PCG-U101にSSDをのせる!
さいきん流行のSSD。ミニノートの流行とともにやってきて、一気に値崩れが起きています。
容量もだいぶ大きくなってきていて、2.5’ならば256GBなんてのも出てきました。
コスト重視ならMLC、速度重視ならSLCという境界も、SLCの値崩れで徐々に小さくなってきました。
で、わがPCG-U101君。メモリも1GB乗せて気持ち快適になったところで欲が出てきました。
さて、ここでくじけちゃUMCの名が廃るってもんです。何とかこいつを使えないかとネットであら捜し。
みつけました、PATA-ZIF変換コネクタ。ここしか見つけられなかったので、ここのオリジナルなのかな?
早速購入。ぽちっとな。
やはりここのオリジナルらしいです。需要はあるんだろうなぁ・・
早速取り付けます。
っとおもって、よくよくみてみると、コネクタの向きが書いてありません。
簡易的なコネクタのため、裏表さかさまでも普通にさせてしまいそうです。さて困ったぞ・・・
仮にさして動かそうにも、ある程度くみ上げないと電源すら入れられない。間違ったら致命傷になってしまいそうです。
で、なんかヒントはないかとよくよく見ていると・・・
本体のピン数が、HDDのコネクタのピン数より若干少ないです。右側が開いているというか。
で、変換基盤をよくよく見てみると・・・
片方の数本のピンがつながっていません。
このつながっていない側をピンのないほうに向けて接続してみます。うまくいけばもうけもの^^;
この向きで接続すると、ZIFコネクタが基盤の裏側になってしまいます。
接続する前に、フィルム基盤をつけておいて、さあ、意を決して接続!
なんと、コネクタの両側の出っ張りのせいで、接続できません。
ペンチでぱちぱちと切り落としてしまいます。
とりあえず、本体と変換基盤は接続できました。
こんどは、変換基盤とSSDの接続です。
ケーブルをさして、レバーを下げると固定されます。
さて、ケーブルをさしたのはいいけれど、このケーブルの長さが微妙に短いんです。
もうちょっと長ければ、SSDを反対向きに固定できそうなんですが、この長さだとどっちを向けても金物がつかない。
で、つかないならつけなけりゃいいか という感じで、金物なしで組み立てていきます。
写真を見てもらうとわかると思いますが、SSDが本体基盤より離れています。
これを組み立てると、フィルムケーブルによってSSDがケース下部に押し付けられるようになって固定されます。
幸い、フィルムが折れてしまうほど狭くはないので、このまま本体基盤を固定していきます。
HDの金具をとってしまったので、本体スペースに変化が起きてしまうかもしれません。
とりあえず、CPUにはシリコングリスをちょこんと乗せて、不安を解消しておきます。
さて、まだSSDの向きに若干の不安があるので、仮組み状態で確認する事にします。
・・といっても、逆挿し状態で電源を入れれば、たぶんSSDは壊れてしまうでしょう。
とりあえず、CDドライブにリカバリDISKをいれておいてから、緊張しつつ、電源を入れます。
リカバリが起動して、HDを確認に行ったところです。
きちんと認識しています!
一度電源を落として、完全にくみ上げてしまいます。
DISKをXPインストールDISKに入れ替えて起動。インストーラが入ったところで、今度はWindowsPEに入れ替えて、再起動。
バックアップを取っておいたデータをSSDに上書きして、さらに再起動!
お〜起動がはやい!
さすがSSDとか思いつつ画面を見ていると、右下にメッセージ・・・
起動Diskを起動してから認識しています。OSの処理ってどうなっているんだろう・・・?
とにもかくにも起動したので、SSD専用設定を進めます。
とりあえずメモリを1GBに増やした時点で、キャッシュメモリはOFFにしておいたので、あとはテンポラリファイルをMSにおくように変更。
ついでにMyDocumentもMSに移動。IEのテンポラリも移動しておこう。
これで、SSDにちょくちょく書き込みを行おうとする不届き者はいなくなった!
ということで、ベンチを取ってみよ〜っと。
今回使用したのはCrystalDiskMark2.2。
ほかのサイトを見ると1.0でとったものが多かったのですが、バグがあるようで、今回は今時点での最新バージョンでとりました。
結果は・・・
いや驚き。こんなに早くなるとは思いませんでしたが。
残念ながら、組み換え前のデータを取ってなかったのですが、
こんなページ
を見つけたので、参考にしてみました。
ノーマル状態の8〜10倍はやい!
いや、この結果を見て、ほかのマシンと比べてみたくなるのは仕方がない事でしょう^^;
デスクトップのHDのベンチ。5400rpmの普通のHDですが、こんなに遅いとは・・・・
いまこの記事を書いているノートPC。Celeron2.5Gだから、そこそこのマシンのはず。
HDは・・・おそい。
実際体感してみるとわかりますが、特にスタートメニューからすべてのプログラムを出してみると、もたつきがまったくなくてきびきびと動いています。
メモリを増やしたときの体感より、さらに早いマシンになった感じ。
これで、全体的な動作も速くなる〜〜〜とおもいきや・・・微妙なところに落とし穴が。
MSおそ!
テンポラリをすべてメモリスティックにもってっちゃったものだから、何か動こうとするたびにMSにアクセスがいっちゃう。
この遅さはあまりにまずいので、RAMDISKを作って、テンポラリだけそっちへ移動。
RAMディスクは、ERAMというソフトを使います。
OS管理外のRAM部分を作っておいて、120MBほどRAMディスクとして利用するようにしました。
ちなみに、RAMディスクのベンチ。
さすがにRAMは早いです。といっても、一昔前のマシンだからたかが知れてはいますが・・・
とりあえず設定は終了したので、起動実験をして見ます。
電源スイッチを押してから、ようこそ画面が出るまで43秒。そこそこ早いかな・・・
とおもいきや、画面のアイコンがでて、アイコンパレードが終わるまで3分20秒。
・・・・・なぜ?
いらないファイルやら、つかわないプログラムやらを整理して、必要のないプロセスが立ち上がらないようにしないと起動時間の短縮には結びつかない感じ。
まあ、立ち上がってしまえば、今まで以上にきびきびした動きをするようになったのでおおむね満足。
なにより、HDのモーター音がなくなったので、非常に静か。
これで、CPUクーラーの音がなければな〜ってくらいになりました。
振動にも強くなったので、安心してカーナビ代わりにできそうです。
さあ、もっとチューニングして、軽いマシンを目指すぞ〜〜!
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