

3泊4日の旅の最終日。
残高を確認してみると・・・

最終残高

残高HK$48.50。
微妙に残高が合わないですが、まあいいか。

というわけで、HK$のレートが約15円なので、1日あたり約1000円でデータサービス使い放題〜
最初に買った値段が3000円位したので、平均的にはちょっと割高

docomoあたりの海外1dayパケと比べると、あっちは980円で30MB/日、こっちは約1000円で制限なし
ただしあっちは初期経費無料、こっちは3000円くらいなので、docomo加入者はそっちで使っていたほうが手間は無いです。
写真をバンバン送っていると30MBあっという間に使い切っちゃうので、(特に旅行中は送りたくなる)そういう方は使ってみても良いような気が。



さて、日本に帰ってきてふと思う。
このSIM、日本でも使えるんだよな〜
で、SIM入れ替えてみました。

SoftBank

SoftBankの回線を利用してローミングしているようです。
日本で使用する場合、電話料金はHK$3.8/分 ≒約60円/分の通話料となります。
SMSが1回HK$0.99なので、SMS専用として遊ぶのもちと高い。
チャージを2回に分けて、1年使えるようにしとけばよかったかな・・・



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