親知らず


かつてベルギーに赴任する前、親知らずを抜いたことがあります。
そのときは下の右側。

当時のやり方・・・って言ってもその当時も様々だったんでしょうけど、
ともあれその時はノミとツチで親知らずを半分に切断して抜くやり方だったんですよ。
麻酔してるからその場所は痛くなかったんだけど、反対側のあごがイタイの何のって・・・・
おまけに。それが原因がどうかはわかりませんが、昨今の言葉で言う顎関節症にもなったみたいで。
いやはや。

もちろん、親知らずを抜かないとマズイ状況でしたから、仕方がなかったのですが。

あれから5年?

今日、先ほど反対側の親知らずを抜いてきました。

今回は前の歯科医とは違うところです。さすがに、前回の轍は踏みたくないし・・・

こんな時代なので、ネットでいろいろと調べてみたら、クチコミ情報が結構ありましてね。
もちろん、それだけを信用しちゃNGなんですが、とっかかりにはなるじゃないですか。
で。最終的にとある歯医者さんに行ってきた訳です。

やっぱり時代が違ってもクチコミ情報の恐ろしさというか有用性は変わりませんね・・・

むしろインターネットという道具が発達したいま、情報の速さという点では定義上無限大ですからね。

情報の伝達時間は30年前に1日かかっていたものが、いまでは瞬間です。

さて。前回とはその時代が違うのか、あるいは歯科医そのものが違うのか、その差違は何とも
言いかねちゃうんですが、対応の良さにビックリ。

口の中の写真(マイクロスコープですね)と、どこが悪いかを示した資料(画像診断)、治療計画・・・

インフォームドコンセントと言う言葉を実感しました。

で。今回の抜歯そのものですが、横向きになっている親知らずのアタマの部分を
切断して根っこの部分を引き抜くと言うものでした。

痛み度合いの単純比較: 無痛という訳には行きませんが、前回とは比較になりません。
根幹部分が抜けたこと自体に気付きませんでしたし。あれってな感じでした。

来週、抜糸予定です。

ともあれ、大きな事故も痛みもなく、無事終わって良かった良かった。

正直なところ、結構緊張しましたよ?


文章が飛んでるのは、まだ麻酔が効いてるからということでFA・・・