宇宙の果て

唐突ですが、皆さんは宇宙の果てってどうなっていると思われます?

「葛飾区郷土と天文の博物館」のプラネタリウムが今春リニューアルされ「かつしかから宇宙へ」というプログラムが投影されているが、まもなく終了(他のプログラムに変更)という事なので駆け込みで行ってきた。新しいプラネタリウムは通常の星空を投影する光学式のほかに「デジタル・ユニバース」という全宇宙の3次元地図から作られるCGをプロジェクター6台で投影することが可能でオペレーターさんの操作により地球を飛び出して任意の宇宙空間への擬似飛行が楽しめる最新式なのだ。博物館にはプラネタリウム以外にも天文展示室があったり、昭和30年代の住居が復元されていたり見ていて飽きない。受付のおねえさんに駄目元で「展示物の写真撮影はNGですよね?」って聞いたところ意外にもプラネタリウム以外は写真撮影OKとの事なので写真撮りまくってきた。この原稿を書くにあたってWING(会報誌)に掲載しても良いですか?とTELしたところ快く了解をいただけたので館内の写真も紹介する。

それでは「葛飾旅行記」お楽しみあれ。

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千曲川さかきSAから高速バスで新宿へ。山手線と京成電鉄を乗り継いで

お花茶屋駅に到着です。




駅から徒歩8分で博物館へ到着です。(電柱はもういいっつーの)




博物館前には大きなモニュメント(パチンコ玉?)があり、魚眼レンズなしでも博物館全景が撮影できる。(良く見るとど真ん中に撮影者も写っているのですが・・・)




パチンコ玉の反対側は日時計です。

撮影時は木陰にはいってしまい時間は読めませんでした。




博物館前の歩道には数枚の星座パネルが埋め込まれていて、夜になると星が光る。




入館料+プラネタリウム鑑賞料で450円。早目に来たのでまだ残数152席あります。(結構人気のプログラムであと3日で終了となっているので土日は無理だろうと思い、わざわざ平日の2時間も前に来たのですが結局は満席になりませんでした。なんてこったい)




エレベータの中は暗く、天井では天の川と星座が瞬く中、時折流星が走ります。




復元された昭和30年代の町工場

懐かしいダイハツ「ミゼット」。工場内には手動式の旋盤などが並ぶ。




復元された昭和30年代の住居

家の中にある古い白黒テレビには当時の番組が流されており、奥には台所の他「ぽっとん便所」まである。




階段吹き抜けにある「フーコーの振り子」。16.2mのワイヤーに吊られた130kgのおもりが振れており、地球の自転により40時間58分で一周し、丸く立てられた金属ピンをなぎ倒していく。




ステンドグラスに挟まれた階段壁面には2001年1月1日における太陽系の惑星配置が再現されている。左下の手すり近くにある星は、昨年8月に惑星から除外されてしまった冥王星だ。




天文展示室

天体の位置観測に使われた「大アーミラリー」の模型を中心に月の満ち欠けや、惑星の公転(室伏選手や上戸あやは居ません)、季節の星座など、見て触って学習できる模型や隕石(本物)などが沢山展示されている。




いよいよプラネタリウムの上映です。これが、最新式プラネタリウムの投影機。




着席してしばらくすると非常口などの説明の後、室内は真っ暗に・・・。最初は葛飾の地上からスタートして上空から見た東京、日本、そして地球、土星の輪の中を突き抜けたりしながら太陽系外へ出てしばらく遠ざかると銀河系の星々中へ・・・っと、ここでサプライズ。「これからどちらの方向へ行きましょうか?」と3っの選択肢が投影され、座っている椅子の肘掛にある3択ボタンが光った。




なんと観客の多数決でこれから行く方向を決めるのである。オペレーターの操作で、どこの宇宙の映像でもリアルタイムに投影できるシステムだから出来る事である。そういえば先程からの説明アナウンスも録音されたものでなくリアルタイムの声で緊張感がある。(後で調べたら5人が交代で行っているそうだ。)集計の結果、今回の行き先は夏の星座方面を目指す事となった。「冬の星座方面」、「南半球で見える星座方面」を選んだ方は残念であった。銀河系の中を突き進み、夏の星座を構成する恒星などを巡った後、銀河系の外へ出たとたん周りから星は無くなる。しかし周りを見渡すとおびただしい数の銀河があるのである。さらに地球から遠ざかり、おびただしい数の銀河を過ぎて行く。すると通り過ぎてきた所には銀河が扇形に密集している所と何も無いところがある。何も無いところは本当に何も無いわけではなく観測データーが無いところだそうだ。このシステムにある最も遠距離のデーターは137億光年先のものだそうだ。プラネタリウムの方はこのデーターの果てから一挙に葛飾まで戻ってくる。その後、今夜ここから見える夜空を投影し数々の説明を聞いて終了となった。

聞きしに勝る迫力と圧倒的な壮大さに感動しながら博物館を後にした。

夕日を浴びる「葛飾区郷土と天文の博物館」




来るときと同じ道を戻っても面白みが無いので、ちょっと遠いが亀有駅経由でホテルに向かうことにした。駅までの道と平行して曳船川親水公園が長く続いている。




公園内には名のとおり曳船川が流れており自然環境が整備されている。驚いたのは子供達がこの川でザリガニを釣っているのである。バケツの中を覗いてみると10数匹入っていた。東京都内で街中を流れる川にザリガニが生息しているとは驚いた。




亀有駅の前には「両さん」が立っていた。




今夜は都内で一泊。明日は秋葉を徘徊してから長野に帰る事とする。




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最新式のプラネタリウムですが、はっきり言ってかなりの感動ものです。私が思うに、そこいらのアトラクションや映画より面白かったです。

「かつしかから宇宙へ」というプログラムは終了してしまいましたが、近い将来もっと凄いプログラムが始まるのではないかと思います。その際は是非足を伸ばしてみて下さい。

URLを載せておきますのでHPもご覧になってみてください。

http://www.city.katsushika.lg.jp/museum/index.html

最後に親切に対応してくださった博物館スタッフの方々、ありがとうございました。又いつか行きますね!

コメット