カニーっ!

つかの間の秋はアッという間に通り過ぎ、季節は冬に向けて一直線であります。
さぁ、今年はどんな冬になるのでしょうか?

さて、今回のお題は?・・・というと、最近は何も面白い事してないのでネタがありません。
しかたがないので先日、プチドライブで北方面を一回りしてきたのでコレを放出しておきますか。
それでは早速行ってみましょう。
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いきなりだが「冬と言えばカニ」である。(会長、ゴメン・・・って克服したんだっけ?)
とは言ってみたものの本当の所はカニの種類や漁場によって旬はマチマチというのが正解らしい。
今回ネタにとりあげる「紅ズワイガニ」だが、新潟の場合は1月から2月にかけて禁漁期間が設けられているが、
一定期間の冷凍処理が条例で定められているので、原則的に旬というのは存在せず、通年いつでも楽しめる。
たまに「うちの紅ズワイは生だからおいしいよ」などと言っている所があるが、そうゆう所は信用しない方が良い。
まぁ、お腹に自信のある方は一か八か生紅ズワイにチャレンジしてみるのも一興であろう。

前置きが長くなったがさっそく出発である。
上信越自動車道から北陸自動車道へ。名立谷浜からは国道8号を西進し到着したのは、
マスコミで何度も取り上げられ全国的に有名となったマリンドリーム能生である。
案の定、この日も県外ナンバーがいっぱいだ・・・中には広島なんてナンバーもある。
道の駅マリンドリーム能生

かにや横丁では鮮魚センターを挟んで9件のかにやさんが軒を軒を並べている。
ここで食べるのか、持ち帰るのか聞かれ、ここで食べると返事をするとハサミやおしぼりなどを借してくれる。
どれにする?と聞かれて2000円のカニを頼んだら、おまけで横にあった1500円のカニを付けてくれた。
店名の入ったポイントカードを渡され店名を連呼して今度来たときは間違えずにウチへ来てねと言ってくる。
必死に店名を覚えさせようとするのは定期的に店の並び順が交代し、場所が変わってしまうかららしい。
かにや横丁


買ったカニを持って裏手にある芝生公園に向かう。
公園には沢山の意味不明な(失礼!)モニュメントがあり、興味のある方は一つずつ観ていくと飽きないだろう。
モニュメント

モニュメントの間には風力発電機が建っていた。
風力発電

この日は定格に及ばず風速8Mで発電電力は61kwだった。
発電中

芝生公園のベンチでは既に沢山の先客がカニにむしゃぶりついている。
先客

ちょうど一組の食事が終わり席(?)が空いたので、そこに陣取りカニを堪能する。
これで2000円

しばらくの間カニは食わないぞっと、満腹のお腹をさすりながら鮮魚センターに向かい、
持ち帰り用に新鮮な海産物を仕入れてマリンドリーム能生を後にする。
同じ道を帰っても芸がないので、カニ臭い手でステアリングを握り糸魚川方面に向かった。
国道148号線を南下し、本当の目的はこっちかもしれない「フォッサマグナパーク」に寄る。
ここは静岡ー糸魚川構造線の断層が路頭しているのを見ることができる数少ないスポットである。
国道沿いの駐車場に車を停め、徒歩で1-2分のところにパーク入り口がある。
入り口

ここから目的の断層までは400mほどだ
あと400m

大糸線トンネルの上を通って行く。
大糸線

最近あちこちで見かけるようになった、お決まりの看板(?)である
クマ注意

紅葉終盤を楽しみながら路肩に落ち葉の積もりはじめた遊歩道を歩いていく。
遊歩道

遊歩道には所々フォッサマグナの説明や地質学の解説が書かれている。
説明書き
説明書き2

その一つにフォッサマグナ周辺で起きた地震の発生年やマグニチュードをプロットしたマップがあった。
私の居住地周辺でも大きい地震があったことが判る。
地震

説明書きを見たりしながらしばらく歩いていくと断層が露頭している場所に着いた。
ここは断層がある部分を人工的に掘削して断層境界部を露出させたのだそうだ。
断層部は白く着色されて判り易くしてあるのだが断層面は石垣で保護されているため直接は見えない。
全景

ユーラシアプレートと北アメリカプレートがこの白い部分でぶつかっている。
プレート境界

近くには世界のプレートがどの様に合わさっているか判る図があった。
プレート図

石垣の下の部分だけは「本物」の断層が露頭している。
加工完了

境界線でお決まり(?)のスタンス・・・断層を跨いでみた。
左足はユーラシアプレート、右足は北アメリカプレートを踏んでいる。
プレート境界を跨ぐ

この断層露頭箇所から更に750m程先では日本最大級の枕状溶岩が見られるとの事だが、
時間も遅かったので、今回は後ろ髪を惹かれる思いで帰路についた。
皆さんも足の下の方が、どうなっているのか想像しながら見に行かれたら如何だろう?

ではまた来月。

コメット

------------------ 今月のワンショット --------------------

シロヒラタケ短木栽培

一昨年、埴菌をした短木栽培のシロヒタラケであります。(こちらはd書記係、ゴメンであります。)
今年は他のキノコも大量発生でご近所に分けたり、冷凍保存したり・・・
注:シイタケはありません!(キッパリ)