4chヘリを買ってみた

あくなき空への憧れ。


男の子なら一度はあこがれる飛び物ラジコン。
しかし、その価格から子供のころは指をくわえてみているだけでした。

で、大人になって熱が再燃。

最初は2.5chのおもちゃ。二重反転ローターで安定飛行が売り物。
とりあえず飛ぶけれど、上下、左右回転、前進のみのコントロールですぐに飽きてしまいました。

2度目はちょっとまともな6chヘリ。背面飛行までできるそれなりのもの。
こいつは逆に難しすぎて、離陸すら難しい。
しかも、ぶつかるたびにプロペラが大破。換えのプロペラを何枚だめにしたことか・・・

3度目は3chの超小型。iPhoneで操作するタイプのもの。
これも二重反転ロータータイプで安定して飛ぶけれど、iPhoneを介しているせいか反応が一歩遅れるため、いまいち面白くない。

4度目はUMCで購入したARDrone。4ローターで安定飛行。
というか、飛行自体はコンピューター制御。スイッチひとつですぐホバリング。
・・・広いところで飛ばすには面白いけどただそれだけ。

やはり2度目のまともなヘリを飛ばせるようになりたい。
でもあまりに簡単に壊れるので飛ばすのがおっかない。

で、あるときAmaz○nを見ていると、こんなものが・・・

lujex 4CH2.4GHz ミニラジオシングルプロペラRCヘリコプタージャイロV911 RTF
シングルローター、4chプロポ。お値段安め。
何より、レビューを見ていて”壊れにくい”に惹かれてしまい・・・

購入してしまいました!!

というわけで今回は


練習用4chヘリを買ってみた!!



ヘリコプターは日本のAmazonで購入したのに国際EMSで届きました。

国際EMSで到着

いつぞやのようにべっこべこの箱でなくてよかった・・・
はやる気持ちを抑えて開封。

4chヘリコプター

割合出来の良い箱に入っています。
この箱に入れて持ち歩き出来るよう取っ手付。

箱を開けてみるとこんな具合

中身

ヘリ本体、プロポ、充電器、リポバッテリー、交換用プロペラセット。
バッテリーが標準で2本ついてくるのがうれしい。
充電器も同時2本充電に対応しています。

で、箱の底には

取説

取説。
英語と中国語のみ

一説によると、最近の日本人は貧乏だからこういう商品はあまり売れないらしい。
で。取説も日本語が省かれるようになったと。

そういわれてみれば、海外製PCの取説に日本語がないものもちょくちょく見かけるようになったし、ほんとに貧乏になっちゃったんだなぁとしみじみ。

それはともかく

中身の員数確認。

員数

読めないながらも取説と比較、問題ないことを確認します。
何しろ某国製のものは信用が置けないので、最初に確認しておかないと^^;

とりあえず問題なさそうなので、歴代ヘリと比較してみました。

ヘリ比較

こうしてみると大きさの差が歴然
細かく比較すると、製品の作りもまったく違います。

一番大きいのは背面飛行も出来るタイプで、骨組みががっしりしていて触れ止めもしっかりしています。
ローターは逆にスチロールのような素材で出来ていて、何かにぶつかったときはローターが壊れるようになっています。
(ちなみにこいつのローターの回転の速さは恐怖です。手を出せない・・・)

で、一番小さいのは2重反転でiPhoneで操作するやつ。
こいつも実はつくりがしっかりしています。フレーム金属だし。
軽くて丈夫。ローターはトイラジらしくやわらかい素材で出来ています。ぶつかっても壊れない。

今回のヘリは、本体からテールローターに伸びる軸とメインローターの軸のみ金属製。
あとはまるでローターと同じようなやわらかい素材で出来ています。
たぶん、このつくりのおかげで壊れにくいようになっているのであろうと思いますが。

お次はプロポ比較。

プロポ比較

大きさはご覧のとおり。大きいほうが背面飛行が出来るヘリ用。プロポ自体は8ch対応。
小さいほうが今回のヘリのプロポ。
トイラジにしては大きいプロポですが、まともなプロポと比較してしまうとおもちゃ感バリバリ^^;
まあ、あの価格にしてはがんばっているほうだとは思いますが。

ヘリの細かいところを見てみます。
4chシングルローターらしく、スワッシュプレートもちゃんとあります。

スワッシュプレート

ちなみにこいつもふにゃふにゃの樹脂で出来ています。

コックピットのカバーをはずすと心臓部

サーボモーター

エルロンとエレベーターのサーボが基盤に埋め込まれています。
調整できるようには出来ていないみたい。
ちなみにサーボから出ている腕には穴が2つ開いていて、金具を付け替えると機敏な動きが出来るようになっています。
意外とまとも。

テールローターはこんな感じ。

テールローター

モーターがテールについています。
この方が壊れにくい。
ただしこのつくりだとジャイロの性能がもろ出ますが、最近のジャイロは安物でも高性能なので問題ないのかな?

