日記の天才、もとい転載 その2でございます。
先月から始めているエジプト旅行記の続きです。
まだ続くよ〜
エジプト旅行記(2)
2005年12月25日(日)
7時に起きて最初にやったことは、窓外の景色をカメラに収めることでした。ナイル川です。
ちなみに、ナイル川の川幅はこんなものではなく、向こう岸に見えるのは中州らしいです。
とにかくでかい。
・・・冷静に読み返してみるとつくづくすごいと思う。どうやって7時なんて時間に起きられたんだよ。>自分
写真の風景は確かにすごかったけど。
さて。この日は8時にホテルを出発、ダハシュール、サッカーラ、メンフィスを見学しました。
と言っても何のことかわかりませんよね。
いずれも地名で、それぞれの場所にいろいろなピラミッドや石像があります。
訪問した順番に書くと、ダハシュール→メンフィス→サッカーラなんですが、紹介の都合で順番を変えてあります。
サッカーラ:階段ピラミッド
上の写真の通りです。ホントに階段状です。
これについて何か説明を聞いたと思うのですが、メモし忘れてます。すんません。
そうそう。これ、まだ小さい方の部類なんです。それでもでかいですよねぇ。
ダハシュール:赤ピラミッド
ダハシュール:屈折ピラミッド
屈折ピラミッドはそこに眠っている王様の要望でこんな形になったそうですよ。
よく見ると屈折具合が微妙に違っています。
こちらは中に入れる訳でもなく、さーっと見ただけでしたが、写真上側の赤ピラミッドは中を見学できました。
このピラミッド、なぜ赤ピラミッドなのか。
実際に近くに寄ってみてもあまり赤いと言うイメージはありません。
中に入って、天井とか壁を見てようやくレンガっぽい赤さ加減があるなぁと思った程度です。
しかしながら、それでも遠くから見ると明らかに『赤い』のであります。
呼び方に少し無理があるような気もしますが、これがエジプトの赤ピラミッドなんですね。
事前にガイドさんが良く見といてねーと言ってくれなければ見落としていたと思います。
ところでこの赤ピラミッド、中を見学するのは良いのですが、筋肉痛になります。
今回参加してた方、多分ひとりの例外もなく筋肉痛になったと思います。
入り口はこんな感じ(下の写真)のところにありまして、結構な高さまで登ります。
景色も良いし、彼方にはサッカーラの階段ピラミッドも見えました。
そこから、角度にして26度くらいでしょうか。
下に向かって狭い通路を歩くんですよ。
ただ通路と言っても、1メートル四方くらいしかなくて、非常に不自由なカッコで降りていくしかありません。
普段使わない筋肉が悲鳴を上げているのが良くわかります。
高々40〜50メートルの距離を降りて登っただけで、ヘロヘロになってしまいました。
翌日以降、階段を上り下りする度に不自然な動きをする姿があちこちに見えたのはこの筋肉痛が原因です。
決して、ツタンカーメンの呪いとかじゃありません。
と言うより、このツアーの風物詩なのかも知れませんね。(笑)
ちなみに、26度と言う角度は北極星の位置(仰角)らしいです。
玄室下側から覗くと、ちょうど北極星が見える位置取りになっているんだそうです。へぇ×3
メンフィス遺跡:ラムセス2世の巨像
ラムセス2世の石像です。
・・・なんか、『ま゛』とか言って起き上がってきそうですが・・・でもって小林少年がコントローラを持って・・・気のせいですかそうですか。
いや、ここで多少なりとも自由時間があったので、これ見ながら『飛べっ ジャイアントロボッ!』なんてなことを考えていたのはもちろん秘密です。ええ秘密ですとも。(爆)
閑話休題的に街のありふれた景色などを一枚・・・
なんと言いますか、カイロ市内からちょっと郊外に出ますと、こんな感じの景色が日常的に見られます。
カイロ市内とはまた違った趣で、ちょっと和みます。
でも。クラクションは相変わらず鳴りっぱなしです(笑)
お昼ごはんはあらかじめ予約してあったらしいレストラン、と言ってもこんな感じのところでとりました。
写真左側です。いかにもな雰囲気満載で良い感じでした。
ちなみに、写真右側、何だと思います?
これ、モロヘイヤスープなんですよ。
本物はもちろん今回が初めてのトライでした。
日本でもモロヘイヤ100%ジュースとか売ってますよね。
実はそんな感じなのではないかと期待していたのですが、かなり違ってました。
繊維質満載と言えば想像しやすいでしょうか。
かなりドロッとした感じで、味付けはどちらかと言えば薄め。
個人的な好みとしてはちょっとイマイチでしたが、飲めないことはない。そんな感じでした。
もう少し濃いめの味付けだったらいけるかも。
ちなみにこのモロヘイヤスープ、作り置きができないんだそうです。
作ってしばらく放っておくとドロドロ成分がなくなるとか何とか・・・要はトロトロになってしまうらしいです。
ドロドロな部分を味わうのがミソらしいですね。
その後、ギザ大地に向かいました。
途中、バスの中から撮った写真を一枚。結構な交通量です。
ギザは、そう、初日の夜に光と音のショーを見たところです。
昨夜訪れたときはもちろん真っ暗でよくわからなかったのですが、昼間訪れてみてその大きさが良くわかりました。
と言うか、これ使って寸劇やってたのか・・・
写真にしてしまうと、実感がわかないかも知れませんがクフ王のピラミッドは桁違いにデカイ。
なんと言うかムダにでかい。
手前に写っているバスとの対比で多少は大きさがわかるでしょうか。
また、この写真ではよくわかりませんが、頂上の部分に避雷針のようなものがあります。
これはもともとの高さを示しているそうです。地上160メートルほど。
この写真はカフラー王のピラミッドです。
上の方に白っぽい部分があるのがわかると思います。
これは化粧石とのことで、もともとはピラミッド全体がこれで覆われていたらしいです。
他のピラミッドも同じだとか。
メモしてたつもりだったんですが、うーん、残ってませんね。
確かモスク建築のためにほとんど持ってちゃったらしいですよ。
情報として怪しいので正確に知りたい方はネットで検索してみてください。
ピラミッド全景とスフィンクス。
この写真ではスフィンクスの目線の先に鳥が飛んでますが、実はこの視線の先、カイロ市内を向いてまして、正確に測定するとその先にはケンタッキーフライドチキンがあるらしいです。
昔、トリビアでやってたそうです。94へぇ。へぇーーーー。
お約束でラクダに乗ってきました。(笑)
ラクダだけに乗るのはラクダ・・・(ブリザード)。
えー。みなさんがものすごい勢いで遠ざかっていくのがわかります。
おーい、戻っておいでー。
ともあれ、でかい。(砂漠だけど)土地が余ってるだけのことはあります。
世界最大の名前は伊達じゃありません。
百聞は一見にしかず。
ぜひご自分の目で見ることをオススメします。
まだまだ続くよ〜