中古ビデオカードを入手しました・・・今更?^^;

毎月1回行われている某例会。
そこでとある方から中古のビデオカードをいただきました。

昔ときめくQuadro4!



グラフィックワークステーション用のXGL980というやつで、どうやらIBMの機体についていたもののようです。
今どきのGPUと比べてしまうと見劣りしますが、AGP対応のグラボなど今後手に入る可能性はぐっと低くなるし、 せっかくいただいたのだから今のメイン機のグラボと入れ替えることにしました。
しかしそこに忍び寄る魔の手が・・・!
というわけで今回は

中古グラボで苦労してみた!


いただいたグラボはずっと清掃されなかったようで・・・



コネクタからファンからほこりまみれ。
とりあえず掃除機を使ってほこりを吸い取ります。



で、実はほこりだけではなく、クーラーのファンの油が切れているようでうまく回りません。
ファンに油をさすのは結構当たり前のようにやっているので、このファンにも油をさすことに。

まずはファンカバーを取ります。



ちっちゃいねじ4本で止まっているだけなので、精密ドライバーで簡単に外れます。
で、ファンもねじ3本で止まっているだけなので、これも外します。



GPUファンを外すのは初めてですが、うまいこと取り付けてあるなーと感心しつつ、
油をさすための軸を・・・



あれ?軸がない?反対側かな?



・・・軸が見えませんorz
どうやら軸の部分に封をしてあるらしく、シールをはがした位では見えないようになっています。
で、Lenovoの時のように引っ張ればとれるのかなーと思って、えいっ!と引っ張ったら。



バラバラ殺人事件。

完全に破壊してしまいましたorz



やってしまったものは仕方がない。
代替えGPUクーラーをつけることに。
われらの味方、Amaz○nでかなり安めのクーラーをぽちります。

届いたものがこちら。




GPUクーラー静音型。
なんと12cmファン付き。結構大きいです。

クーラーが来たところで古いクーラーを外します。



黒い樹脂のピン4本で止まっているので、それを外すと簡単に外れます。
で、試しに新しいクーラーを乗せてみて…



でかっ!

ここで衝撃の事実。
このファン、いろいろなGPUカードにつけられるように取り付け穴がたくさん開いています。
しかし、古いGPUカードには対応していないようで、今回のグラボだと穴がきちんと合いませんorz

かといって、古いGPU対応クーラーなんて今どきどこにも売っていなさそう。
しょうがないので、合いそうなな穴を利用して無理やりつけることに。

とりあえずGPUにシリコングリスをつけます。



クーラーの接触面には保護シールが付いています。



これをはがすと、ヒートシンクが2本。



安いものの割には結構まともです。
フィンが大きいので、何となくファンがなくても使えそうに見えますが・・・

で、フィンを多少斜めにするとかろうじてどこかの取り付け穴につけられそうなので、無理やり固定!



う〜ん、何度見てもでかい・・・
・・・もしかして、ファンがでかすぎて本体に収まらないかも・・・

ちょっと不安になりつつも、とりあえず交換してみることに。

これが交換前。



でもって、交換!



うわ、やっぱりでかい!
3スロット離れてつけてあったFireWireのI/Fカードのスロットですら移動しないと付きませんでした。
GPUだけで4スロット分独占・・・

で、肝心の性能は。

とりあえずFFベンチで測定。
交換前はこんな感じ。



で、交換後は・・・



微増orz



この後、3DMark2001でもベンチマークテストしてみましたが、やはりスコアは微増というところ。
ただ、DirectXにフル対応しているので、すべてのテストを通過しました。
初めて見るテストがちらほらと・・・
しかも、このファンが異様に静かです。
電源ファンやCPUファンの音が大きく感じられるほどの差があります。
でかいファンをゆっくり回しているので、長持ちしそうだし。

と、ここまで手をかけたGPUですが、記事を書いている時点ですでにお蔵入り。
原因は、ドライバーがXPまでしか対応していないためorz

Windows7にXP用のドライバーを入れたら3Dの処理が起こるたびに再起動を繰り返すようになってしまいました。

OSの寿命には勝てません〜〜〜
(ちなみにうちのメインマシンも同じ理由でお蔵入りorz)


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