エジプト旅行記もこれが3回目、これでおしまいです。
3日目と4日目(最終日)を併せてどうぞ。

エジプト旅行記(3)


2005年12月26日(月)

ツアー3日目。この日も盛りだくさんのスケジュールでした。
ともあれ順番に紹介していきましょう。少し駆け足風味で

モハメッドアリモスク:

 

モスクです。えー。すみません。いろいろ話を聞いたのですが、メモが残ってません。
まあこれらを建設するためにピラミッドの化粧石を引っぺがしてきたことはわかりました。

実際に中も見学してきましたが、うまい言葉が見当たりません。
月並みに神秘的だったとだけ書いておきます。
ある決まった一日は、観光客などが一切締め出され、ご当地の方たちがここでお祈りをするそうです。
自分自身は宗教を持ってないので、そのような感覚に違和感を覚えました。世界は広い。


ハーン・エル・ハリーリ・バザール:

 

いわゆるマーケットです。
いまはもうないようですが昔の秋葉原のジャンク街を髣髴(ほうふつ)とさせる街並みでした。

このマーケット、まあいろいろと売ってます。
Tシャツやサリール等の衣類、水タバコのパイプ、宝石類、置物などなど。
値段は既に十分安いのですが、それをさらに値切るのがポイントらしいです。鬼だ・・・

そこで、私まあくも値切りに挑戦してみました。
スフィンクスの置物(笑)が25ポンドと言われたのを英語、日本語織り交ぜて交渉した結果、10ポンドまで下がりました。

ワイフが一緒に来ていたら、多分一日ここにいそうで怖い(爆)。

彼らは結構、日本語をしゃべってくれます。
と言うか、日本人相手に商売すればお金になるのでしょうね。
ちょっと複雑なものがありますが、これも商売なんでしょう。

ピラミッドの絵が入った扇子を30ポンドと言われましたが、15ポンドまで負けさせました。(鬼です)

と言っても、これでもまだ儲けがあるんだろうなー。
ちなみにこんなものです。結構デキは良いですよ。

 

ところで、下の写真はいわゆるこちらの普通のコーヒーです。
カップの下半分はドロッとした沈殿物が溜まっていて、上澄みの部分を飲みます。

味は・・・うーん。ちょっと形容しがたいものがありますが、慣れれば病み付きになるかも。
そんな印象を受けました。
なかなか一度ではそこまでの領域に達することができないせいか、やはり観光客向けにはインスタントコーヒーを出す場合が多いそうです。

 

 

お昼ごはんはナイル川の中洲にあるレストランで取りました。左下の写真。

 

ケバブってご存知でしょうか? 有名な料理らしいですよ。右上の写真です。

これ個人的にとても気に入りました。次回訪れるときもぜひ食べたいと思います。

料理の詳細についてはググればたくさんヒットしますので割愛します。

下の写真はミルクプディング。確かにおいしい・・・ですが、ちょっと甘めです。

 

イベントも終盤です。

考古学博物館:

夕方近くになってから入ったのですが、ものすごい人・人・人・・・みんな観光客です。
よく聞いてみると、英語、フランス語、日本語などなどが飛び交ってました。
入り口はこんな感じ(左側の写真)。夜になるとこんな感じ(右側の写真)のようになります。
ちょっと神秘的じゃないですか?

 

ところで、この中には実物のミイラが保管されています。

 

補完じゃありません

間違っても『ミイラ補完計画』なんて考えちゃいけません。

 

 

本気で呪われます。

 

これを見るためにはさらに70ポンド払う必要があるのですが、それに見合うだけのものはあったと思います。
残念ながら、この中も撮影禁止になっていたので写真はありません。

この他にもパピルス(紙)のお店とか、香水のお店などを巡ったのですが、省略してしまいました。
共通して言えるのは、みなさん日本語がとてもうまいと言うこと。
さっきも少し書きましたが、エジプトと言う国は観光収入が多分大きなウェイトを占めているのでしょうね。
なので、日本語や英語を話せると言うのは、ある意味そのまま収入につながるのだろうと思いました。

 

最後はナイル川ディナークルーズ

船に乗り込んで楽しい食事とショーを楽しむと言う趣向です。
3時間くらいでしょうか。ナイル川をゆっくりと3往復くらいする間に、実に
怪しいショー(笑)を楽しめました。

このとき、メインに持っていったデジカメのバッテリが終わってしまい、携帯のカメラで撮影したものしかありません。
これはミスでしたね。

このショーのすごさを伝えるには不十分かも知れませんが、とりあえず写真を載せておきます。

 

 


2005年12月27日(火)

この日は午前中が自由時間だったので、のんびりさせてもらいました。
ヒルトンホテルのショッピングモールを散策してみましたが、ちょっと驚いたのが朝11時過ぎるまでほとんどのお店がクローズのままなんですよ。

夜が遅い分、始まりも遅いみたいです。

私の生活習慣にはピッタリなんですけどねぇ(笑)。

 

さて。お昼過ぎになってからチェックアウト、専用バスでカイロ空港に向かい、そこからブラッセルへと帰ってきました。
帰路もまあ書き出せばいろいろとネタはあるのですが省略します。
また別の機会に書くことにしましょう。
他にもその場その場で思ったことがたくさんありましたが、それもまた別の機会に書きたいと思います。
番外編みたいな感じで。

今回、かなり駆け足でカイロを見てきましたが、一言で感想を言うならば、いやはや、でしょうか。

いろいろな偶然や要因が重なってここに来た訳ですが、今回の旅行は自分にとって大きな収穫になりました。

はっきり言ってアタリだと思います、このパック旅行。もう一度来たいですね。

ただ、日本から来るとなると、どうしても高くつきそうなので、ベルギーにいる間に来ることになるのかな。

Nさんの話によると、来るならば夏以外であること、もっと南に行けばアブシンベル宮殿などさらにスケールの大きなものが見られることなどがポイントになりそうです。
ちなみにアブシンベルへは専用の飛行機とバスを乗り継ぐ関係で、個人の旅行は大変らしい。
こうなるとやはりパック旅行がお手軽かも知れません。

ところで、この旅行記は自分が感じたことをそのまま書き出したので、ちょっと読みにくいものになってしまったかも知れません。
もう少しポイント絞って書けば良いとか、いろいろとご不満はあるかも知れませんが、何分素人の戯言ですので、ご容赦いただきたいと思います。

ここまで読んでくださった方に御礼申し上げます。ありがとうございました。

シュクラン(ありがとう)、マッサラーマ(さようなら)!!