ちょっと裏山へ
長野県の中学校では必ずある学校登山。
今年中学二年になる息子Aも、7月に唐松岳登山に行ってきたが
結局山頂までは行かずじまいだったらしく「登った気しねー」などとほざいている。
そこで最近運動不足気味の息子Bも引き連れて裏山に登ってきた。
裏山といっても、うちは飛行場が側にあるように松本盆地のほぼ真ん中にあり
山に取り付くまでに5〜6キロはある。
ま、別に歩いても大した距離じゃないのだが息子Bが飽きて登山道に入る頃には
「歩きたくない」とか言い出しそうだったので登山道入口近くの崖の湯までは車で
行く事にした。
車を農業用水用溜池の側にある広場に止めたら登山道入口に向け少し下っていく。
この崖の湯横峰登山道だが1/25,000地形図とは何ヶ所かで違いがある。
入り口もそうで、実際はもっと南より、林道を少し登った辺りにあるグリーンの金網が
切れる辺りにある道を入っていく。
綺麗に整備られた森の中の道を気持よく登っていく。
一部林道を横切るところがあり、間違えて林道に入り込むと上まで辿りつけないが
基本真っ直ぐ且つ上の方へ向かっていけばOKだ。
標高を上げていくと熊笹が増えてくる。
場所によっては道が見えなくなるところもあるが、何となく道らしきところをたどっていけば
トレースできる。
地形図では迂回するようになっている最後の尾根筋を直登すると高ボッチ周辺の
トレッキングルート「もみじコース」とぶつかり、更に少し行くと林道に出る。
トレッキングルートの「もみじコース」と「見晴らしコース」は通る人も少ないのか部分的に
道が消失している。
息子Bが疲れて機嫌が悪いので舗装の林道を高ボッチに向けて歩く。
この辺の尾根筋は分水嶺になっており西斜面は日本海へと続く信濃川水系、
東側は太平洋へ続く天竜川水系となっている。
しばらく歩くと高ボッチ高原自然保護センターがあり、車や人がいきなり増える。
自然保護センター駐車場のちょうど林道を挟んだところから東に伸びる登山道を進むと
高ボッチ山山頂。
大体2時間半ほどで登ることができた。
家で作ってきた梅干しおにぎりを食べて空きっ腹を満たす。
お昼時といえば街ではまだまだ暑く汗ばむ日々が続くが、さすがに標高1600メートルともなると
日向でもじっとしていると寒いほど。
一休みしたらあまり体が冷えないうちに今来た道を引き返す。
下りはガンガン飛ばして1時間45分ほど。
今年のように暑い夏は高原が良いね、ということで。
それにしても息子Bはずっと面白くなさそうな顔してるな。
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2012.9.19 *** Hiroshi Yae -- E-Mail: h_yae@sa2.so-net.ne.jp -- Twitter: @h_yae ***