上野公園珍道中(その1)  by 八戸宏

天高く青空が広がる10月のとある平日。

保育園をずる休みした息子Bをつれ東京は上野公園まで出かけてきました。

トオチャンのお目当ては上野の森美術館で開かれているダリ展
息子Bのお目当ては上野動物園

俺も連れてけとふくれる息子Aを小学校に送り出したら
カアチャンに駅まで車で送ってもらいます。

乗る電車はスーパーあずさ6号。

初めて特急電車に乗る息子Bはウキウキです。

しゃべっていないと死んじゃう息子Aに比べ、
息子Bは比較的無口。
その息子Bがホームで待っているときからしゃべりっぱなしです

電車に乗ってからも はしゃいでしゃべりまくる息子Bに、

一抹の不安を覚えたトオチャンでした。

そうです。上野公園に着くのは11時過ぎの予定なので
当然息子Bはお昼寝が出来ません。

生粋の幼稚園児 保育園児ある息子Bは、お昼寝無しだと
ある時突然親のいうことを全否定し始めます。

ま、ぐれるんですな。

そんなことになっては家庭崩壊ですので
あの手この手で寝かしつけようとしますが
初めての特急電車に興奮した息子Bは寝やがりません。

よっぽど頭の一つも殴りつけ気絶でもさせようと思いましたが
それでは新聞沙汰になり これも家庭崩壊になるのでグッと思いとどまります。

で、結局寝たのは電車が八王子を過ぎてから。

へっ、結局は寝るんじゃん。
しょせんは幼稚園児 保育園児よの〜、ホッホッホ。

そんな二人を乗せたスーパーあずさ6号は副都心を目指します。

新宿に着いた息子B、あくびをしながら物珍しそうに周りをキョロキョロ。

こら、田舎ものと思われるからやめなさい!!

といいながら写真をバシャバシャ撮っているトオチャンは
田舎もの丸出しでした。

中央線、山手線と乗り継ぎ
人の多さにビビリまくる息子Bを引きずりながら

何とかやっと上野駅に到着。

フー。

ということで続く・・・。