コストダウン

いよいよ、寒くなってきました。
紅葉前線はずーっと南のほうに行ってしまい、近隣の山々はてっぺんの方が白くなっていたりもしますが皆様いかがお過ごしでしょうか?
聞くところによると、カマキリは特殊能力(?)を備えており、その年の積雪量を予知して雪に埋もれることのない高さに巣を作ると言う。
(正式には巣ではなく「卵のう」というらしい)
その巣ですが今年は何と地上5メートル!!の所にあると言う・・・果たしてどこまで積もるのでしょうか?

さて、本題の方ですが、先日プリンターの印刷コストを下げるべくゴソゴソとやってみました。
皆さんは既に実施済みで「そんなこと今頃やってるの?」と言われるかもしれませんが紹介する事にしました。
さてどの程度のコストダウンになるのしょうか?早速行ってみましょう。
-----------------------------------------------------------------------------
いきなりだが、こんな物買ってしまった。
チップリセッター

開けてみるのこんなのが出てくる。
開けてみると・・・

ひっくり返してみると、こんな風になっている。
裏側を見てみると・・・

こいつが何なのかお分かりだろうか・・・



















正解は「ユニバーサルICチップリセッター」
何をする物なのかと言うと、EPSON製のプリンターのインクカートリッジに付いているICチップの情報を初期化する物である。
つまりカートリッジのインク残量がどうだろうと「現在新品状態でインク残量は満タンですよ」とICチップに嘘の情報を書き込む物である。

私が使っているプリンター(正確にはコピー機能とスキャナ機能が一体となっている複合機)はEPSON製である。
大分前に購入した物でスペックは現在量販店に並んでいる機種の足物にも及ばないが、手軽に使えるので程々満足している。
ただ、インクカートリッジの容量が小さい上、ブラックを除くカラーインクは三色一体となっており
1色が終わるだけで一式交換となり結構費用が掛かってしまうのが難点だ。
このインクカートリッジにはインク残量を管理するICチップが付いていてインクがなくなると印刷を中止してしまう
調べたらこのICチップは実際にインク残量を検知しているわけではなく、インクの噴射数をカウントして、
「新品の状態からどれだけ印刷したから残量はこの位になっている筈だ」っと残量を決めているらしい。
実際、インクがありませんと印刷が中止されてもカートリッジ内にはまだ大分インクが残っている。
そんな時、リセッターでICチップを初期化してやると残りのインクを最後まで使い切ることが出来るのである。



更に・・・・こんな物も一緒に買ってしまいました
詰め替え用のインクと補充口にゴム栓のついたインクカートリッジ(左)
インクを注入するための注射器(変な事には使ってはいけません!)(右)
インクとカートリッジ 注射器

補充用ゴム栓が付いたカートリッジ(左)と空っぽの純正品カートリッジ(右)
並べてみると・・・

純正カートリッジの上部についているのがICチップを載せた基板である。
ICチップ

まずはこの基板をほじくり出す。
ほじくりだして・・・

その基板を補充可能なカートリッジに取り付ける。
こっちに取り付け

そしてICチップを初期化する。
作業はICチップリセッターのピンを基板の電極に押し付けるだけである。
LEDランプが点滅して数秒でリセットが完了する。
リセット作業

pc画面でインク残量を確認すると見事満タンになっている。
カラーインク満タン

インク代を計算してみると純正品使用時の約15分の1で済みます、(あくまでもインク代だけですが・・・)
これで山のように溜まったデジカメ写真も財布を気にせず印刷できるようになりました。
同種のインクをお使いの方が居られましたら導入を検討されては如何でしょうか?

では、また来月。

<<<<<<<<<< 今月のワンショット >>>>>>>>>>
       銀杏
わが家の庭にはイチョウの木がある。夏は日よけになり冬には落葉して日が差込み良い具合です。
んが、枝にぶら下がっているコイツが曲者・・・地面に落ちたのをうかつに踏むと臭いのなんの。
某dさんのブログにあったように焼いて食すると旨いのですがねぇ・・・

コメット