ラジコンヘリその2
というわけで始めたラジコンヘリ。
前途多難なわけです。
いやー、難しい、難しいと聞いてはいたのですが、これ程とは。
まるで舌の先に棒を乗せ、その上でラーメンどんぶり(当然ラーメン一式入り)のバランスをとっているみたいです。
ここはひたすら練習しかないんですが、やはり機体もちゃんと調整してなければうまくなるものもうまくなりません。
そうは言っても調整の仕方なんてチンプンカンプン。
手元にあるのは組み立て説明書と、アンプの説明書、ジャイロの説明書、プロポの説明書のみ。
だいたいラジコンの説明書ってなんでこんなにわかりにくく書いてあるんでしょ。
基本的なことは知っていることが前提で書かれています。
その手の雑誌など見ても、なんか根本的なことが抜けてる感じ。
それで、最終的には「経験者かお店に聞きましょう」と来たもんだ。
なんか閉鎖的な感じがするゾー。
まあ、それでも最近はネットがあるんで一生懸命探すといろいろと分かってきます。
そこでネット情報を頼りに手探り状態で機体の調整をしてみました。
なので、これは間違っているぞ、とか、どうみても変だろっ、というところが多々あると思います。
その辺お詳しい方がいらっしゃいましたら「バーカ」とニヤニヤしながら読んでいただけたらと。
まず、今の設定なんですが何もわからずただ適当にやったので、ほんとに適当です。
ちなみにプロポのサブトリム設定。
こんなになってます。
だいたいエレベータの「-240」ってなんだよっ!!
私の使っているズブの素人には勿体無い双葉のT8FGのサブトリム設定は-240から240の範囲までしか
調整範囲がないんです。
つまりイッパイいっぱい。
エルロンだって「156」とかになってるし。
これはなにか根本的なところが間違っているような気がする。
この辺から始めてプロポと機体の設定をして行くことにします。
とりあえずサブピッチの設定を全部「0」にします。
適当に設定してあったピッチカーブもデフォルトに。
これでサーボモータが中立位置になったはず。
これでプロポの準備ができたので、機体の調整に入ります。
あ、そうそう、プロポのスロットルを一番下まで下げておくのを忘れずに。
まず、アンプからモータに行っている線を全部外してから、バッテリとアンプを繋ぎます。
すると、「ピッ」とかいってサーボモータが中立位置まで回転します。
この状態で一旦サーボホーンを外して、一番水平に近い位置で固定します。
エルロンサーボとエレベータサーボ。 たぶん。
ピッチサーボ。
当然この状態では完全に水平にはならないので、サブトリムを使って水平に合わせていきます。
ここがバラバラだとピッチを上げて(下げて)いった時にサーボモータの回転運動をリンケージロッドの
直線運動に変化させている都合上、この上に載っているスワッシュの水平が狂ってくるはず。
つまり上昇させると右に傾いたり、宙返りしちゃう機体になるはず。
ここで問題になるのが水平ってどこ?ってこと。
水平儀持ってきてあわせても機体が水平じゃなければ意味ないし、あるHPに書いてあった
テールブームに対して水平っていうのも何か違う気がする。
シャーシに開いている各種のスリットがなかなか良さそうですが、これも水平ってわけじゃない。
で、よくよく考えてみるとサーボホーンの水平の基準ってメインシャフトではないか?
メインシャフトに対して直角に付いていればいいような気がする。
で、メインシャフトに対して直角といえばメインギアがあるではないか。
おぉぉぉぉ、俺ってすごいかも。
あ、常識でした。
・・・メインギアに水平にサーボホーンを合わせることにします。
で、透明の定規を持ってきてこんなふうにしてあわせてみました。
これをエルロン、エレベータ、ピッチの各サーボについてやります。
これでサーボホーンの設定は終わり。 ・・・たぶん。
次はスワッシュの調整です。
スワッシュをメインシャフトにさし、とりあえず組み立て説明書どおりの長さに合わせたリンケージロッドで
サーボホーンとスワッシュをつなぎます。
基本的にこれが水平である時に水平であればいいわけ。
この水平の基準はやはりメインシャフト。
しかしこれを目で合わせるのには無理があるので、スワッシュ水平器を使います。
このリンケージロッドのネジですが両方共正ネジ。
つまり調整する度に外してクルクル回して又ハメるという手順を繰り返します。
きれいに隙間がなくなったら念のためスワッシュ水平器をクルクル回して3箇所チェックしときます。
きれいに水平がとれたスワッシュ。
ん〜、美しい。
ここまで来たらもうちょっと。
あと一頑張りだ〜。
左右のブレードのトラッキングは一番最後にやるらしいのですがブレードつけちゃうと
傾きが良くわからないのでここでローターヘッドを乗せたらすぐに調整を済ましておきます。
調整箇所はスワッシュとミキシングアームを繋ぐリンケージロッド。
メインローターホルダーのブレードを止めるネジの角度を左右のブレードで揃えます。
今、プロポの設定は「0」なのでネジの角度がより垂直に近い方をプライマリーブレードにして
もう一方も同じ角度になるように調整します。
この先、プライマリーブレードのトラッキングは一切いじらないようにします。
あとは説明書にあるピッチカーブに合わせてプロポを調整します。
まずスロットルレバーが一番下。
「0〜-2度」に調整しろと書いてあるのでこのくらい。
次が真ん中。
「4〜5度」だそうです。
最後に一番上。
「11度」。多分このブレードの失速限界だと思います。
これ以上角度をつけるとブレードが失速して抵抗が増えるばかりになります。 たぶん。
で、こんな感じです。
中間は適当に。
最後にスロットルカーブ。
これは説明書丸写し。
あとは飛ばしてみてトラッキングの微調整。
なるべく振動が少ないように調整します。
ところで、スロットルカーブとピッチカーブですが同じ揚力を得ようとするとき、高回転低迎角より
低回転高迎え角の方が舵のレスポンスが落ちるのでヘタッピにはコントロールしやすくなるはず
ただ、ハッチングが起きやすくなるし、モータに負荷がかかるので限界はあると思います。
細かい調整をいちいちピッチカーブをいじるのもめんどくさいので、このダイヤルにスロットルとピッチの
ホバリングトリムを割り当ててみました。
さあ、あとはガンガン飛ばすだけだぁ〜。
・・・すみません。合成です。