なぜか手元にあるポケモンクリスタル。
GBC用のゲームカセットです。
姪っ子に頼まれてオークションで落札したもの。
この頃のゲームカセットの多くはメモリバックアップ用にバッテリーを積んでいます。
で、このバッテリーは数年で切れてしまい、その後はセーブしてもセーブデータが消えてしまうようになります。
というわけで
こいつのバックアップバッテリーを交換してみました〜〜〜
このカセット自体、だいぶ古い商品です。
で、当然のことながら、いまだに遊ぶためにはバッテリーを交換せざるを得ず、そういうことを紹介したHPも結構あります。
いまさら感バリバリですが、まあいいか^^;
まずは部品調達。
このカセットのバッテリーは基板直付けとなっています。
なので、手に入れるバッテリーは端子つきがよかったんですが。
これがなかなか見当たりませんで。
しょうがないから、普通のバッテリーとバッテリーホルダを手に入れてみました。
表面実装用CR2032バッテリーホルダ。お値段60円なり。
われらが秋月電子通商さんより通販で購入。送料のが高かったのは秘密--;
ちなみに電池は4個いり1シート120円。1こあたり30円。あわせても100円かかりません。
(2012年3月時点でのお値段です。)
物が届いたところで、早速交換。まずはバッテリーをはずします。
端子の片側にマイナスドライバーを差込み、半田ごてを当てながら軽くこじると片側が外れます。
片方外れたら、後はもう片方にこてを当てながら軽く振るとぽとっとはずれます。
で、電池をはずしてびっくり。なんとCR2025!
ほかのHPでは、交換電池がCR2032で紹介されていたので、よく調べずに買ってしまいました。
まあ、サイズも電圧も一緒だし、おさまりさえすれば問題ないんですが・・・・
その電池。
1個30円は破格。普通のお店で買えなくなっちゃいそうな値段です。
さて、表面実装用のホルダの裏側がこちら。
端子がホルダの裏に隠れています。
こういうやつを半田付けするときは、まず端子に半田を乗っけておいて
基板に押し付け、基板側の半田を溶かすと、ホルダの端子に熱が伝わって、一緒に解けてくっつきます。
もう片方の端子は普通に半田付け。
こんな感じで付けられます。
つけるときのコツは、ホルダをなるべくぎりぎり下のほうに付けて置く事。
写真を見てもわかるとおり、下のICにホルダがくっつくくらいの位置につけてあります。
さて、この状態でケースにはめて、横から見てみると・・・
思いっきりケースからホルダがはみ出しています。
当然このままでは蓋がつきません。
ので、はみ出したホルダを・・・
ペンチでバキバキぶった切っていきます^^;
ぶった切るのはホルダの下側、電池を引っ掛けるところです。間違っても端子がある側はバキバキしないように。
こんな感じで引っ掛けがなくなります。
これで電池をはめてみると・・・
実はこんな感じでちゃんとはまっていたりします。
このままだと軽い振動で外れてしまいますが、蓋がつけば固定されるため、何の問題もなし。
この状態で蓋をして見ます。あれ?端子側の出っ張りは大丈夫?
GBCのカセットは、ちょうどこの部分が膨らんでいるため、ある程度はみ出していても納まります。
といっても、実は端子側もわずか削りましたが・・・
というわけで交換終了。
実はバッテリーが気持ち厚くて、ほんのちょっと蓋に無理がかかっています。
CS2025にすればちょっと薄くなるので、この問題は解決しそうですが、とりあえずしまったのでまあいいか。
で、問題は、私自身はGBCを持っていないこと。
とりあえずセーブができるか試してみたくて、GBに無理やり入れてみたんですが。
チェックきびしーorz
GBCに限らず、この頃のゲームカセットでセーブデータがバッテリーバックアップになっているのは多いと思います。
バッテリーを交換すれば、またしばらくはゲームが遊べるようになります。
いまだに無性にファミコン時代のゲームをやりたくなることがあります。
ほかのカセットのバッテリーも交換してみようかな・・・
あ、もう本体がないやorz