ちょっと訳ありで2回ほどサボっていたら9月も半ばになり過ごしやすくなってきました。
我が家のマシンルームは、先日までサウナのようになっていたましたが、
ようやく足を踏み入れられるようになってきました・・・皆さんの所はいかがでしょうか?
さて今回のお題はというと、私のPCにインストールしてある数少ない有料ソフトの「Adobe Photoshop」
これを最新版にバージョンアップしたのでその辺りを突っついてみますか・・・
それでは早速、本題の方行ってみましょう。
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私はプロのフォトグラファーやカメラマンではない。
なのになぜかPCにはプロご用達の伝家の宝刀「Adobe Photoshop」がインストールしてあったりする。
私には手に余る沢山の機能が盛り込まれているのだが、バージョンアップする度に更に機能が増えて行く・・・
びんぼーなのと、そんなに機能があっても使いこなせないので最近はバージョンアップを見送ってきた。
Adobeはそんなせこいユーザーから年貢を搾り取るがごとく「バージョンアップは3世代前までだよ」っと言って来た。
私が使っているPhotoshopはCS2なので最新版のCS5へのバージョンアップは最後の機会となる。
仕方なく、今回だけはバージョンアップのお誘いに乗ってみる事にした。
マシンルーム(いや、ジャンク置場)でPhotoshopを働かせているのはPowerpcG4の400Mhzを1GHzに改造したグラファイトのPowermacである。
まだまだ使うつもりのPowermacだが最近写真いじりはwindowsマシン(wing2007年11月号で紹介したマシン)で行う事が多くなってきた。
ファイル共有は出来ているがあっちへいったりこっちへ来たりは不便なので今回はプラットフォームの変更もすることにした。
本来のバージョンアップは以前のバージョンがインストールされた状態で行うものだが
我輩のwindowdsマシンに当然旧バージョンなんてインストールしてあるわけがない。
入手したバージョンアップ版のDVDを入れて作業を進めていくと、
「おめぇのコンピューターにはバージョンアップが可能な前バージョンが見あたらねぇぞ!」と怒ってくる。
サポートセンターでPhotoshopの正規ユーザーなのかさんざん確認された後、
ロック解除用のキーコンビネーションを入力して表示された番号をセンターに伝えると
ロック解除番号を教えてくれるのでそれを入力するとようやくバージョンアップが進行していく。
そして、我輩のPowermacでは元々使っていたCS2が、windowsマシンではCS5が動くようになった。
FirstPhotoshopの発売から20年の節目を迎え、今回のバージョンアップには相当力が入っているとの事。
一部のサイトでは「ありえない」とか「えげつない」とまで言われている新機能を少しだけ見てみよう。
まずは「コンテンツに応じる塗りつぶし」である。(もっと分かり易い名前は使えなかったのだろうか?)
素材はwing2010年6(7)月号の「今月のワンショット」で使った「もみがら薫炭作り」の一枚である。
まずはコレをPhotoshopで開く
スコップの部分を大まかに選択する。(選択範囲を示す点線がみえるだろうか?)
選択部分を消去すると塗りつぶしのダイアログが開くので「コンテンツに応じる」をチョイスして・・・
「OK」をクリックするとスコップは跡形もなく消える。
同じ方法で不要物を次々と消し去っていくとこうなる。
如何だろうか?
細かいものを消すには修復ブラシもあるが、コレだけのものを消し去るのは無理がある。
以前はこういう事をするのにスタンプツールでちまちまと行っていた作業がアッという間に終わるのだ。
続いてはパペットワープという新機能である。(この名前も何とかならなかったものか?)
これは写真に写っている一部の対象物を変形させてしまう機能だ。
まずは煙突部分にズームインした。
煙突部分を選択して・・・
新規レイヤーに貼り付け、編集メニューのパペットワープを実行すると煙突にメッシュが張られる。
このメッシュの上にピン(黄色い点)を打って行く
そしてピンをドラッグすると煙突はグニャリと曲がる。
パペットワープを完了するとこのようになった。
背景レイヤーの元々煙突があった白抜きの部分を選択して・・・
前の方で紹介した「コンテンツに応じる塗りつぶし」で完成だ。
CS5の代表的な新機能を二つ紹介したが、如何だっただろうか?
CS2さえ使いこなせていないのに、CS5の新機能はまだまだいっぱいある。
まぁ、ポチポチと勉強していきますか・・・
comet
------------------ 今月のワンショット --------------------
先日、あまりにも暑いので美ヶ原へ涼みに行ってきました。
牛伏山ではさすがにTシャツ一枚とはいかず上着着用でありました。
それでは、又次回!!