可搬電源復活

寒い冬でしたが、3月になって大分暖かくなって来ました。
今年、鹿児島では桜の開花が観測史上最速なのだとか・・・
さすがに信州で桜はまだですが、今年は早く咲きそうな気がします。
そろそろツーリングに備えてバイクの整備をしよっかな?
さて今月のお題はというと・・・

ちょっとしたイベントに参加予定があるのですが、そのイベントは電源のない場所で行われます。
その会場で、ある家電製品を使いたいが何とかならないか・・・と考えていたところ、
昔使って、何処かにしまってある筈の「アレ」を思い出しました。
押し入れをゴソゴソしてお蔵入りになっていた「アレ」を見つけ出しましたが、
訳ありで、このままでは使用できない物であります。
今月は「ソレ」を使えるようにする様を取り上げてみましょうか・・・
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お蔵入りになってたのは、その昔アウトドアでポータブルテレビを観る為に購入したコレ。
かなりの年代モノだがあまり使っていなかったこともあり見た目は結構キレイだ。
外観

保護カバーをめくるとこんな感じになっている。
トップパネル

実はコレ、見た目はキレイなのだが、このままでは使いものにならない。
頻繁に使っていた時は良かったのだが、季節外れに半年ほど放置した後に使おうと思ったら・・・
半年程の間に完全放電しており、充電しても蘇生出来なくなってしまったのである。
そこで、まずはケースを開けてみた。
ケース内

操作面にはバッテリーの残量をチェックするスイッチとインジゲーターがついており、
そのための電子基板がバッテリーとつながっている。
どーやらの残量チェックの電子回路が微弱電力を消費し、完全放電に至ってしまったようだ。
バッテリーチェック

ご臨終となったバッテリーにはGSのが使われていたが、入手したのは格安の互換バッテリー。
上が最初から製品に入っていた、お陀仏になったバッテリー。
下のが今回、正規品の半額以下で入手した怪しい(?)互換バッテリー。
バッテリー

バッテリーを交換しようとすると、電気的仕様やサイズ、極性などは一致していたものの、
互換バッテリーのほうの端子が大きくて接続できない。
しかたがないので、電気ドリルにルーター用切削砥石を付けてガリガリ・・・
なんとかオリジナルの端子形状まで加工できた。(ちなみに加工前の写真はない)
端子

再び過放電にならない様、バッテリースイッチでも新設しようと内部結線を調べると、
ヒューズを抜いてさえおけばバッテリーは切り離される様なのでスイッチの取り付けは中止。
引っこ抜いたヒューズが行方不明になって、「どこ行った?」となりそうなので、
導電部分を傷つけないように気をつけながら穴を開け、紐を通して紛失防止を図った。
ヒューズ

12Vのシガーソケットに家電品は繋げないのでインバーターを探しにネットオークションに・・・
お手頃の商品に、この金額までは自動入札で・・・っと最高入札価格を設定しておいたのだが、
落札額はなんとその設定した金額の50分の1程・・・
出品者の方には申し訳ない程の超低価格で落札してしまったのがコレである。
インバーター

こうして格安で復活できたポータブル電源。インバータも揃えて無事、家電品が使えるようになった。
いまいち信頼性にかける気もするが、使おうとしている家電品は負荷が軽いのでなんとかなるだろう・・・っと!

さらに、我がクラブでは「キャンプをしよう」なんて話も出てきたので、
「コレ」とギターAMPでも持って行きますか・・なーんちゃって。

---------------------- 今月のワンショット ---------------------

オオイヌノフグリ

白が溶け・・・茶が出て・・・緑が拡がる。そこに・・小さな青いフグリが!!
季節は確実に歩んでいる。

それでは又、来月っ!
コメット

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