Linuxとインパクトドライバーとベビーサンダー

さて、現場も無事完成して、ちょっと時間ができました。

それは3月の第3土曜日の話。

2ヶ月ぶりの休日。なにしようか・・・?

う〜ん、宿題しなきゃいけないなぁ・・・

「そうだ、Linuxインストールしよう!」

うちでは自分のHP用にノーパソでサーバーを立ててあるのですが、OSがWindowsで、ソフトがあまり知られてないものを使っているので、時々不調になったりするんです。

で、ふるいノーパソを手に入れて修理したのをきっかけに、こいつにLinuxいれてサーバー立てようともくろんで、Linux本まで買ってきたのに、付属インストーラがDVD、ノートのドライブはCD、フロッピーでの起動Diskは作成できないという3重苦でインストールをあきらめた経験がありまして。

うるさくてお蔵入りになっていた元鯖マシンを引っ張り出してきてインストールをすることにしました。

ちなみにすでに午後1時ごろでしたが・・・

「さて、隣の部屋から古い鯖マシンを引っ張り出してきて・・キーボードとマウスも持ってかなきゃ。その他のケーブルとモニタはこっちにあるから適当につないで・・・電源ON!・・・おお、Windowsが立ち上がった(あたりまえ)

えと、FedoraCore6のインストールDiskをいれて、リセット・・・インストーラが立ち上がった。

今のLinuxは簡単でいいなぁ・・・

言語は日本語にして・・おお、メニューが日本語になった。えと、キーボードも日本語にしてと。

パテーションはすべて新規で設定・・と。ネットワークはそのまま。タイムゾーンは日本だよなぁ。

パスワードを入れて・・・え?設定これだけ?」

カリカリカリカリ・・・

「インストールが始まった。・・・・・・・・・・・・遅!」

そう、DVDサイズにまで肥大したLinuxはインストールに時間がかかるのです。

「しゃあない、Linux本でも読みながら時間つぶすかぁ・・・」

「でめ〜〜」<−母の声(でめとは呼んでません、もちろん本名で呼ばれてますが)

「なに?」

「鶏が逃げちゃったの、捕まえるの手伝って」

「おいおい」

それからしばらくは庭で4羽の鶏と格闘。

箒と棒でにわとり小屋に追い込みます。

「ああ、やっと全部小屋に入った」

「扉がうまく閉まらないからにげちゃうんだよね」<−父の声

「そうなの?・・・ほんとだ、ドアノブまわしてもラッチが出てこないや。オイルを吹き付けて、ガチャガチャやって・・・も改善しないなぁ。ばらしてみるか」

インパクトドライバーを引っ張り出してきて、きゅーん・・・

「げ、ラッチにビスが食い込んでやがる。ビスが長すぎるんだよな〜、しゃあない、ホームセンターで買ってくるか。」

車で1分、身近のホームセンターへ

「ラッチだけって売ってるんか?・・・ああ、普通に売ってるんだ。安いもんだなぁ。ついでに工具も少し見てくかな・・・」

で、自宅へ戻り

「さて、壊れたラッチと交換して・・・そうそう、またビスが食い込んでしまわないように、ベビーサンダーで短く切っちゃって・・・よし、なおった」

さて、自分の部屋に戻って・・・

「あ、インストール終わってらorz 再起動して・・と、起動後の設定があるのか。ライセンスの同意・・英語読めんわい。OKOKと・・FWかぁ。WebとMailだけあけとくか。SELinuxの設定?何じゃこら、こんなのあるんだ。日付設定して、アカウント作って・・・よし、OK

お、再起動した。・・・って、あれ?コマンドプロンプトになっちゃった。GUI立ち上がらないし。

まあいいや、パッケージのアップデートだけしておこう。

yum updateと。ほんと、いまのLinuxは楽でいいねぇ・・・

・・・・で、いつ終わるの?」

実は現時点で、いまだアップデートが終わってません。

果たして無事サーバーは立ち上がるのでしょうか?