湖上花火大会

 ひょっとすると書き出しが皆さんとダブル可能性があるが書かずにはいられない・・・あっつ〜〜
っ!。先日は観測史上、国内最高気温の40.9度を2箇所で記録し、日本は、いや世界の気象
はどうなっちゃたの?この先どうなっちゃうの?と不安を抱えている所であるが、その前日、この暑さを
吹き飛ばすぞ〜っ!と諏訪湖際湖上花火大会に行ってきました。上諏訪まで車で行ってしまうと
花火終了と同時に道路に車が溢れかえり、家に着く頃には日付が変わってしまうので、私はいつも
和田峠を降りた所に車を停め、積んできた自転車に乗り換えて行く。帰りは一寸摺りの車列の横
を涼しい顔でスイスイーッと帰って来れる訳である。重いリュックサック(食料などの他、D70と三脚入
り)を担いで行き、写真を撮って来たのでご覧あれ。

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諏訪湖間欠泉センター前は、すでに場所取りシートがびっしりと並んでいた。人一人が座れるスペ
ースを探し出して陣取る。時刻は17時を過ぎて日が傾いてきたとは言えど真夏の日差しはまだ厳
しい。皆、日傘を差したりタオルをかぶったりして耐えている。なかにはテントを張っているつわものも
居た。

手前に並んでいるのが湖上花火大会の見どころ「Kiss of Fire」水上大スターマインの仕掛け、その
奥の一際大きいやつが今大会の目玉の特別企画「二尺玉アラカルト」の打上げ筒である。

厳しい暑さが納まりしのぎ易くなってきた・・・18時30分頃、日没を迎える。花火大会開始まであと
30分だ。

8月15日19時00分、終戦記念日の本日、戦没者への黙祷を捧げたのち、空に明りの残る中でい
よいよ第59回大会の開催となった。このオープニングのスターマインだけでも、巷の小さな花火大会
なら一回分に及ぶ発数が上がる。

種々のプログラムが次々と実施されていくが、色々と変化があり、まったく飽きが来ない。次回は行
って見ようか?と考えている方にお勧めなのがFMラジオを持参する事である。地元の放送局「エル
シーブイFM」(76.9MHz)で花火の説明を放送している。プログラムの名前や花火の種類が判って
見るだけでも楽しい。

冒頭でも触れたが、これが呼び物の「Kiss of Fire」である。

打ち上げなしで水面に開花する為、観客との距離が近い。圧倒的な音と開花時の衝撃波を肌で
感じられる。徐々に開花位置が観客の近くに寄ってきて、あまりの迫力に皆、上半身が仰け反って
くる。

今大会の特別企画「 二尺玉アラカルト」である。比較の為か、まず7号玉、10号玉を上げ、いよい
よ20号玉(2尺玉)の打ち上げカウントダウンが始まった。カウントゼロとなっても中々上がらない・・・
失敗?っと思った直後である。一際大きい射出音を残して上がって行く・・・上がる・・・まだ上がる
・・・そして開花!なんとこの大きさである。

(写真では比較対象物がないので花火の大きさが伝わりません。是非、本物を見ていただきたい。)

そして最終プログラム「大ナイヤガラ瀑布」である。仕掛けに火が走り、赤や緑に変色した後、白色
の火の粉が湖面に降り注ぐ・・・その長さときたらなんと全長2kmに及ぶ。

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今年は過去最高の49万人を集め、打ち上げた花火も4万2千発に及んだ。さすがに全国に名を
はせる花火大会とあってこの迫力は素晴らしい。まだご覧になったことがないという方、凄まじい人
混みと交通渋滞を覚悟の上、一度くらいは見に行っても損はないと思われる。

コメット