前回は、フリーのXP互換OSであるReactOSをインストールしてみました。
あんなに長文になる予定ではなかったのですが、あまりに長くなってしまったので、
2回に分けてみました。
で、今回のお題。
ReactOSで何ができるか実験〜〜
まずはVirtualBoxのGuestAdditionをインストールしてみます。
どこまで対応できるか??
おお〜〜グラフィックが変!
ドライバが変わったので、リセットされちゃったみたい。
この辺を変更。
画面の適当なところを右クリックでプロパティを出すのはWindowsと一緒。
解像度を800*600に、色を32ビットに変更。
再起動を促されるので、いわれるままに再起動。
おお〜〜!重大なエラーが!
これで動かなくなっちゃうかと思いきや、もう一度起動し直したら、普通に立ち上がっちゃいます。
デバイスマネージャーを確認すると、SystemDeviceとディスプレイアダプターがVirtualBoxの物になっています。
ちなみに、肝心の統合環境はすべて使えません。単純に対応ドライバのインストールができるのみです。
次はプログラム。
どんなプログラムがあるのかな〜と思ってみてみたら気になるメニューが。
ダウンロード?
どうやら、とりあえず動きそうなソフトのダウンロードページにリンクが貼って有るようす。立ち上げてみます。
ダウンロードの画面。左にカテゴリー、右上にカテゴリーの内容、右下に説明。
カテゴリーの[internet&Network]を選んでみます。
Firefoxがいるので、早速ダウンロード。
インストール自体はWindowsと一緒なので割愛。
インストールが終わると、こんなところにメニューが。
Windowsならメニューの下のほうにくっついていくのに、アイコンの並びといいこれといい、意識して変更しているようにしか見えません。どっちが使いやすいかは微妙なところ。
早速立ち上げてみます。
きちんと動いています。とりあえずネットを見るのは問題なし。
さて、先ほどのダウンロードからはFirefox3.0はダウンロードできなかったんですが、
Firefox自体のアップデータはどうかと思って試してみました。
あっさりとインストールが終わりました。とおもったら・・・
Firefoxを立ち上げると真っ暗。どうしようもないようです。
Cドライブの中のダウンローダフォルダの中に、Firefox2.0のインストーラが残っているので、もう一度インストールしなおせば元に戻ります。
さて、とりあえずブラウザは確保。後ほしいソフトは・・・
こいつが動いてくれれば仕事に使えそう。早速ダウンロードしてインストールします。
ダウンロードしたファイルがデスクトップにあったりしてます。
しかも、アイコンがまともな方をクリックしても何故か動きません。中抜けアイコンを
ダブルクリックして起動します。
あっけなくインストールが完了します。が、ここに落とし穴。
起動しようとしたら・・・
カーネルパニック。
で、このあとOSが起動しなくなっちゃいました・・・orz
やはりアルファバージョン、欲張ってはダメなようです。
ということで総評。
流石にアルファバージョンなので、OSが立ち上がるだけでもすごいのですが、一部のソフトが動いているところを見ると、開発に期待してしまいそうです。
しかも、サイズが小さくて軽い!これを使っていると、OSだけで1GBとか考えられなくなってきます。
ただ、HPにもあるとおり、まだまだこれからのソフト。あちこちにまだまだ不安定な部分が残っています。
いつ完成するかすら見当がついてませんので、早々期待するのは無理がありそう。
Microsoft自体はいまだWindows1.0の権利すら手放していない現在、こういうプロジェクトが動いているだけですごいと思ってしまいます。
遊びで使いつつ、将来に期待しましょう〜〜〜