作業灯のちょっとした改造

建設業なんていう仕事に従事していると、手持ちの工具がどんどん増えていきます。
しかも時代はバッテリー工具
インパクトドライバーや電動ドリル以外にも釘うち、丸のこ、サンダー、ハンマードリル、そのたもろもろ・・・
私もご他聞に漏れずバッテリー工具を何種類も持っています。

同じメーカーの工具を使うことで、バッテリーを共用できるという利点があります。
その代わり、他メーカーで”お!”と思うような工具があっても、そのメーカーで出ていないこともしばしば。

そんな、とある有名どころのメーカーの工具で、作業灯というのがあります。

いまどきの作業灯はみんなLEDになって、明るく長時間使えて切れないといういいこと尽くめだったりしますが、私のやつは電球タイプ。
決して暗くはないのですが、時々作業中に切れてしまうのが玉に瑕。
この際、バッテリーはあるのだから作業灯だけ買い換えようかと思ったんですが・・・
すでに私の持っている工具シリーズは旧製品になっていて、バッテリーの使い回しができないという憂き目にorz

そこで今回は。

旧型作業灯をLED仕様にしてみた!


問題のブツはこいつ。



Panasonic 工事用充電ライト EZ3740
これは14Vリチウム電池の初期のもので、私の工具はこの電池用で一揃えしてあるんですが。
このバッテリーがEZ-9L40というタイプ。
で、今の新機種がEZ37C2
この機種には私のバッテリーは使えません。
というか、すでに私のバッテリーを使える工具は販売終了品・・・

で、世の中には同じことを考える人がいるようで、市販品にもLED交換球というのがあります。
こいつを買ってきてつけてみたんですが。



サイズはピッタリ。で、点灯して10秒で焼ききれました。
市販品は普通の懐中電灯用に作られているので、7V用になっていまして。
2倍以上の電圧がかかったので、切れるのはあたりまえorz
しかも、そもそもこんな高い電圧の懐中電灯自体がほかに存在しないため、高電圧用のLED交換球自体が見つからない。

ならば、車で使えるような12V対応の交換球がないかと探してみたらあったのでポチって見ました。


NO,51 超高輝度電球型LED(白色・8mm・12V用)
はっきりいって口金の形状が違うのですが、これしかないので仕方がない。
ちなみに、何でこんなにいっぱい買ったかというと、てっきり単品売りだと勘違いした上、12V用を14Vで使ったら試しているうちに切れちゃうんじゃないかとおもって3つほど買ってみたら、1つで2個いりだったという^^;

で、口金がちょっと小さいのでどうしようかと思ったんですが。
本体改造してもし失敗した場合、代わりの作業灯がすでに手に入らないのでちょっと痛い。
なので、できれば電球のほうを改造して何とかしたい!

壊れたLEDを分解して・・・



その口金部分にはめ込んじゃえばいいや!



なんと微妙に入りませんorz

口金の長さは問題なさそう。要はつばの部分の引っ掛かりがあれば良いわけなので。
分解した口金を薄く削って・・・



LED球にかぶせてしまって



でもって、作業灯にセット!



・・・薄く削りすぎてカパカパするので、抑えようのリングを取り付け



で、本体カバーで押し付けちゃいました。



果たして点灯するか。
ちょっとどきどきしながらスイッチオン!



おお〜ついた!
その後しばらくつけてみましたが、どうやら切れる心配はなさそうです。

これで作業灯延命だ!





というわけで、とりあえずはついたのですが、この電球、超高輝度を謳っている割にそんなに明るくないです。
明るさ比だと前のクリプトン球よりちょっと暗い?という感じです。

でも、点灯実験したところ、24時間以上つけっぱなしても消えない!
クリプトン球のときの公証が2時間程度なので、長時間作業する場合は重宝しそうです。

・・・・いずれは工具の買い替えもしなきゃいけないのかなぁ・・・・orz


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