Demeshin 's Personal Weblog

Pandoraバッテリーを作る！！

久々の改造記事は、PSPがらみだったりします。
いまさらながら、かっちゃったんですね～PSP

なぜかって？
こんなもんを本体より先に買っちゃったから^^;

さて、PSPといえば、ちまたではCFW（カスタムファームウェア）を入れて遊ぶのがはやっています。
PSP CFWでググれば、それこそ数え切れないくらいの改造記事が出てきます。

ただし、CFWを入れるためには、初代PSP（FWバージョン１．５）があるか、もしくはとあるゲームのバグを利用するか。
もしくはPandoraと呼ばれるバッテリー改造をするか。の３択に迫られることになります。

しばらく前までは、Pandoraバッテリーを作るために、CFW導入済みのPSPがいるという、卵と鶏状態に陥っていたのですが、
バッテリーを改造することによって、ハードウェア的にPandoraバッテリーを作る記事を見つけまして。
早速やってみました～～～（日本のサイトでハード改造した記事が見当たらなかったので、ようつべのムービー見ながら・・・）

バッテリーはSony純正品。新型PSP用は薄く軽くなっています。そのぶん改造には不向き。
でもまあ、経験と勘でがんがんばらしていきます。

ほそいマイクロドライバーでこするように削っていきます。黒い粉がぼろぼろ落ちてきますが気にしない。
ただし、この方法だとあまりきれいな仕上がりにはなりませんが・・・・

少し削っていたら、すごくあっさりと切れてしまいました。
これは怖いです。変に力を入れていたら、リチウムイオンバッテリーにドライバー串刺しになるところ。
殻割に慣れていない人はやるべきではなさそうです。この記事のまねをして、事故を起こしても当方は一切関知しませんので。

で、４面をゴリゴリと削って、大体切れたところで、おもむろにぐいっと引っ張ってからを割って・・・・

やっちまったorz

今回のタイプは基盤がバッテリー上面についているものだったのですが、無理に引っ張ったためバッテリーの接続部が切れちゃいました。
これ、すごく弱々しいので、注意しないと（後の祭りorz)

やっちまったものはしかたがない。後で何とか考えるとして、作業を先に進めます。

改造ポイントはこのチップ。５番ピンをうかすだけでOK

拡大するとよくわかりますが、ICについている丸印が１番ピン。そこから数えて５本目のピンを切断します。

切断したところ。よく見ると５番ピンが切れています。
カッターで軽く力を入れながらきれば簡単に切れます。力を入れすぎると、基盤に傷をつけたり、ほかの足を切っちゃったりしますのでご用心。

ここまでできれば改造は終わったようなもの。さっききってしまったバッテリーの接続部を仮止めし（半田付けしようとしたんですが、無理でした。仮止めしておいてケースでおしつけちゃいます）、ばらしたふたをのせて、周囲を接着。
今回もいつも利用しているプラリペアを使いました。こいつは固まるまで多少の時間がかかるので、固まるまでビニールテープでぐるぐる巻きにしておきました。

完成するとこんな感じ

普通に作っても面白くないので、ちょっとだけいたずら。
真ん中の赤いの、わかりますか？
先ほどきったICの足とその半田面からケーブルを出しておいて、コネクタをつけてみました。
これをつけておけばふつうのバッテリー。はずせばPandora。
これ、具合いいですよ～。メモリカードも、Pandoraバッテリー刺してなければ普通のメモリカードと同様に使えます。

実際に動かしてみたのがこちら。