先日まで紅葉で色鮮やかだった近隣の山々もすっかり色褪せ、徐々に冬の景色へと変わりつつあります。
北の方からは雪の映像も届き始めましたが皆様、風邪などひいてませんか?
さて毎月の事なので、わざわざ断わらなくてもお分かりでしょうが「今月もネタがありません」(既知)
しかたないので、例年、我が家で収穫している「自然の恵」を紹介してごまかす事にします。
WING方面(どっちの方面だ?)のネタではないし、面白くもありません。(断言)
BSキーは押さずに、最後までスクロールしていただければ幸いでございます。
では早速・・・
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ご存じの方は多いと思うがイチョウの木には雌雄がある。
街路樹のイチョウはほとんどが雄木だが、理由はおそらく悪臭対策と思われる。
道端に落ちたイチョウの実が踏みつけたら、とっても臭いのである。
以前、ここのワンショットコーナで紹介した事があるが我家にはイチョウの木がある。
んで、我が家のイチョウは幸か不幸か雌木なのだ。
雌木ということは・・・そう、秋になると実が落ちてくるのである。
皆さんご存知と思われるが、イチョウの実の中にあるタネが銀杏である。
実際に食べられるようにするには結構手が掛かるが、
手が掛かる事が「しょうがないなぁ」と許せるくらい銀杏は旨いのである(個人的感想)
イチョウにも当たり年があるらしく、昨年は我が家のイチョウにほとんど実がつかなかった。
昨年の埋め合わせようとした訳ではないだろうが今年のイチョウはおびただしい量の実がついた。
私用だけでなく、当クラブの銀杏好きなメンバーや、ご近所におすそ分けしようと頑張ってみた。
イチョウの木にはおびただしい量の実が付いている。
イチョウの木の下はこんな風になった。
もはや実を避けて歩くことは不可能で、一歩踏み出しただけで2−3個の実を踏み潰す密度だ。
今年は全部収穫すると消費しきれないので通路に落ちたものだけを拾い集めた。
通路に落ちるのは全体の3割位だろうか?
それでも集めた実はリンゴ用のサンテナの半分位になった。
(洗浄作業中はカメラを持ちたくなかったのでテキストのみとなる)
イチョウの実はサンテナに入れたまま高圧洗浄機の高圧水を見舞わせる
果肉はドロドロになって網の目から流れ落ちサンテナには銀杏・皮・軸だけが残る。
昨年までは手作業で皮・軸と銀杏を分けていたが今年は楽な方法を見つけた。
斜めに固定した板の上に、銀杏と皮・軸が混じったものを乗せて手のひらで転がすと、
銀杏だけが板から転げ落ち皮と軸だけが板の上に残る。
転げ落ちた銀杏は軽く洗ってから広げ白くなるまで干す。
干した銀杏は一個一個割って中身を取り出す。
で、こちらでも新手法!昨年までは銀杏を割るのにウォーターポンププライヤーを使っていたのだが、
今年使ったのは30年来愛用しているMARYのペンチ。
ペンチの先の物をつかむところを使うのではなく刃の部分にある穴(?)を使うのだ。
穴の中はギザギザがあって滑らず、穴の奥は刃があるのでちょうどうまい具合に銀杏が収まる。
ウォーターポンププライヤーより大幅に作業効率がアップした。
PC動画を見ながら、片手間にカチッカチッと割ってボウルに放り込んでいく。
殻から取り出した銀杏は茹でながら「おたま」の底で転がすと薄皮が剥がれてくる。
薄皮が剥がれたらザルにあける。
薄皮を除き銀杏だけを拾い出す。
一度に大量の銀杏食べると中毒を起こす事があるらしくい。
さすがにこの量の銀杏を一度に食べるとヤバイかも・・・
場合によっては命を落とすこともあるらしいので注意が必要だ
ちなみに、この銀杏は冷凍庫行きになる。
あと2〜3回この作業を繰り返し、大量の冷凍銀杏は後に少しずつ腹に収まる予定だ。
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今年も残すところ一ヶ月ちょいになりました。
何もしないまま一年が終わろうとしています。
ひと月の内に「何かでっかい事」を・・・・なんてないか(笑)
それでは又来月〜っと。
コメット
<<<<<<<<<<<<<<<<<<< 今月のワンショット >>>>>>>>>>>>>>>>>>>
赤くなった柿の葉も全て落ち、取り残された柿が哀愁を漂わせる。
時折、野鳥が柿をついばみに来るが最近は柿を収穫しない家が増えてきた。
野鳥はきっと「ありがやー」と思っているに違いない・・・