リサイクル法に依らないリサイクル!

大分秋らしくなってきました・・・今年の夏はなんとなく短かったような・・・
恒例のbgcolor変更ですがlightcoralにしてみました。秋っぽいでしょうか?
さて本題の方、行ってみましょうか・・・今回はリサイクルの話です。
別にwingの記事だからと言って「PCリサイクル」の話ではありません・・・では何のリサイクルなのか?
大分前の事ですが、我が家で12年ほど使っていた洗濯機がお亡くなりになりました。
無いと困るキカイなので速攻で新らしいのと取り替え、亡骸の方は長いこと家の裏に置きっ放しでした。
今から処分しようにも家電リサイクル法とやらが施行されており、費用がかかってしまいます。
しからば「なんとか有効利用してやろうじゃないか?」と考えて洗濯機の亡骸を引きずってきました。
果たしてどんな利用法があるのでしょうか?・・さっそく本題の方、行ってみましょう。
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洗濯機の亡骸は分解され、主に3つの部材に分けられた。
その部材はそれぞれ違う目的で再利用した・・・一つずつ紹介しよう。

部材 NO.1 洗濯槽
コニファー寄せ植え
ステンレス製の洗濯槽は植木鉢として再利用した。
植木鉢のサイズは尺貫法の1寸を1号とカウントとするらしい。
この洗濯槽は直径50センチ程あるので約16号の巨大植木鉢となる。
これだけ大きいものに土を入れると結構な重量となり移動が困難となってしまうため、
底面にはキャスターを取り付けて簡単に移動できるようにした。
鉢には観賞用のコニファーを寄せ植えにしてみた。
外側からキラキラのステンレスやキャスターが丸見えだと如何にも???なのでスダレを巻いてみた。
なかなかいける外観になったように思うが如何だろう?
コニファーが育ち見栄えが良くなったら数年後の「今月のワンショット」のコーナーをを飾るかも知れない。
果たしてWINGがそれまで続いているだろうか(失礼)

部材 NO.2 ケース
コンポスト
堆肥化
洗濯機のケースは生ごみを堆肥化するコンポストにした。
コンポストというのは急速に強制発酵させた堆肥そのものを指すらしいが、堆肥化する容器もそう呼ぶ。
洗濯機のケースは開口部を塞ぎ、貫通させた竹の棒を軸にしてクルクルと回転できるようにした
これを回転させることで腐葉土・米ぬか、籾殻クン炭が混ぜられた内容物が攪拌され、好気性微生物による分解を促すのである。
放り込んだ野菜くずなどは3日から1週間で分解して形が無くなる。
形がなくなったといっても消滅してしまう訳ではなく養分は残っており、これが家庭菜園の堆肥として再利用できるのだ。
これぞ循環型リサイクルである。

部材 NO.3 モーター&減速機
電動石臼
駆動部
洗濯機の駆動部は家に転がっていた石臼と組み合わせて電動石臼にしてみた。
もともとパルセーターを低速回転させるために減速機が内蔵されているのだが石臼を回すにはいかんせん早すぎる。
そこで小さなプーリーと上臼にベルトをかけて駆動することで2秒で1回転ほどに減速した。
長いこと放置されていた石臼はボロボロだったがベビーサンダーにダイヤモンドカッターをつけて研磨&目立てをした。
あとは先ほどの堆肥を使ってソバを栽培し、眩ソバを石臼で挽いて「自家製粉手打ちソバ」を目指すのである。

資源は有限である。廃棄物を減らし環境破壊を防ぐ為リサイクルは避けて通れない課題である。
できるだけ地球に負担をかけないよう、物を大切に使おうと思うのでありました。
実はWINGの原稿にするつもりはなかったのでリサイクル前の写真がなく大変マヌケになってます・・・ご勘弁の程を。

<<<<<<<<<< 今月のワンショット >>>>>>>>>>
昨年より役員をさせられている育成会には、子供たちが親元を離れ公民館で自主生活をする「通学合宿」という行事がある。
私は学習時間の講師をおおせつかってしまい、教材として某サイトからダウンロードした「星座早見缶」を子供達と作り、
「宇宙と星」について講義(大袈裟)をする予定だった。
しかし、世間を騒がせている新型インフルエンザの感染拡大を防ぐため通学合宿は中止となった。
今月のワンショットはとなった教材「星座早見缶」である。
これからだんだんと星空が綺麗に見える季節になるのでコレを片手に観察してみてはいかがでしょう?
それでは皆さん新型インフルにはお気をつけください。又、来月!
コメット
幻の星座早見缶