早速充電。
充電器にバッテリーを指して、PCのUSB端子に差し込んで充電。
ちなみにプロポの裏からケーブルが出ていまして・・・

プロポで充電

こんな感じでプロポで充電も出来るようになっています。
お出かけ飛行のときの充電も問題なし。意外とよく考えられています。

充電が終わったら早速飛行!

飛んだ!

おお、意外と飛ぶじゃん!
・・・もちろん、そこらじゅうにぶつかったり落っこちたりしましたが--;

でも、ほんとに壊れません!
しかも、操作の難しさはさすが4chといったところ。
練習するにはもってこいの機体!!

・・・と思ったんですが、なんか違和感が・・・

そう、海外製のプロポには良くあるんですが、このプロポ、Mode2なんです。

MODE2

日本のプロポはMode1スロットルが右側にあります。
Mode2のこのプロポは、スロットルが左側。(左側のスティックが手前に倒れていますよね。スロットルにはばねがないのでこうなります)

今まで実機やエミュレーターで練習してきましたが、ずべてMode1だったりします。
なので、とんだ後の操作に違和感が出るんです。
しかも、これに慣れてしまうと肝心のメインヘリの操作に支障が出そう。

なので、簡単にMode1に改造できないかな〜と淡い期待を込めて分解してみました。

分解は簡単。裏返して

裏蓋

本体4箇所+アンテナ1箇所のねじをはずし、アンテナを引っこ抜くとぱかっと蓋が開きます。

裏蓋はずし

はずすとすぐメイン基盤。この裏にスティックがあるはず。
スティックのねじをはずして左右入れ替えて・・・とか考えていたのですが

スティック

なんとスティックがメイン基盤に直付け・・・orz
これはどうしようもないです。
何とかならないかなーと基盤を見ていると・・・

端子

基盤左上になぞの空き端子
こいつにスイッチをつけると何か起こるかもしれない。

確か昔買ったタクトスイッチがあったなーと部品を探すと。

タクトスイッチ

秋月で買った100個いりタクトスイッチが。
1個引っ張り出してつけてみることに。

このタクトスイッチ、スイッチ部が少し長い。
こいつをニッパで切断して

切断

短くします。
で、左肩のボタンの裏にホットボンドで固定して結線。

配線

これで組み立てて早速ボタンを押してみましたが・・・

なんとこのボタン、4ch⇔3chの切り替えボタンでした。
で、3chモード時はエルロンが効かなくなるんですが、なんとラダーが右スティックになってしまうため、操作感がめちゃめちゃになってしまいます。
ボタンの配置も微妙で、操作中に意識せず触ってしまい、あれよあれよと墜落することがしばしば。

すぐに我慢できなくなってしまい、配線ぶった切ってしまいました^^;

で、やはりMode2は違和感が大きいので何とか改造したい。
そう思って基盤を見ていると気がついたことが。

レバーの感知には半固定抵抗が使われています。
で、私はてっきりその抵抗値を読んでいるのだと思っていましたが、基盤のパターンを追っていくとそうでない様子。
抵抗の両端はすべてグランドとプルアップに接続されていて、真ん中の端子のみICに接続されています。

ということは、レバーをはずして左右を入れ替え、真ん中の端子のみケーブルで入れ替えればMode1になる?

早速さらに分解。
メイン基盤のスティックのプラスチックを引っこ抜くとスティック本体が。

スティックパーツ

想像通り半固定抵抗が4つついています。
すべて同じ抵抗値のものが使われていることを確認して、いよいよ改造に着手。

半田吸い取り器で半田を除去

半田吸い取り

意外と手間がかかりますがここをきちんとしておかないとパーツが外れないので丁寧に除去していきます。
で、裏側から端子をこんこんと軽くたたくとパーツが外れます。

パーツはずし

左右のスティックはばねのあるなしを除きサイズに違いがないので、まるっと入れ替えて取り付けるわけですが、その前に・・

ラッピングワイヤー

真ん中の端子を折り曲げてラッピングワイヤーを半田付け。
こうしておいて、左右入れかえて再度半田付け。
で、ワイヤーで左右を差し替えます。

入れ替え

これで裏蓋をとめて完成。
さっそく電源を入れます。

MODE1改造済

スティックを動かすと液晶画面に表示が出ます。Mode1改造大成功!
これで違和感なく飛行が出来ます!

早速フライト




・・・違和感なくても下手ですがorz



こいつを手に入れてから毎日バッテリー2個分の飛行練習をしています。
実際、2〜3日で室内飛行に慣れてきて、とりあえず墜落と壁に激突はだいぶ少なくなります。
でも、ホバリングとか決めた位置に着陸とかはまだまだですが。
実機での練習は上達が早い!(気がするだけかも??)


こんな記事でもお約束。
この記事は改造を推奨していません。
半田付けは高温の作業のため、やけどや怪我の危険性が常にあります。
また、結線を間違えるとショートする可能性があり、バッテリーの発火や爆発につながる可能性があります。
私およびHPの主催者はこの記事を参考にして/しないで起こったいかなる不具合・事故その他の事由に対して責任を全面的に負いません。
危険作業は自己責任で判断してくださいませ。


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