正確に書くと
RAKUNEWという、海外のガジェットの通販サイトで興味ある商品がありまして。
SEEK THERMALという簡易型サーマルカメラ。
サーマルカメラが単体で最低でも10万を超えるものばかりの中、3万円台前半で購入できるとあったので、早速予約したのですが。
予約の段階で料金が
やっとAndroid版が出たと思ったら、iPhone版は
あまりのことに痺れを切らし、予約をキャンセル。
で、これを選ぶ前にほしかった別のサーマルカメラがありまして。
これもRAKUNEWで取り扱っていたのですが、5万円中盤台という、ちょっと手を出すにはためらう金額だったのですが。
われらがAmazonで探してみたところ、4万円前半という、上記の商品+1万くらいの価格で売ってまして。
思わずポチってしまいました。
というわけで、今回は。
というわけで、

箱自体は紙製。かなり丈夫に出来ています。
蓋は磁石でくっつく様になっています。右側中央の黒い取っ手を引っ張って開封。
(もちろん封印テープをはがしてからですよ)
でもってふたを開けると。

こんな感じでちょこんと収まっています。
引っ張り出して中身拝見。

本体、充電ケーブル、説明書。これ以外にヘッドホンアダプターも付属しています。
ちなみに充電ケーブルは普通のUSBケーブル、Androidスマホで一般的なmicroBタイプ。
Lightning端子であればiPhoneのケーブルが流用できるんですが・・
説明書はこんな感じ。

左側に操作説明の図解、右側に出来ること出来ないこと。
ちなみに裏側には出来ること出来ないことの各国語訳が付いています。
高いビルはひとっ飛び
早速充電。
ケーブルはついてきますが充電器はついてきません。
iPhoneの充電器を流用します。

因みにこのランプは電源が入っている状態のモニタ用・・・・スイッチきり忘れたりして。
ある程度充電できたら早速使ってみます。
まずは保護シートを剥ぎ。

本体とiPhoneカバーを分離します。

カバーをiPhoneに装着

くるっとひっくり返すと・・・

因みにこのカバーの穴が本体のフックに引っかかるようになっています。
でもって、本体とドッキング!

本体白い版もあれば良いのに・・・
(そんな事言い始めたらゴールドもほしいとか言い出しそうですが)
本体裏側

iPhoneのカメラと本体のカメラ2つ。
たて向きスイッチ。
いたってシンプルなつくりです。
さて、FLIR ONEを使うためにはアプリのインストールが必要です。
その名も

アプリを起動したらファームウェアアップデートのお知らせ。

とりあえず動作確認が終わるまではアップデートしない方向で行きます。
後でをおすと次の画面

画像の調整。
先ほどの裏面真ん中にあったスイッチですが、上でOFF、真ん中でON、下に引っ張ると画像の調整となっています。
引っ張って3秒ほど押さえていると、画面にチェックマークが出ます。
そして簡単なチュートリアル。

チュートリアルもいたってシンプルですが、機能もいたってシンプル。
サーモカメラの
表示にはいくつか種類があります。
まずはアイアン。一番初期で選択されています。

因みに色は絶対温度を表していません。画面全体の
高温の物体が画面内に無いと、全体的に暖色系の色になります。
この機械にはサーモカメラと普通のカメラが入っていて、サーモグラフィーに通常写真の
このため、非常に
画面を横にスワイプすると次の表示へ。
グレー。アイアンの色情報なし版。

レインボー。赤が入ってより暑そうに見えます。

コントラスト。

北極。温度の高いところと低いところにだけ色が出ます。

最低温。最低温のところだけ青色が。

最高温。上の高温版。

撮影は写真と動画。
写真のデータ内にはサーモグラフィーと通常画面が入っているみたいで、FLIRアプリでデータを開き

下からスワイプすると、カレンダーのページをめくるように通常画面が出てきます。

何が高温/低温なのか見極めたいときに便利。
動画にはこの機能はありませんが・・・
画面左上のギアのマークが設定画面。

一番左がスポットメーター。
画面中央部の

表示温度は0〜100℃。

2番目はiPhoneのストロボのOn/Offスイッチ。
3番目が各種設定。

設定もこれだけ。
重要なのは
仕組みが放射温度計と同じなので、ガラスやつやのある金属などの表面温度は誤差が出やすいため、ここで設定できるようになっています。
ほかの項目は見てのとおり。
さて、
とある駐車場で撮影してみました。

結構遠くから来る車の
同じ場所でもう一本

同じ構図ですが、車の窓を閉めたらどうなるか。
結果、
ガラスが熱をさえぎってしまう&ガラス自身の熱が写ってしまうようで、
最後にもう一本

自宅に帰ってきて自分の車を撮影。スポットメーターでタイヤの温度を表示させて見ました。
これで測定範囲がもうちょっと広ければ使い道も広がるんだけどなぁ・・・
さて、実はこのサーマルグラフィ、壁内の
そのため、実用に使えるかはこれからの課題。
とはいえ、こんな面白いがジェット、しばらくは
ふっと面白い使い道が浮かぶかも!
ちなみにRAKUNEWのサイトを確認したら、SEEK THERMALのiPhone版、発売になっていました。
でも値段が上がっていて3万円後半くらいのお値段。
FLIR ONEにして良かった^^;