IDEOS入手!

最近、巷ではスマートフォンが流行のようです。火付け役はもちろんiPhone。
実際触らせてもらったことがありますが、非常に出来がよくて、これのキャリアがDocomoだったらなぁとおもっていました。
それに対抗するかのように、GoogleのAndroidをつんだスマートフォンが、まるで雨後のたけのこのようににょきにょきと発売され続けております。
そんななか、私の持っているスマートフォンはWillcomHIBRID W-Zero3という、由緒正しい(?)WindowsMobileフォン。
ハードよりのいろんなところをいじれるかわりに、常にもっさりした操作感。こいつがiPhone並にさくさく動けばなぁ・・と思うこともしばしば。

そんななか、本体価格2万円台のAndroid端末が発売されるらしいという情報が。
日本通信が発売する、IDEOS U8150という機種。
ほしぃ〜〜〜〜!
とはいえ、DocomoとWillcom2台持ちで十分懐を苦しめている都合上、これ以上キャリアを増やしたくはないです。
何とかならないかな〜とネットをあさっていたところ、このIDEOSがオークションで出ていることがわかりまして。
考えに考え抜いて、結局誘惑に負け、落札してしまいました。

というわけで今回のお題。


IDEOS入手!


ものは輸入品。落札後に、海外から直送されるということで、今か今かとまっていたら。

中国直輸入

EMSで中国から荷物が届きまして。
中国といえば、コピー携帯が大流行、偽者iPhoneがごろごろしているとか。
ほんとに大丈夫?とか思いつつ封を切ります。

本体+液晶保護シート

本体+液晶保護シートがなぜか2枚。
出品情報に保護シートは謳われていなかったため、”お、おまけをつけてくれたのか”とありがたくいただくことに。
(この瞬間、コピーを心配していたことをすっかり忘れてしまったのは内緒)

香港特許代理

本体の箱には、”香港特許代理”と書いてあります。意味はわかりませんが・・・
あけるとまずはこんな感じで

本体と取説

英語/中国語の取説3部。
日本語で言えば、クイックスタート、安全にお使いいただくために、保証についてというところでしょうか。
残念ながら、私のお味噌では内容をさっぱり把握できずorz

気を取り直して。

さらに中身を出していきます。

中身

本体1台、交換用裏プレート(色違い)2枚、ワイヤードのヘッドセット1個、USBケーブル1本、USB用電源アダプタ1個、コンセント変換コネクタ1個。バッテリー1個、セキュアシール2枚。
裏プレートは本体付属を含め3色となっています。気分でかえるのかな?
私は青がお気に入りなので、標準セットのままで使うことにします。


表
裏

本体表裏
表から見る限り真っ黒。まあ、画像が映っているときはそれなりに見えるんでしょう。
裏はメタリックブルー。結構きれい。

続いて大きさの比較。

大きさ比較

小さい!
ちなみに真ん中が今のメイン機、P905i。右が灰鰤。
こう見ると灰鰤が異様にでかく見えますが・・・

開いて比較

蓋を開くとP905iが一番でかいっ!
でも不思議と液晶のサイズは似たり寄ったり・・・・

ちなみにこのIDEOS、手に持つとしっくりします
これをメインの携帯にしたいくらい。

さて、このIDEOSはSIMフリー、NTTdocomo、Softbank,EMOBILEの3つのキャリアに対応しています。
で、私の灰鰤にはWillcomCore3GのSIMが乗っています。これはNTTdocomoの回線を使うデータ通信専用SIM。
IDEOSのカバーを開いて・・・

裏カバーを開いて

灰鰤のSIMを・・・

灰鰤のSIMを

IDEOSに移動!

IDEOSに移動!

ついでにMicroSDを入れておきます。この位置だと電池をはずさないと取り外しできないので。

MicroSDをさして

で、電池を入れます。

電池を入れる

はたして、灰鰤のSIMが使えるか???



と、その前に充電しなくちゃ。

USB充電アダプターとコンセント変換コネクタをつなぐと、まあでっかい。

コンセント+アダプター

なんか、海外旅行に行くときに日本の機器をコネクタでつないだときみたいな。
・・・・ごっついなぁ。

で、USBケーブルをつないで

充電!

充電!バッテリーマークで充電具合がわか・・・るのかな?単なるアニメーションにも見えなくもないですが。
これでしばらくは充電しなくちゃいけないので、この間に液晶保護シートを貼ることに。

液晶保護シート

シートが1枚、ふき取り布が1枚。
この布で、画面をきれいにふき取ります。

画面を拭いて

といっても、まだほとんど汚れていないのですが。

で、保護シート。説明書きがわかりにくいのですが。

こちらをはずして

こちらをはずして、

こちらを貼り付ける

こちらを貼り付けます。
わたしはこのシートにはあんまりこだわりがないので、適当に貼ってしまいました。
微妙にほこりが入ってしまいましたが気にしない〜〜
で、シールを取ろうとしたら・・・・

シールが紙製だ!

このシール、単なる紙製で、あろうことかバリバリと切れてしまいました。
この残った糊を取り除くのに一苦労・・・・くっそ〜おかげでそこそこきれいに貼れた保護シートにしわがよっちゃったい!

そこそこ充電が終わったところで起動!

起動〜

・・・・で、問題は使い方がよくわからない。
説明はほとんど英語で読めないし、Android使ったことがないので基本的な使い方がわからない。
仕方がないので、こそこそっと日本通信のHPへお邪魔して、説明書を見つつ初期設定。
WillcomCore3GのAP設定をして、いざ使えるかと思ったらまったく接続できませんでしたorz
ちなみに、docomoのSIMをいれてみたら、通話ができましたので、データ通信の問題かもしくはWillcomのキャリアの問題か??

