原チャリツーリング
最近はやっと落ち着きつつあるガソリン価格だが、先頃の価格高騰は帰省や夏レジャーのマイカー族の財
布を直撃した。私がいつも利用しているGSでもピーク時はレギュラーでリッター147円まで跳ね上がってしま
い、時間を持て余しては居るものの収入の無い私はオチオチ車にも乗れない。チャリでの移動はマスターと
息子Aの様にはいかない軟弱者の私は、省エネ移動手段として知り合いのバイク屋さんから売れ残っていた
中古の原チャリを入手してきた。近所への移動時にまたがろうと思っていたのだが意外に快適で遠距離でも
ストレスを感じない。最近はようやくしのぎ易くなって来たが、数日前までの猛暑で家に居られない時は**
高原やら**峠などへと、にわかライダーとなって楽しんでいる。先日も小用を兼ねて清里までツーリングを
楽しんできた。途中、野辺山の宇宙電波観測所も観てきたので紹介しよう。しばしの間、お付き合い下され。
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まずは、入り口で入所手続きを行う。・・・と言ってもどこから来たのか県名と人数を書くだけだが・・・。ちなみに
入場は無料である。見学通路に入ると最初に目に付くのがこの日時計である(前にも似たようなネタがあったよ
うな気がするが・・・そんなのかんけぇーねーっ!)この日は晴れていたので、ちゃんと2時と読み取れた。
電波ヘリオグラフ。太陽を観察する為の物。光学式観測機と違って曇りの日でも観察できる・・・って電波だか
らあたりまえか。団体で見学に来ていたオネーサン達は「まるでお墓みたい」と大笑いしていた。
45m電波望遠鏡。これだけの物体なので自重でゆがみが発生するのだが、それを補正してカーブを保つ機能
が組み込まれている。当日は高所作業車で保守作業中だった。下のほうに写っている人と比較して大きさを感
じてほしい。
45m電波望遠鏡の内部に通ずる階段は地面と離れており、アンテナの回転と同時に階段も回転する。この
階段を上った先は宇宙電波観測所のHPでバーチャル体験できる。後ろのほうにURLを載せておくのでお楽しみ
いただきたい。
展示室の中にはブラックホールの模型(?)があった。周りのレールからボールを転がし入れるとクルクルと回転し
ながら中心に寄っていく。重力と遠心力が釣り合ったところでクルクル回り続ける。やがて摩擦力と空気抵抗に
より速度が落ちてくると徐々に穴に近づいて行き、やがて穴に吸い込まれてしまう。
ブラックホールを横から見るとこんな感じ?(そんな訳ないっつーのっ)
平沢峠(標高1,450m)にて。八ヶ岳と原チャリ。
平沢峠は「日本の分水嶺」と呼ばれ、この右に降った雨は富士川となり太平洋へ、左側に降った雨は千曲川と
なり日本海に注ぐ。
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ここのところやっと涼しくなり、部屋の片づけを始めた。部屋に元々あった荷物・・・、現場から引き上げてきた荷
物・・・、会社から引き上げてきた荷物・・・床一面に並べられ、空きスペースがまったく無い状態だったが、徐々に
片付いて来て、久しぶりに床が見えてきた。もうひと片付けしたら模様替えしてマシンの配置を変えてみようとをも
くろんでいる。うーん気分転換だーっ!
コメット
国立天文台の野辺山宇宙電波観測所
http://www.nro.nao.ac.jp/
45m電波望遠鏡バーチャルツアーはこちら。
http://www.nro.nao.ac.jp/~nro45mrt/outreach/vtour/index.html