あなたのご趣味は何ですか?

ベルギーから戻って以来、こちらの冬が寒くてつらいな〜と思っていたら、実は暖冬だったらしいですね。

こんばんは、のばうさぎを見ながらフランス語をたどたどしく話しているまあくです。

 

今月はネタではなくて、ちょっと考えていることをそのまま書いてみます。

 

みなさん、何らかのご趣味をお持ちのことと思います。

もちろん無趣味、と豪語される方もいますが、とりあえずいまはのけておきまして・・・

趣味にもいろいろなカテゴリがありますが、今回は、時間が許せば文字通り飽きるまでやっていたいもの、についてです。

 

たとえば読書。本当に本好きな方は、一度読み始めると夜が更けるまで読んでしまいます。実は私もそうです。

時間が経つのを忘れて何かに没頭できるのは、『私は』良いことだと思ってますが、しかしながら実際には生活があるのでなかなかそうは行きません。

読書に没頭して徹夜なんかしちゃったら、翌日は使い物になりませんよ。(笑) いや、私のことですが。

 

他にもゲームや映画(CD/DVDとか)、パズル、書き物・・・挙げていくとキリがないですね。

 

こういう状態はある意味幸せなんですが、ハタから見ていると、例えば『本に読まれている』などと言われてしまいます。パソコンに遊ばれているとか、映画に見られているとか。

要は、魂を本とかパソコンとか映画に盗まれているとでも言えば良いのでしょうか。

子供の頃、よく母親からこう言って叱られたものです。当時のことを再考してみると、何事もバランスよくやりなさい、と言う思いがあったんだろうなぁと想像はできます。バランスよく日々を過ごすことはとても重要ですから。

 

しかしですよ。当時の反動なのかも知れませんが、この『時を忘れて何かに没頭する』と言うのは『良いこと』を通り越して『必要なこと』ではないかと思うんですよ。

良い点として集中力や深い洞察力がつく、などがありますよね。何らかのエンジニアリングをするにはこれらは必要不可欠ですが、昨今こらえ性のないエンジニアが多いと聞くのもこの辺が絡んでいるんじゃないかと思った訳です。交渉事をやるのも同じでしょう。要は何をやるにも必要なことだと言いたい訳です。

逆に悪い点として、あまりにもマイペースに没頭するようになると、昨今流行りの引き篭もりになったり、他の人たちと協調して何かをすることが面倒になるなど。

最近の風潮として、この悪い面を(マスコミなどで)あまりにも強調するゆえにこんな状況になっているのではないかと考えました。

これを言い訳にするつもりではありませんが、故に『時を忘れて没頭する』何かを持ち、『たまには』時を忘れるほど没頭するような生活ができるのがいいなぁと。

あなたのご趣味は何ですか?