『２０１３年９月７日（土）お昼過ぎ、最後の親知らずを抜きました』
バキョッと。まあ、それだけのことです。
今回は写真なし。
最初は残骸の写真とか載せようかと思ったんですけど、医療関係者でもない限り見た瞬間にページ閉じられそうな気がしたので。
と言う訳で。今回は親知らずを含む歯のお話です。
もともと。ワタクシには親知らずが３本ありました。
自分の方から見て、上右側と下側の左右。
客観的にもこの親知らずの位置って歯ブラシが届きにくいんですよね。
よほどブラッシングに気を使っても、まあ概ね磨き残してます。
なので。これらが虫歯になるのは必定だったりします。ほとんど運命です。
コイツらは最初、歯肉に埋もれていましたが、何故か段々と頭角を現してきました。
人によっては、親知らずがもともとなかったり、あっても一生歯肉に埋もれたままということもあるみたいですね。
羨ましいヤツだｗ
最初は下の右側でした。遡ること１０年ほど前。ベルギーに赴任するちょっと前に、とうとう歯に穴が開きまして。
やむを得ず歯医者さんに駆け込みました。この時にかかった歯医者さんは、時代的な背景もあったんでしょうけど、術式が少々古かったようです。
麻酔をかけてノミとツチでガンガンガンと。麻酔かかってる方は良いけど、その反対側がイタイのなんのって。
エライ目に遭いました。
実はその時のガンガンガンが原因で顎関節症っぽいのになったようなんですが、今日まで放置プレイです（笑）
２回めは下の左側でした。これは帰国後ちょっと経ってから。２００９年の頃でしたかね。
こちらも同じく歯に穴が開くまで放置していて、やむを得ず歯医者の扉を叩きました。
でもさすがに前回のことが気になってまして。あれですね。トラとウマ（笑）
ネットとか伝聞とかいろいろ調べました。
そしたら、この頃は術式も変わってきていて、以前のような前時代的な手術はほとんど使われなくなってきたらしいんですね。
代わりの方法と言うのが、超音波メスなどを使って大きな親知らずを分割して抜くというもの。
これなら患者への負担も少なそうです。
さらにインフォームドコンセントが（時代背景的に）徹底し始めてきていたことなんかがわかりまして、じゃあ行ってみるかと。
上田駅近くのとある歯医者さんに掛かりました。
情報通り、説明が実に事細かで安心して受診できた覚えがあります。
さらに術式も調べた通りで、時間にして２０分くらいかな。
単純に前回と比較するとほとんど負担を感じない状態で終わったのです。
いいね。
この頃はまだ上側の親知らずは歯肉の中に埋もれておりました。
しかしながらここ１〜２年、ついに頭角を現し始めまして。
その駅近くの歯医者さんには半年に一度、定期検診でお世話になっているのですが、半年前のチェックでとうとう指摘されたのですよ。
『上の親知らずが見え始めてますよ〜〜 抜いとく？ 抜いとく？』
ぐは。
とりあえずムダな抵抗を試みます。
『何とか保存したいと思うんですが・・・』
『じゃあ、もう少し様子を見ますか。でも虫歯になりやすいですから気を付けてね〜〜〜』
ファンキな歯医者さんです。ウデは確かですが。
そして半年後。今回の定期検診（歯石除去）で、とうとう虫歯宣言されました。
『あ〜 やっぱり虫歯になっちゃいましたね〜〜〜』
ぐはっ
さらに畳み掛けてきます。
『抜いとく？ 抜いとく？〜〜〜』
一週間悩んで、思い切りました。
『・・・じゃあ、次回よろしくお願いします。』 降伏。。。
と言う訳で。今日（９月７日）に至ります。
レントゲンの写真を見ながら、
『上側だし根っこもほとんどないからすぐ抜けますよ〜』
相変わらずファンキです。
でもホントに５分掛からずに抜けました。スプラッタではありましたが。
『お大事にどうぞ〜〜♪』
・・・最後までファンキでした（笑）
そして１５：００現在、麻酔が切れて痛み始めたので処方された鎮痛剤（ロキソニン）を飲んでこの原稿を書いてます。
今日はおとなしくしてよ。
さて。この記事を書いてて、もう一個思い至ったのでそれについて。
ええと。
ある程度年齢が進んで来ますと、歯磨きするときにオエってなりますよね？ ね？ ね？
これ。専門用語で、嘔吐反射（おうとはんしゃ）と言うそうです。
専門用語で口蓋垂（こうがいすい、平たく言えばのどちんこ）を刺激すると起こるアレ。
これは反射なので、医学的には治療法はないそうです。
民間療法的には、いろいろあるみたいで。ネットでググったらたくさん出てきました。
１）なるべく下をむいて歯磨きする。
２）口で息をせず、鼻を介するようにする。
３）喉で声を出すようにする。イメージは鼻歌的なやつ？ 腹話術とは違う？
で。いろいろ試してみたら、３）が結構有効でした。ワタクシの場合は。
歯磨きしながら歌を歌ってみたら（メロディを鼻歌みたいに奏でる的なやつ）、反射がほとんどなくなりました。
で。今回の親知らず抜去でも『あ〜』とか『う〜』とか、一応事前に断った上でやってみたら有効でしたよ。
もし同じお悩みをお持ちの方がいらっしゃいましたら、試してみる価値はあるかも。
一応お約束。これらは『民間療法』であって、歯科医師のアドバイスではありません。
どれかひとつくらい効く場合もあるかも知れませんが、いっこも効かないこともありえます。
このことを承知の上、やる場合は自己責任でお願いします。
この記事を見て試してエライ目に遭っても当方では関知しません。
あ。鎮痛剤が効いてきたみたい。
さて。ギターでも（笑）
おしまい
今月の脚注： 急に涼しくなってきましたね。今年の冬は寒いらしいですよ。冬の楽しみ方を何か考えないとな〜
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