いずれにしろGoogleアカウントにログインしないとマーケットすら使えないので、Wi-Fiに接続してログインします。
で、ネットで調べておいた日本語にする方法・・・

MoreLocate2 日本語に対応するやつ

MoreLocation2をインストール。
これはAndroidマーケットで手に入ります。
というか、マーケットでダウンロードすると、そのままインストールまで勝手に進んじゃうんですね。
MicroSDに保存しておいて、後でインストールとかはできないです。
ダウンロードしたファイルもなくなっちゃうので、これ、ソフトの配布が終わってしまったらもうインストールできなくなっちゃうんですね。
具合がいいような悪いような。
とりあえずインストールが終わると

日本語だ〜〜〜

日本語になります!
やっと私のお味噌でもわかるようになって、いろいろいじってみました。
これが結構楽しい。マーケットで探して、ダウンロードして、動かして、また探して・・・とか夢中になっていて写真を撮り忘れていたのは秘密^^;

しかし、しばらく使っていると、日本語環境がやはり具合が悪い。
インストールしたソフトがほぼ英語表記になっちゃいます。
もともと英語でしか表示しないものはしょうがないとして、日本語併用できるソフトも基本が英語になっちゃう。
ついでに、WillcomのSIMにもチャレンジしてみるものの、こちらもなんともしがたい状況。
プロキシの設定や、認証タイプなどいじってみてもまったくつながる様子がありません。
この辺何とかならないかな〜と情報を探していたら、こんなページが。
仙石浩明の日記-香港の深水?で華為 IDEOS U8150-B (EMOBILE S31HW) を買ってみた
このページによると、イタリアのファームを入れると日本語に対応できるようになり、なおかつWillcomのSIMが使えるようになると。
早速ダウンロードしてインストールしてみます。
FWをSDにいれて

FW解凍
FWインストール

このファームウエア、インストールの最後でエラーが出てとまってしまいます。
が、一度電源を切ってもう一度入れると何事もなかったかのように動きます。きちんとインストールが終わっているようです。

起動画面

起動画面。もともとも起動画面が割合派手だったので、やたらと地味に見えてしまいます。

Welcome to Ideos

Wellcomeメッセージ。ちなみに最初の起動のときはこんなメッセージ出ませんでした・・・
一瞬、"あ〜また英語バージョンか〜”とかおもいましたが

日本語!

ChangeLanguageで日本語を選ぶと、きちんと日本語表記になります。

Ideosへようこそ

OS側が日本語に対応している証拠ですね〜〜これでまともな日本語環境になりました!

使用方法

引き続いて、使用方法の説明が。
これが最初に出ていたら、使い方など調べなくてもわかったのに〜とか一瞬思いましたが、たとえ出たとしても英語表記で読めなかったろうなと。

Googleアカウントの設定

Googleアカウントの設定。すでにアカウントがありますので、ログインを押します。

Googleアカウントにログイン

ユーザー名とパスワードを入力するとログインボタンが押せるようになります。

ログイン中?

で、ログイン中の画面。いやまて、まだネットワークの設定してないってばさ。

ネットワークがない!

案の定エラー。この辺、本来ならキャリアに接続するはずなので、最初は聞いてこないんでしょうね。

Wi-Fi設定

Wi-Fi設定をして、保存。

Wi-Fi接続

これで接続できました。またまたログイン画面が出てきますので、パスワードを入力しなおしてログイン。

Google位置情報

Google位置情報の利用。Wi-Fiの電波とGPSの位置情報を紐つけて、GPSが使えない機種でもある程度の位置が把握できる機能。
なるほど、各端末からの情報が自動的にたまっていくから精度が上がるんですね〜〜とか感心しつつ、チェックをはずします--;
ちなみに、設定画面の「現在位置とセキュリティ」で無線ネットワークを使用にチェックを入れると問答無用で情報を送るようになります。
ここに書かれている「検索」というメニューはなぜか存在しませんのでご注意を。

データのバックアップ

データのバックアップをとる設定。これで、たとえばAndroid携帯を数個持っていても同じアドレスに設定すれば同じデータが共有できます。

Google登録

これで登録完了。
メールもマーケットもGoogleに登録していないと使えませんので、ここまでは必須ですね。
さて、この状態でしばらくほっておくと・・・


自動でインストール

FWを当てる前にインストールしてあったソフトを自動でインストールして、住所録なども自動で復旧してくれます。
さすがにAndroidマーケット経由ではないソフトはインストールできませんが、結構便利な機能です。

・・・本当に、ただの端末?(母艦はGoogle?)




というわけで、いまだにいじくりまわしては楽しんでいます。
このサイズ、Xperiaに比べて半分くらいしかないんですが、とにかく手に持ってしっくり来るので、まじめにdocomoのSIMをつんで普通に使おうか考えたりします。
(iModeが使えないので躊躇しています。docomoでデータ通信すると通信料だけで1万円こえちゃうんで・・・)
といっても、輸入品は技適がないので、本来は国内使用はまずいです。ので、常用は控えていますが。
この技適も、いずれは変化していくのでしょうか。現在の電波法のままだと、外国の方が日本に来て、自分の携帯で通話すると違法になっちゃう。
それが許されるようになれば、こういう海外の携帯も法律で縛れなくなっちゃうし。(そもそも縛る意味がないような気もしますが)

しかし、この苦労と技適を考えたら、数千円の差よりも日本通信から買ったほうがぜんぜん安いです。
日本通信のSIMで通話ができたらな〜〜docomo解約してもう一個IDEOS買っちゃうのに^^;



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