さて、台湾に行くのはいいんですが、なんといっても海外旅行は10数年ぶり。というより2泊以上の旅行が10数年ぶり。
今回は4泊5日だったんですが、まず何が必要なのか分らない。
まともな旅行かばんすら持っていなかったので、とりあえず旅行用のハードケースの一番小さいものを購入。
中に入れるのは換えの下着日数分と服を1セット。携帯の充電用バッテリーやアダプター。デジカメその他。
シャンプーリンス、タオルに櫛に歯ブラシ。こんなもんかな?
そんなもんしか入れていないのにハードケースはパンパン。
これではまずいかな?かさばるものを何とかしよう。
とりあえず替えの下着4日分と服だけでケースの半分を占めているので、こいつを圧縮することに。
はじめは洋服の圧縮袋を利用しようと思っていたんですが、これが意外に高い。
下着は枚数があるので、もう少し安く済ませたい。
というわけで、利用したのはフリーザーケース。
液体も入れられるタイプのものを選びました。
こいつに下着を入れて空気を抜くとぺらぺらに。
これで何とか余裕ができたので、予備の小さいバッグを押し込んで準備完了。
手荷物はヒップバッグに入れて腰につけていきます。こっちにはビデオカメラとデジカメ。
せっかく台湾に行くので、試してみたいことがひとつ。現地のプリペイドSIMを購入して自分のHPをリアルタイム更新したい。
現地SIMの入手法をググると出るわ出るわ。台湾って人気あるのね?
で、語学に不安目一杯な私なので、何か簡単に購入できる方法はないかな〜と探していたら、HPに予約フォームがあるのを発見。
(リンク先の新申請→行動電話預約購機→申●方法→線上預約で申請フォームにいけます。●=辛力辛)
飛行機の時間は分っているので、到着時間に予約を入れておきました。これでさくっと買えるはず!
当日は新幹線で東京、スカイライナーで成田へ行って、成田空港から台湾の桃園空港へ向いました。
搭乗する飛行機はEVA AIR。なんとキティちゃんがガッツリ書いてある
痛飛行機に乗ることに。
これがまた外側だけでなく、中までガッツリ痛仕様。
枕カバー、案内ビデオ、機内食まで
キティちゃんで溢れかえっていました。
そんなキティちゃんまみれの飛行機に4時間ほど揺られて、桃園空港に降り立ちます。
今回の旅行はツアーではなく、現地の知り合いに予定を組んでもらって、それにあわせて行動することになっているのであまり
時間が取れません。
入国審査が終わり、自分の荷物が出てきたら、その荷物を仲間に預けて中華電信のカウンターへ走りこみます。
すでに先客が2人。
早く終わらないかな〜と待っていると電話が。
”まだ時間か借りそう?”と社長。
”あと少しで受付になります〜”と返事。
どうやら待っていてくれている
運転手がせかしている模様。
しばらく待って私の受付の番。
予約したHPのハードコピーを見せつつ、”リザーブド”とたどたどしい英語をしゃべってみますが、まったく理解してもらえません。
そもそもWebで予約できることすら
知らないみたい。
”プリペイドシムプリーズ”と言った所ようやく理解してくれたようで、下調べしたときに出ていた申込用紙が出てきました。
書き方を現地語で説明してくれるのですが、現地語でまったく聞き取れない。
でも事前に書き方を下調べしてあったのでまごつくことなくかけました。
パスポートと持っていった自動車免許証を見せて申し込み終了。
かと思いきや、SIMサイズをどうするか聞かれてしまいまして。
言葉が出てこなかったので、もっていったIDEOSの裏蓋を開け、SIMスロットを見せながら
”これこれ!”と言ったら通じました^^;
で、IDEOS用のSIMと現地語で書かれた説明書を渡されて終了。
下調べしたときは受付のおねえさんがSIM入れて設定してくれるようなことを書かれていましたが、私のときは
まったくなし。
といっても時間が無かったので結果的にはそのほうが良かったみたい。
今回の宿泊地は
新竹。空港からホテルまで待っていたワゴンタクシーで1時間の道のり。
その間にIDEOSを起動して設定を済ませます。
設定自体は下調べしてあったのですぐに終了。ネットへの接続も簡単にできました。
初日の夕食は新築の有名な飲茶のお店、
ディンタイフォン。
日本やそのほかの国にも支店があるくらい大きいお店で、日本語を話せるスタッフもいました。
お店一押しの小籠包に舌鼓をうちます。
肉汁たっぷりでジューシーな小籠包!今度日本のお店にも行ってみたい!
