『今風に言えばヤンデレ?』
今回は洋楽のお話です。
いわゆるUKポップスみたいなの。皆さんよくご存知のやつ。
オリビア・ニュートン・ジョンとかクイーンズとか。
最近、オリビアの曲をいくつか練習してるんですけど、歌詞を見てて何だこりゃと思ったことがあったのでネタに。。。(笑)
オリビアの『Banks of the Ohio』と言う曲があります。
http://www.youtube.com/watch?v=MilfP2fVLhU
曲調はいわゆるポップスで、軽快に奏でるメロディとは裏腹に歌詞がアレでした。
1番では恋人を散歩に誘います。
オハイオ(川)の岸辺をちょっと散歩しようよ、みたいな。
そしてコーラスではありがちな甘い囁き。あなたは私だけのものよ。
ところが2番では突然その恋人の胸にナイフを突き立てます。
なんじゃこりゃ。
恋人も思わず叫んじゃいます。愛しい人よ、殺さないでくれ。まだ死への旅立ちの準備ができていないんだ。
・・・なんじゃこりゃ(2回目)
ナイフを突き立てる方も突き立てる方ですが、このコメントはないだろ。。。
そして同じコーラス。あなたは私だけのものよ。 うわぁ
そして3番では、自宅に戻った彼女が我に返って後悔します。
帰ってきたのは夜中の1時前(歌詞では12時から1時になってます)。
我に返って戸惑いながら、
『ああ、なんてことしてしまったんだろう!』
『最愛の人を殺してしまった』
『もうお嫁にはしてくれないのね』(もうちょっと気の利いた翻訳をしたいものです)
そして同じコーラス。あなたは私だけのものよ。
・・・病んでるよ。この人。
まあ。もとを辿って行くと、70年代のアメリカ、ミシシッピ川の支流であるオハイオ川が舞台で、そこで起こった実話がモチーフになっているらしい。
当時の歌詞では、プロポーズを断られた男性が相手の女性を刺してしまうと言うものらしいけど、オリビアがそれなりのアレンジをしてこのようになった模様です。
ところでこの歌詞。何というか、今風にいうとヤンデレだよね。
この概念って昔からあったんだねぇ。こわ・・・
そう言えばツンデレも思い当たるものがあるなぁ。
キャンディキャンディのイライザとか。
うーん。歴史は繰り返す。
深い。。。(笑)いや笑っちゃダメだろ
今月の脚注: インド行きは12月になりそう。。。年末だ〜
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