Demeshin 's Personal Weblog

この痛ＰＳＰ、結構あちこちのＨＰで作成されている方がいらっしゃいます。
型紙配布されている方も結構いたりして、知っている人には市民権を得ているみたいな。
で、ＰＳＰの別売り透明カバーを利用して、"なんちゃって痛ＰＳＰ"なんてのもあったりします。
私も実は、なんちゃってのほうは今までもやっていたりします。
で、なぜ今までなんちゃってどまりだったかというと。
うちのプリンターって、レーザーなんですよね。
あちこちのＨＰで紹介されているラベル用紙は、インクジェット用。レーザー対応になると、強力粘着タイプのものばかりで、一度張るとはがれにくいものになっちゃう。
ちょっと躊躇するものがありました。

で、たまたま部屋を片付けていたら、こんなものが出てきたんですよ。


















レーザープリンタ対応の透明フィルムシート。プラス株式会社のWT-230Cというやつです。
もともとはトレーシングペーパーに書かれた図面に、印刷物を貼り付けたいときに使うものなのですが、ＣＡＤに移ってからはほぼ必要がなくなり、ずっと本棚の片隅にほっておかれたままになっていたのでした。
どうせ使う予定もないし、いっそのこと痛ＰＳＰの素材にしてしまおう！

さて、とりあえず私は、2000と3000の２台のＰＳＰを持っているのですが、痛用型紙はそのほとんどが2000用。
気に入った素材を元に3000用を作ってみました。

素材はこちら。















私の大好きな絵師のmutukiさんの絵を無断借用^^;
これに、ＰＳＰ用マスクをかぶせていきます。

というわけで、とりあえずマスクの作成。
スキャナでＰＳＰを取り込みます。











で、不必要な部分を丁寧に削り取っていきます。











実はＰＳＰ3000は両側が2000よりきつくなっているため、このままだと両側の隙間がかなり大きくなってしまいます。なので、両側のＲの部分を、気持ち横に広げておきます。
ただし、右側の電池ケースのつめが意外と大きく、底面にまでかかってきているので、右側はあまり広げすぎないようにしています。

透明フィルムのいいところは、中央のリングに沿って切り取らなくても、きちんと透けて見えること。（白い部分は、本来紙の色が透けて見えるので、透明フィルムだと下地の色が見えます）
その代わり、SONYやUMDの文字も透けてしまうので、結構シビアに白抜きしておかないとずれてしまいます。
拡大しながらちまちまとマスクを作っていきます。















で、とりあえず印刷。















用紙の下半分を切り取って、保護用紙代わりに上半分に貼り付けててみました。















重ねたときに空気が入ってしまい、空気抜きにだいぶ苦労してしまいました。

で、枠に沿って切断。















こいつをＰＳＰに張るわけですが、Ｒの部分をぎりぎりまで広げすぎたせいか、両脇の端っこがうまくくっつかない。
そうこうしているうちに･･･















orz

熱に強い透明フィルムのせいか、トナーののりが今ひとつのようで、保護のために張ったほうの粘着面にみんなくっついてはがれちゃいました････

仕方がないので、保護膜はなしという方向で、もう一度やり直し。















両脇は気持ち詰めてみました。
保護膜に使わないので、１枚だけの印刷ではもったいない。某ＨＰから拝借してきた、2000用の台紙も一緒に印刷しました。















きれいに切断します。
保護フィルムがないので、トナー面が直接出てきます。















ＰＳＰに貼り付けて完成〜〜
ＳＯＮＹ、ＵＭＤの文字はうまい具合に抜けています。
残念ながら、真ん中のＰＳＰマークが若干ずれてたりします。これなら、ＰＳＰマークはいらなかったかも。
丸いリングはうまく抜けました。本来のピカピカ感が出ていてＧＯＯＤ！















拡大するとこんな感じ。
羽の白い部分は、本体のシルバーが透けて見えてます。リングの反射面もきれいに抜けています。
なんというか、直接ＰＳＰに印刷したような雰囲気に見えます。

ついでにＰＳＰ2000のほうも張ってみました。
こちらは張る前。















透明ケースの中に、なんちゃって痛ＰＳＰの台紙を入れてあります。















こちらが張った後。
こっちは下地がフェリシアブルー（だったかな）なので、ちょっと青味がかった雰囲気が出ています。
端のほうから張っていったら、シール位置がずれてしまいました。リングのずれがむごい･･･orz
中央のリングに合わせて張っていけばうまくいきそうですが。

さて、このフィルムですが、やはりトナーの定着がいまいち弱いようで、つめでこすったりするとぽろぽろと取れてしまいます。
トナーが濃ければ濃いほど取れやすいように見えます。
このリングのずれを直そうとはがしてみたら、定着し切れていないトナーがぼろぼろと剥がれ落ちてしまいました。
で、残った一枚を、トナー再定着処理をしてから貼り付けてみました。



















こちらは薄めの色の印刷のためか、トナー再定着処理のためか、ちょっとこすったくらいでは色がはげません。
しかも、薄い色のために、全体的に下地が透けて見えるので、それこそ本体に印刷した感がバリバリで具合がいいです。
ちょっとお気に入りの一品になってしまいました^^;

というわけで、今回作った台紙がこちら。













先ほども書きましたように、元絵を無断使用していますので、転載禁止の方向でよろしくです。（転載するやつなんていないか^^;）
今回の用紙は透明フィルム用ですので、リング部分が白抜きになっています。インクジェット用紙で使うのであれば、ちょっと加工が必要かも・・・（ちなみに600ＤＰＩです。）

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