届いたブツはこんな感じ。
製品の箱に直接伝票がはってありまして。
あれ?新品を勝ったつもりだったのに中古だった?と思いつつ箱を開けます。
箱の中身はこんな感じ。
確かに新品のようです。不良在庫かなんかで、新古品扱いみたい。
まあ
本体はこんな感じ。
マットな感じの縦置きタイプ。どっかのメーカーの外付けHDDみたい。
裏側はこんな感じ。
上からLANコネクタ、スイッチ2個、USB端子、電源コネクタ。
取説をななめよみして、なんとなくわかったところで早速設置。
この機種、さすがにEPSON純正らしく、プリンタの設定は何一ついりません。
USBケーブルでつないで電源を差し込むだけ。
ハブの上に開きスペースがあったので、とりあえずそこにおいて見ます。
今回はハブに空きがあったので有線接続。ちなみに無線/有線は排他利用なので、有線利用時に無線接続は出来ません。
で、接続確認も至極簡単。
表のUSBランプが点灯したら、裏のスイッチ1をぽちりと押すと・・
プリンタがステータスシートを印刷します。
これを見ると、プリンタをきちんと認識しているのがわかります。
本当に簡単!
で、ここにアダプターに割り振られたIPアドレスが書いてあるので、ブラウザでこのIPを開くと設定画面が出てきます。
この画面でプリンタの状態がチェックできます。
インク残量が・・・・
ネットワーク設定をポチリ
ネットワーク設定画面。
今現在のIPはブロードバンドルータのDHCPが割り振っているものですが、このままにしておくとIPが変わってしまう場合があるので、設定画面から固定IPを割り振っておきます。
ネットワーク基本設定ボタンを押して進みます。
現在の基本設定。設定を変更するボタンを押します。
ネットワーク上でのプリンタのニックネームが変更できます。
これは特に変更せずに次へ。
TCP/IP設定、手動設定にしてから次へ
IPアドレス設定。自分のIPアドレスの範囲内で使われていないアドレスを割り振ります。
私の場合、DHCPは40個ほどしかアドレスを振らないようにしてあるので、後ろのほうのアドレスであればどこでも使えるようになっています。
わかりやすいアドレスを振ってから次へ。
サブネットアドレス設定。特に変更の必要はありません。次へ
デフォルトゲートウェイ設定。変更せずに次へ
プライマリDNS。デフォルトゲートウェイのアドレスになっていれば通常は問題ありません。次へ
セカンダリDNS。特に設定の必要なし。次へ
プロキシサーバ設定。使ってないのでそのまま。次へ
今設定してきたデータが表示されます。間違いなければ設定ボタンを押します。
一時的に通信が遮断されます。今回はIPを変更しているので、確認ボタンを押したら通信が出来なくなります。
確認ボタンをポチリ。
通信を遮断しています。メインに戻るぼたんをおしても戻りません
アドレスバーを書き換えて、あたらしいIPアドレスに接続します。
ちなみに再起動に40秒程度かかるので、すぐに接続しようとしてもエラーが出ます。
うまくいくと新しいアドレスで設定画面が出ます。
これでPA-TCU1の設定は完了しました。
最後にPC側の設定。
プリンタを追加します。
コントロールパネル→プリンタとFAX→プリンタの追加 で、ウイザードを起動します。
ウイザードが起動します。次へ
ネットワークのプリンタですが、ローカルプリンタで設定します。次へ
当然自動では検出できません。次へ
新しいポートの作成でポートの種類をStandard TCP/IP Portに変更します。次へ
新しいウインドウが開き。TCPプリンタポートの追加ウイザードが起動します。次へ
IPアドレスの設定。IPアドレスには先ほど設定したアドレスを打ち込みます。ポート名は変更可。めんどくさいからデフォルト。
次へ
追加完了。完了ボタンを押すとウインドウが閉じます。
で、さっきのウインドウに戻って、プリンタソフトのインストール画面。
ローカルで使っていたので、製造元とプリンタを選択します。次へ
すでにドライバがインストールされているので、それをそのまま使います。次へ
プリンタ名。PM-A820と設定します。これを適当にすると後でどのプリンタかわからなくなるので、きちんと設定。
通常使うプリンタにして次へ
共有設定。ネットワークプリンタなので当然共有しません。次へ
これで設定は終わり。テストページを印刷して間違いがないか確認しておきます。次へ
設定完了。完了ボタンを押すとテストページが印刷されます。
何の問題もなく印刷されました。
で。
USBプリンタをネットワークで共有するだけならほかのメーカーから安いネットワークアダプタが販売されています。
今回純正にこだわったのは、スキャナもネットワークで共有できるから。
メーカーのHPからスキャナドライバをダウンロードしてきます。
このとき、PA-TCU1用のドライバはつかえません。PM-A820用のドライバをダウンします。
私はここで引っかかって、だいぶ悩んでしまいましたが・・・
ダウンしたら起動。
セキュリティの警告。実行ボタンをポチリ
EPSONのドライバは圧縮されているので、まずは自動で解凍されます。
解凍ボタンをポチリ
これでドライバセットアップが起動します。次へ
次へを押していくだけでインストールが終了します。
デスクトップにスキャナアイコン
ぽちって起動します。
スキャナの選択画面。つながってもいない型番があったりしますが、気にせずにPM-A820を選択します。
ちなみに、PA-TCU1用のドライバをインストールした場合、PM-A820が表示されません。
ここで躓いてだいぶ悩みましたが、PM-A820用のドライバをインストールしたら出てくるようになりました。
OKボタンを押します。
起動できません。
このドライバは標準ではUSB接続を想定しているため、そのままでは動きません。
アシスタントに従っても解決しないのでいいえをポチリ
で、この辺の設定はプログラムのなかのEPSON Scanフォルダの中の・・・
設定ソフトを起動します。
ここでもまずはスキャナ選択。で、ネットワーク接続を選択します。
そうすると、ネットワークスキャナの指定が出来るようになるので追加ボタンを押します。
追加の画面。スキャナ名は自由に変更できます。
で、しばらく様子を見ているとアドレスを検索して見つかったアドレスが表示されます。
アドレスが見つからないときはアドレスを入力を選べば手入力できるようになります。
ただし、スキャナ選択のところで間違ったのを選択しているとエラーが出ますが。
アドレスをクリックして反転させたらOKボタンをポチリ
設定画面に戻って、さっき選択したアドレスが表示されています。
テストボタンを押してみます。
問題なければテスト成功のダイアログが表示されます。
これで準備OK、改めてデスクトップのアイコンをポチリ
今度はエラーも出ずにスキャナソフトが起動します。
これで、ネットワーク上のどのマシンからでも印刷/スキャンができるようになりました。
このPA-TCU1はスマホのiPrintにも対応しています。
iPhoneにインストールして起動!
これで、iPhoneから直接印刷したり、直接スキャンしたり出来るように!
というわけでプリンタがネットワーク対応になりました。
このアダプター、結構多機種に対応しているので、1台持っていればプリンターを買い換えても使えたりします。便利!
といっても、いまどきのプリンターは結構安い機種でもネットワーク対応が当たり前になりつつありますので、参考になるかどうかはわかりませんが・・・
しかも付属の自動設定CD-ROMを一切使わない方法だし。
果たして興味のある人がいるのか???