タイヤ交換の顛末記 by demeshin
寒いところにすんでいるものの宿命として、タイヤ交換なるものがあります。
凍結路を安全に走行するため、通常タイヤからスタッドレスタイヤに履き替えるわけですが ・ ・ ・
事の起こりは第2週の日曜日。
打ちの親父様が庭から呼びつけます。
何事かと見に行ってみると ・ ・ ・タイヤがものの見事にバースト状態。
庭においてあった鉄骨にぶつけたそうで、とても走行できる状態ではありません。
仕方がないので、タイヤ履き替え。
親父さんの車は7人乗りの3ナンバーなので、タイヤがでかい。
まあ、時期でもあるし、ここで履き替えるのは全然問題なかったんですが。
「なんか、違和感あるな ・ ・?」
とは思いながらもその日は何事もなく過ぎて行ったりしました。
で、翌週。
朝(というか昼ごろ?)目が覚めると雨。
「やばい、気温が下がればゆきになるかも??」
とおもって、あわてて自分の車とおふくろさんの車のタイヤ交換を断行。
まずはおふくろさんのタイヤ交換。
車が新しいせいか、タイヤも新品。
交換らくらく。空気圧もチェックして、まずは順調に終わり。
続いて、自分の車。
・・・・こいつが問題だったとは ・ ・ ・・
おふくろさんのお下がりのスポーツタイプの車に乗っているのですが、このタイヤがでかい。
しかも、車高が低いので、ジャッキかけるのも一苦労。
さらに、標準タイヤのホイルナットが特殊で、スタッドレスには使えないときてたり。
さらにさらに、前輪タイヤが密着よすぎて、バールでこじらないと外れないときたもんだ。
一本一本苦労してはきかえ、終わったのはすでに回りが薄暗くなってきたころ。
「さて、車を車庫に戻すか」
車に乗って、エンジンをかけ、ハンドブレーキをはずしてアクセルを踏む ・ ・ ・ ・あれ?
車が動かない。
もうちょっとアクセルを踏んで ・ ・ ・”ごりごり!”
「ぎゃ!!なんかひっかかってる??」
あわててエンジンを止めて、タイヤを確認すると ・ ・ ・ ・
ホイルがブレーキに引っかかってる??
なんと、親父の車に自分の車用のタイヤをつけてしまったらしく、ホイルスペーサでもつけないとサイズが合わない。
・・・・電気をつけ、元の夏用タイヤに履き替えることに ・ ・ ・・
このタイヤのホイールが曲者で、通常のホイルナットなら、締めていくことでホイルが定位置に
おさまるはずなのに、このナットは、まずホイルを定位置にしないとナットが締まらない仕組みになっていて ・ ・ ・ ・
はずすより倍近い時間をかけて、回りが真っ暗になるころやっと交換が終わりましたとさ。