さて、とあるBlogで報告いたしましたが、WillcomのW-Zero3[es]を入手しました。
いつもなら、ここから改造の記事になったりするんですが、残念ながらいまのところ開胸すらしていません。
このマシンに限るわけではないのですが、PocketPC系は大体、内蔵メモリが少ないです。
古いiPaqを所有していますが、これは64Mbをプログラムとデータ領域に振り分けて使う方式。
ちょっと面白い程度でソフトをインストールしていくと、すぐにメモリを使い切ってしまいます。
で、W−Zero3のほうはというと、倍の128MBあるものの、データ領域とプログラム領域は決めうちで変更できず(しかも実際に128Mbフルに使えるわけではない・・・詳しくはメーカーサイトでしらべてね)
あちこちのそれ系HPみていると、見た目変更関係(Today画面にちまちま表示させる系とか、Desktopお飾り系とか)がいろいろあって惹かれるものもありますが、メモリがもったいないのでほぼ標準画面。
電話番号はほとんど誰にも教えてないので、通話もほとんどなし。Wifi使うとバッテリーのもちが異常に悪くなるのでめったにつながない。しかもネット見るには不具合大杉--;
・・・・持ってる価値あるの?orz
しばらく前までは、通勤時にくるまに手持ちバイオ君を詰め込んで、ムービープレーヤとして使っていましたが、どうせ毎日持ち歩くならこれをZeroくんに受け持ってもらおうかと思い立ちました。
くさってもWindowsの冠をかぶっている以上、ムービープレイヤーくらいは内蔵しています。WindowsMediaPlayerMobile。
一応WMVファイルとAVIファイル(コーデックは標準のもののみですが)を再生できます。
それまでの使い方は、某ニコニコ動画からFLV形式でダウンロードしておいて、MusicClip代わりに再生しっぱなしというパターンだったので、まずはFLV再生にチャレンジしてみました。
が・・・当然ながらWMPでは再生できず。これ用のプラグインもみあたらない。
もちろん、ブラウザでもみれません。WindowsMobile用のFlashPlayerは7相当みたいなので、FLV対応してなかったりします。
で、その辺探してHP見歩いていたら、TCPMPなる動画再生ソフトを発見。
本体+コーデックのセットで、AVI、WMV、DivX、FLVその他いろいろ再生できる。という触れ込み。 早速ダウンロードしてインストール。
しかし、残念ながらニコニコのFLVには対応してなかったです。
開発も終了しているらしいので将来的にも希望は持てません・・・・・
なら、このプレイヤーで再生できるムービーを見ればいい(いや、FLVを変換するのが一番いいんですが。めんどくさい)と思い立ち、手持ちのデータを片っ端から再生してみました。
・・・これが思った以上に具合がいい。
Mobile機ながら、転送速度さえ間に合えばほぼこま落ちなし。残念ながらUSB+Flashメモリという構成だと動きの激しいところで多少のこま落ちが発生します。それも、設定で画質を低画質に落とせばほぼ改善。(まあ、こま落ちか画質かどちらかを選ぶわけですが)
1話あたり200〜400MB位のデータ量のムービーなら、8GBのUSBメモリで30話くらいは入ります。真剣に見ているわけではないので、画質にもこだわらないし、これだけ入っていれば1週間くらいは余裕で持ちます。
と思ったのもつかの間・・・
なんと、USB変換コードが断線してしまいました・・・しかも2本。
新しいケーブルを買おうにも、ショップに出向いている暇がない。
手持ちには2GBのMiniSDカードが1枚。しかもその他のデータも入れてあるので、1GB弱しかあきがない・・・
しょうがないからムービーを圧縮することにしました。
とりあえず考えたのがWindowsMediaエンコーダ。こいつでWMVファイルを作れば、標準のMediaPlayerだけで再生できる。そうなれば具合がいいなぁなどと考えながらぽちぽちとエンコード。
しかし、このソフト、標準でインストールしただけだと1ファイルごとしか圧縮できない。一気にたくさんのファイルを圧縮したい!
これも調べてみると、SDK入れるとバッチ処理できるようになるらしい。早速Microsoftのサイトからデータをインストール。
・・・前々から思っていたんですが、なぜOSがWindowsなのに、Microsoft製のソフトは相性が悪いんでしょう?
Officeシリーズを使うと、なぜか日本語入力モードがOSと違う動きをするし。
Mediaエンコーダのほうはといえば、バッチ設定をして実行したとたんエラーメッセージの嵐。余計なソフトを山のようにインストールさせておいてこのざまは何だ!(自分のことは棚に上げるのはデフォルト・・・いや、でもVB関係だの.net関係だのいろいろインストールしたのはほんとなんですが。)
あんまりめんどくさいので途中で投げ出して、別のソフトに助けを求めることにしました。(根性なし)
Dr.DivX
フリーのエンコーダ(DivX自体は別にインストールしておく必要がありますが)で、バッチ処理も標準でできる。
早速インストールして使ってみました。
これが意外と具合がいい。エンコード設定自体は1ファイルづつしておく必要がありますが、あとは10本でも20本でもまとめてエンコードできます。設定して動かして寝て起きればエンコードが終わっているという。
これで、1本40〜50MBくらいまで圧縮をかければ、少ないSDメモリにもたくさんのムービーが載せられる!
この方法で今のところプレイヤーの機能は満足しているのですが・・・はたと気がついたり。
「はじめっから携帯動画君で変換したほうがはやかったような・・・」(携帯動画君、すでにインストール済みだったりorz)