ThinkPad 390E修理日記



さて、なぜかノートPCの修理確立がいように高いdemeshinだったりしますが、またまた修理日記を書いてみたり。

今回のお題目はThinkPad390E。

こいつは、うちのWeb,FTP,メールサーバとして活躍しているマシンです。
部屋の片隅におきっぱなしになっていたのですが、とある日に知り合いと飲む機会があって、そのときに酔っ払った知り合いに蹴飛ばされてしまいまして。”ばきっ”という音とともにヒンジが・・・・orz

壊れたノート

見た目だとよくわからないと思いますが、よーく見ると本体と液晶パネルが平行でなかったり。

ヒンジが・・・・・

アップにするとよくわかります。ヒンジが離れて、フィルムケーブルがむき出しに・・・・


で、ここでいつもなら解体情報があるHPを検索するのですが、ThinkPadについては、なんとlenovoのサイトから保守マニュアルがダウンロードできたりします。
こいつにほぼすべての情報が載っているので、これを見ながら解体すれば楽勝〜〜


バッテリーをはずしたら、HDを引っこ抜きます。

HDひっこぬき

後ろのパネルをはずして引っ張るだけ。あら簡単。

で、右脇についているCD&FDドライブを引っこ抜きます。

ドライブ引っこ抜き

これはマニュアル見るまでもありませんが。後ろのラッチをはずして引っ張るだけ。

さて、次は内蔵モデムカードの引っこ抜き。本体を逆さにして、モデムスペースのパネルをはずして・・・

ありゃ?なかった

ありゃ?なにもない?
そういえば、モデムなんてついてなかったっけ^^;

次に、キーボードをはずす作業。まずはキーの上のパネルをはずします。

パネルはずし

キーボードをちょっと持ち上げて、コネクターからフィルムケーブルをはずすと、キーボードが外れます。

キーはずし

液晶部をはずすには、コネクターをはずさないといけません。このコネクターの上についているLEDパネルをまずはずします。

LEDパネル

そうすると、下にねじ止めされたLCDケーブルがあるので、ねじをはずして引っこ抜きます。

これをはずすと

反対側のコネクターを引っこ抜いて、裏のビスをはずすと液晶が外れます。

液晶が外れます

さて、壊れたヒンジ部分はどうなっているかと言うと・・・

中まで割れてる

見事全壊orz



ここまできれいになくなっていると、修理と言うより成型に近いものがあったりしますが。
いつものプラリペアで、まずは穴をふさいじゃいます。

正義の味方

きれいにふさいで、完全換装したところで、ねじを入れる穴を・・・・

ドリルでぐりぐり

あまり力を入れすぎるとわれてしまうので、そ〜っとそ〜っと・・・

穴〜〜

きれいに穴が開きました。

同じように中側の穴も形成し、液晶パネルを取り付けます。

ねじ締めて

と、ここまでで修理はほぼ終わりなのですが、本体の金属部からの支持がないせいか、いまいちがっちりとしないんですよね。目いっぱい開いたら、また折れちゃいそうな感触がなんとも・・・orz

物置にスペースを作って、そっちに移動。人の入らない部屋で、今もサーバとしてがんばっているマシンでしたとさ。