食事が終わると初日の予定は終了。ホテルの近くにファミリーマートがあったのでチラッと寄って、コーヒーとアイスを購入。
ちなみにあちらではレジ袋が別料金。
”袋がいるか?”と現地語できかれるので
”ください”と日本語で言うと袋につめてもらえます。
お互いニュアンスで通じるところがなんともはや^^;
コーヒーは
現地製。漢字で書かれていれば大体のニュアンスで分ります。
アイスには日本語が使われていますが、こちらも
現地製。
とりあえず室内の冷蔵庫にほおり込んでおきました。
翌日は故宮博物館見学のあと、忠烈祠で軍隊の交代式を見学、台北101の展望台へ登って帰るという結構な強行軍。
まずは
故宮博物館。
故宮博物館のエントリーで日本語ガイド音声の流れる端末を借ります。
このとき、身分証明にパスポートを要求されたのですが、私たちはなくしたら困るということですべて
ホテルに預けてしまっていて、誰も持っていません。
たまたまSIMを借りるために持ってきた免許証をポケットに入れっぱなしだったので、それを預けることで借りることができましたが。免許証を見たときの
怪訝そうな顔がなんともはや^^;
博物館内部は
迷路のように入り組んでいて、特に道順などの案内は書いてありません。とりあえず壁伝いに右へ右へと進んでいきます。
展示物の角のほうにヘッドホンマークと数字が書いてあって、その数字を端末に入れるとガイド音声が流れます。
このガイド音声の数字の書いてある展示物は
全体の2割程度。それでもそれぞれのガイドは結構詳しく説明されています。
というか、あまりに詳しすぎて、こういうのに興味のない私にとっては
お経を聞かされている気分になってきたりしてorz
故宮博物館の一番の目玉は
白菜。ヒスイの自然石を彫刻してすばらしい形状に仕上げる。
ものすごくすばらしい技術だそうです。
で、それを見に上っていったら
長蛇の列。この列に並んでまで見るのは疲れそうだということで、そのほかの展示物をぐるぐる見回って、30分ほどしてまた来てみたら
列がない??
どうやら時間によって入場制限をしていたらしく、すぐに入ってみることができました。
お目当ての白菜は展示室中央のショーケース。
みずみずしい白菜にとまった1匹のバッタ。
う〜ん、確かによくできているけど、列に
並んでまで見るほどのものではないような・・・
全体的にすごく複雑な細工をしてあるものが結構多く、見ていて面白いところでした。
昼食はこの故宮博物館の中の飲茶店、三希堂さん。
薬膳のお店です。
すでに何が出てきたのか覚えていませんが、あまり
口に合わなかったのは覚えています。
なんというか、漢方薬っぽいにおいと味が隠れきってないというか。
日本人には会わないような気がします。まあ、人の好みは好き不好きですからねぇ。
食事の後、併設のお土産やをひとしきり回ってからワゴンタクシーに乗ります。
次は
忠烈祠。
てっきり正門の外からのぞくだけかと思いきや、実際に歩いてくる軍隊さんの
すぐ脇まで入っていってみることができます。
建物から正門まで続く長い道には3本の線がくっきり。
軍靴をたたきつけるように大きな音を立てながら歩いているので、歩いている後が残っているんです。
あとが残るくらい正確に歩いているんですねぇ。
しばらくすると、カッカッカッと規則正しい音を立てながら軍隊さんが更新してきます。
正門前まできたら銃のデモンストレーション(といっていいのか?)
一糸乱れず。かっこいい!
交代式を見た後は
台北101の展望台へ。
台北1高い商業ビルだそうで、間近から見上げるとまさに
聳え立つビル!
ビルの中は普通の商業ビル。といっても、こちらのビルはどこもとても広いです。
しかも結構内部が複雑になっていて、ひとりで歩いていたら迷ってしまいそう。
展望台行きのエレベーターは中央に1台。チケットを買って列に並びますが、なんと待ち時間40分!
この展望台行きの列の途中に記念写真を撮るスペースがあるんですが、これはビルの関係者が主宰しているのではなく、単なる業者の1事業らしい。
通行整理のおじさんに、
”とまらないで素通りして”と身振りで教えてもらいましたので、さっさと通過。
中央の高速エレベーターで展望台へ。
展望台の窓から下をみると、さすがの高さに足がすくみます。
高いところ苦手なのに・・・orz
で、この高さならば見晴らしは最高かと思いきや、
霞がかっていていまいち遠くまで見渡せません。
話によると、台湾はすっきり晴れているという日が少ないらしい。
ここ10数年でとんでもない勢いの発展をしているらしく、公害が原因で霞がかっているのかも・・・
夕食は新竹まで戻ってきて、上海料理店の
新橋弄堂さんへ。
ここで、ご同行している会社の専務様が、メニューにない一品を注文。
キャベツの油いため。
見た目本当にキャベツを油いためしただけなんですが、これがうまい。
専務様いわく、こちらの料理店であればどこへ行っても頼めるメニューで、どこで頼んでもうまいとのこと。
で、昼があれだったので、一瞬で食べつくされてしまい、写真をとるっことができませんでした・・・
その他の写真がこちら。
東坡肉はとろっとろのぷりっぷりで、さすがにうまい。
小籠包は最初に行ったディンタイフォンの方がおいしかったですが、ここのものもなかなかでした。
今回、IDEOSとiPhoneを2台持ちし、IDEOSでテザリングして
iPhoneでHP更新をしていたのですが、意外とIDEOSの電池が持たない。
そこで、iPhoneに中華電信のSIMを押し込んでしまうことに。
といっても実は最初からそのつもりでSIMカッターやら何やらを持っていってたりして^^;
これが中華電信のSIM。
中華電信の印刷がしてある以外ふつうのSIMと変わりありません(あたりまえ)
こいつをSIMカッターにセットしてばっちん!
で、SIMをiPhone4にセットします。
もともと入っていたSIMはなくさないようにIDEOSに取り付けておきます。
でiPhone4を起動!
IDEOSから設定情報をコピーして、あっさりと認識しました。
今回は音声込みのプランに入っていたので、アンテナマークも正常に出ます。
これで明日から2台持ちしなくてすみます。更新が楽になったぞ〜〜!