空への憧れ



地上に住む生き物は遥か彼方の時から、空への憧れを持っていたような気がする。

その空への憧れが鳥への進化を促し、人間は飛ぶ機械を創り出した。

翼。

空を飛ぶ生き物や機械は皆、翼を持っている。

そう、翼を得たものだけが空をとぶ権利を持つ。

そして翼が羽ばたきを止めたとき、太陽に焼かれたイカロスのごとく地面にたたきつけられる。

だからこそ、空は危険で美しい。

限りなく美しく、身をすくめるほど危険な空に、地上にへばりついて生きている私たちは
何時までも憧れ、夢見る。

いつしか自分も翼を広げ大空を羽ばたくことを。


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2011.5.24 *** Hiroshi Yae -- E-Mail: h_yae@sa2.so-net.ne.jp -- Twitter: @h_yae ***